第五十五話 帝都大会本戦
始まるよ~
「これから帝都大会本戦を始めます。まずは、帝王、ルビー様のお言葉です。ルビー様、よろしくお願いします」
ステージにルビーが現れる。後ろにはライガがいる。おそらく護衛だろう。ルビーはマイクをとり、しゃべり始める。この世界にマイクあったんだ。
「まずは、お集りの皆さん。わざわざお越しいただきありがとうございます。このように無事にこの大会を開催できるのも、皆さんのおかげです。その事にも感謝を述べたいと思います。んっん。さーて、堅苦しいのはこれくらいにして、あとは思う存分盛り上がろ~!」
歓声が上がる。空気が震えるくらいに声を張り上げる。始まる前から喉がピンチな人が続出だ。
ルビーがステージから降りると、司会が再びしゃべり始める。
「それでは、わたくしから大会のルールについて説明させていただきます!」
いつものように割愛だ。
1,予選と同じように、ペア同士で戦う
2,違法な行為以外は何をしてもよい
3,場外になる、又はペアの両方とも気絶などの原因で戦闘不能になれば敗北となる。
ざっとこんなもんだな。予選と変わりない。
「そして!なんと今回は、新企画!国別トーナメントを開催いたします!」
らしい。俺はルビーから事前に聞いていたが、ほとんどの参加者は初めて聞いたらしい。なんだそれ?とつぶやいている人がほとんどだ。
この帝都大会は、様々な国で予選を行っている。その国の出場者を一つのチームと見立てて、国別のトーナメントを実施する。らしい。よくほかの国から許可が下りたな。どうやらこれは総当たり戦らしい。これによって表彰されることはなく。いわゆるエキシビションマッチのようなものらしい。本線が終わった後にやるらしい。参加は一応自由だそうだ。もちろん俺は参加する。
「それではさっそく始めていきましょう!まずは第一回戦!帝国代表、転移者である光輝様と達也様のペア対、獣国代表、レオン、ガオウペアの対戦です!どちらも優勝候補となっています!白熱の予感です!」
司会が高らかに宣言するると、天道と大道が最初に出てくる。相変わらずだな。反対側から二人の獣人が出てくる。二人とも男性だ。耳やシッポの形をみるに、二人とも虎系の獣人だろう。武器は一切所持していない。拳で戦うスタイルか。支援が~とか、援護が~とか一切考えていないんだな。それでもここまで来ているということは、それなりにできるということだろう。
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次回:『これが私の』お楽しみに!(題名は変更する可能性が90%です)
追記:あと七日




