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シャリアンの詩集

作者: 沙 励按

生まれては消えていく雫

掻き集めて大きくするのよ

前髪から垂れていく雨雫

君の無邪気な視線


このまま

大きな流れに身を任せ

来年はまだ覚えているかな

不確かな未来


君が雫をくれるなら

僕がそれに映すから

君はそこから覗いたら良い


生まれては消えていく雫

集めたら強くなるのよ

雨に晒され濡れた背中

君の指先には集めた光


こうやって

止むことのない時の風に消され

再来年もまだ思い出せるかな

生きていく闇夜


君が雫を落とすなら

僕がそれを集めるから

君はその光を眺めればいい


僕からは見えなくても

きっと 見ていてほしい

たくさん集めた雫に

君への視線を集めてほしい


僕は大きく

僕は力強く

生きていくよ


最後まで読んで頂きありがとうございます。


何か感じるものがありましたら、評価や感想などで教えて頂けると、大変喜びます。


宜しくお願い致します。

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