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最強の錬成職(仮)  作者: ShinoNaki
第一章 プロローグ
59/79

一周年記念 記憶

始まるよ~

—――この世界には、生き返りがある。この世界に住む限り、一度だけ生き返ることができる―――





























「あぁ~。この迷宮に来てだいぶ経ったけど、いまだに魔物に襲われることがない。やはり、神であるのかが重要ってことなのかな?」


神滅のダンジョンの中でつぶやく。神滅というだけあって、本当に神に対してだけにしか敵対行動を示さない。俺が攻撃を仕掛けても、軽く反撃をしてくるだけだ。だから簡単にレベルアップできる。あの国王はむかつくが、この迷宮に追放してくれた点に関しては評価してやろう。


「それにしても、結構レベル上がったな。あっという間に100を通り過ぎて、そろそろ1000か」


俺はぽつりとつぶやく。なんか、レベル上限が100だと思っていたのに、101になった時の驚きよ。目ひん剥いたわ。


[私のデータにもレベル100以上のことについてはほとんど存在していません。まさしく未知の領域です]


ワーシャの声が響く。なんか固いんだよな。こいつ。


「ワーシャさんよ。その喋り方、どうにかしてくれないかな?」


[どうにかとはどういうことでしょう?]


「なんかこう、硬いんだよ。ため口で話してくれないかな」


[善処しますが、マスターはマスターかつマスターであるからして、難しいと思われます]


とりあえず、マスターはマスターなので難しいということか。よくわからん。

どちらにせよ、今のままではワーシャがため口になるのは難しいということか。


「…まあそのうちどうにかするか。とりあえず、レベル上げの続きでもするか」


俺は魔物探しを再開した。しばらく迷宮内を進んでいると念願の魔物に遭遇した。二足歩行の巨大な魔物だ。特徴は目玉が一つしかない。いわゆる、サイクロプスだ。その手には斧がある。


「鑑定。やっぱりか。シン・サイクロプスだ」


この迷宮の魔物には、名称の前後にシンが付くものが多い。罪を犯した者たちに裁きを下すからか?だったらジャッジメントでは?とか思わなくもないが、いちいち考えていてもしょうがない。俺は手元に杖を召喚して詠唱を始める。


「『風の聖霊よ その身に宿りし力を我に貸し与えたまえ 我 その力をもって 敵を討たん』風属性魔法風空間(ウィンド・フィールド)!」


あたり一面に風が起こる。風といっても、そよ風のような生易しいものではない。巌も切断できる威力の風だ。俺を中心にそれが渦巻き、シン・サイクロプスに襲い掛かる。奴は、斧で身を守ろうとするが、風空間の範囲内に入ってしまっている以上、どこからでも風を発生させられる俺にかなうはずもなく、上下左右あらゆる方向から切り裂かれる。


「そのその決めさせてもらうぞ。彗星之雨(コメット・レイン)はここだと使えなさそうだから、『土の聖霊よ 我に力を貸し与えたまえ 我 その力をもって 地を満たさん』土球(アース・ボール)『雷の聖霊よ 我に力を貸し与えたまえ 我 その力をもって 我が前に立ちふさがる障壁を撃ち抜かん』雷属性魔法荷電粒子砲(マイクロ・ガン)


土球によって生成した土の塊を、荷電粒子砲で高速で打ち出す、必殺の一撃だ。もちろん相手は死んだ。


「神滅のダンジョンとか言ってる割に、俺でも倒せるよな。経験値も多いし、レベルがガンガン上がっていく。っとこれは」


ステータス画面を開いてみると、


条件を達成しました。神化しますか?  YES/NO


という文字があった。もちろんYESだ。今の俺でも十分相手ができている。神化したら余裕だろう。


本当によろしいですか?  YES/NO


最終警告みたいな文字が浮き出る。だから、YESだって言ってるだろ!


俺がYESを選択すると、ステータスの表示が変わり、同時に俺自体の魔力の質が変わる。それこそまさに神々しい魔力だ。これが亜神ってやつか―――






「ーーー大ーー夫ーか!?大丈夫ですか!?」


ここは…迷宮の中?なぜ、俺は寝ているんだ?この女性達は誰だ?


「よかった、目が覚めたんですね。私は、クレアーレです。ここは安全なので安心してください」

「私は、スクルトシ。ほんとにびっくりしたんだから。どうにか運んだけど、本当に大変だったわ」


もう一人いるけど、クレアーレと名乗った女性の後ろに隠れている。いつの間に気を失ったのか俺はわからないが、この人たちが助けてくれた、というわけか。


「ありがとうございます。俺は、星守司と言います」

「それじゃあ司君と呼ばせていただきますね。司君はなぜこのような場所で倒れていたのですか?」


クレアーレが問いかけてくる。なぜ、か。


「ちょっと追放されて、間違えてという定で、この迷宮に転移させられた」

「姉さん!こいつ説明下手よ!」


スクルトシがクレアーレに向かって叫ぶ。誰が説明下じゃ!というかその姉妹なの!?似てませんけど?


「まあまあ。とりあえず、不幸な目にあったことはわかりました。提案があるのですが、私たちとともに行動しませんか?」


クレアーレが問いかけてくる。

そうだな、それも一つの案かもしれない。いくら神になったからと言って、俺一人でできることには限界がある。三人と行動すればそれこそ、盤石盤石ぅ!という奴だろう。


「そうだな。ここで会ったのも何かの縁だ。同行させてくれ」

「ありがどうございます。それでは、改めて自己紹介させていただきますね。私は魔族のクレアーレと申します」

「同じく、魔族のスクルトシよ」

「…ちょっと待て、お前ら魔族か!俺を手ごまに人間を滅ぼす作戦か⁉どちらにせよ、ここで殺す!」


魔族となれば話は別だ!魔族は人類の敵!一匹残らず殺してやる!


「ちょっと待ってください!一回話を聞いてください!どちらにせよ貴方じゃ勝てませんよ!」

「姉さん!それ、相手煽ってる!めっちゃ頭にくるやつ!」

「そこまで言うなら、俺の最強の一撃を食らわせてやる!錬成神!神雷!超速超電磁砲(ハイ・レールガン)!」


錬成神を使い固定砲台型の超電磁砲を生成し、超重量の弾丸を生成し、ありったけの魔力を込めた神雷で加速し、打ち出す。その威力は、核に匹敵するだろう。俺は、弾丸を魔族どもに向けて打ち出す。急激な魔力の減少でふらつくが、魔族は今頃塵も残っていないだろう。


「ふ~。少しだけびっくりしました。さすが異界の技術ですね」

「口ほどにもなかったわね!」


土煙が晴れると、無傷の魔族どもが立っていた。


「…な、ぜ」


頭が働かない、魔力を使い過ぎた。クレアーレ近づいてくる。どうにか体を動かそうとするが、全く動かない。なるほど。魔力がないとこんなにも動けなくなるのか。

直後、俺はまた意識を失った。


「…うぅ。知らない天井だ」

「余裕があるみたいですね」

「はっ!魔族ども!今度こそぶっ飛ばす!」

「姉さんの話を聞きな!さい!」

「あでっ!」


俺が再びクレアーレに向かって殴りかかろうとすると、スクルトシが脳天に拳を振り下ろしてきた。これ絶対たんこぶできた。


「…しょうがない。少しだけ、話を聞いてやろう」


とりあえず今のままでは勝てなさそうなことがわかった。話を聞くふりして、隙を探すことにするか。


「ありがとうございます。それでは、昔話から始めましょうか―――



なるほど。そういうことだったのか。だから、か。


「話は分かった。その話を信じよう。あなたたちの言うことが本当なら、すべてのことに話がつく」

「ご理解いただきありがとうございます。それでは、あなたにはこれから強くなってもらいます」

「それは全然いいのだが、その人間の少女って結局誰なんだ?」

「…それは、まぁ良いでしょう、この子の名前は、ルビーです」

ご視聴ありがとうございました。よろしければ、感想や改善点などありましたら、ぜひ、ぜひぜひ!お願いします。

次回:『はかいごーかい』お楽しみに!(題名は変更する可能性が90%です)

追記:大切なお知らせがあります。https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/2489120/blogkey/3227873/

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