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ミリオンクォータ  作者: 緑ネギ
1章
30/321

第30話 解放への道筋

 昼食中のフリッツをアルベルトと共に見張り台で待つ。先程は魔物の襲撃が発生し俺は鐘叩きの役目を全うした。西区へ侵入した魔物はCランク大型のクリムゾンベア。雨上がりの精霊石拾いと思われる冒険者が引き連れてきたのだ。


 その巨大な魔物をもろともせず西区の住人は迎え撃つ。熟練した連携は見ている間に決着をつけた。完璧な対応と言っていいその光景を、高い位置から目撃した経験は大きな財産になる。この西区にも避難部屋があれば子供らの教育に貢献すること間違いなしだ。


「待たせたな」

「おー、親父」


 フリッツが来た。


「エリーゼは16時前に来るから、じゃ頼んだ」

「ああ」


 アルベルトが立ち上がった椅子にフリッツが座る。


「さっきの冒険者、怪我してたみたいだけど」

「既に治療を終え自ら歩いている」

「それは良かった。にしてもやっぱり来たね」

「想定内だ、皆もそのつもりで構えている」


 確かに雨が上がったらそろそろと思うか。


 カンカン! カンカン! カンカン!


「また魔物だ」

「北区か。大型が動けばその他も動く、ベアに押されて出てきたのだ」

「押されて?」

「西の森をベアが進むことによって南北に魔物が割れる。その影響で北側の魔物が一時的に増え、幾らかが村に押し出された格好だ」

「はーなるほど」


 そんな魔物同士の関係があるのか。


「魔物に縄張りとかあるの?」

「あると言われている」

「へー」

「巨大な魔物はそれだけ多くの魔素を必要とする。魔物の密度が高ければ魔素の取り合いとなり大型は小型を蹴散らす」

「魔素の奪い合いか」

「時には魔物同士で殺し合う」

「うはー」


 弱肉強食っぽいことが魔物社会でもあると。


「殺した魔物の血肉が昇華する時、その魔素を吸い込むことで魔物はより強力になると言われている」

「なら呼吸器系の内臓はあるんだね」

「うむ。しかし消化器系は無い」

「あらー、まあ何も食べないから当然か」

「脳神経はある。だが痛みは感じない」

「それはやっかい」


 痛覚が無いなら激痛で怯まない。かまわず動き続けるのか。


「ただ筋肉の収縮には神経が作用しているため、それを切断すれば該当部位の動きは止まる」

「さっきのベアも片膝突いてたよね」

「しかし切断個所は短時間で再生する、すぐ動き出すのさ」

「うわ! だから畳みかけてたのか」

「その通り」


 再生するって面倒なやつらだ。


「ただ部位ごと切断すれば再生はできない。首を落とせば確実に倒せる」

「でもさっきのベアは首が繋がったままだよ。どうして倒せたの?」

「首筋の動脈を切ったからだ。もちろん短時間で再生するが他にも深い傷が多く再生が間に合わなかった」

「はー」

「頭にも矢と剣が入っていたため脳の損傷が大きく統率が機能しなかった」

「じゃあ共通の弱点は頭と首なんだね」

「うむ」


 その辺は生物っぽいな。


「心臓もあるにはあるが深部に位置するため武器を通すにはかなりの腕前が必要だ。加えて魔物への密着は危険も伴う」

「なるほど敢えて心臓を狙う必要はなさそうだね」

「その上、同種でも個体によって少し心臓の位置が違う」

「うは、じゃあ心臓は攻撃目標と考えないでいいね」


 割といい加減な作りなのか魔物は。いや意図的か、弱点だし。


「ちなみに魔石は必ず心臓近くにある」

「なら魔石の位置が正確に分かれば心臓の位置も分かるね」

「ワシの知る限りその様な手段はない」


 あったら便利なんだけどね。大型の魔物は大抵頭の位置が高い。従って狙う為には体を駆け上がったり、高い位置から飛び降りたりと工夫が必要だ。それに比べて低い位置にある心臓を潰せば大型でも1撃で倒せるのではないか。


「それにしても流石、詳しいね」

「当然だ。でなければ教官は務まらない」


 剣の訓練もだけど魔物の知識が豊富なフリッツは心強い存在だ。


「俺ちょっと提案があるんだ」

「なんだ」


 先程アルベルトに話した西区城壁における避難部屋計画を伝えた。


「確かに目の当たりにすれば子供でも魔物戦闘を理解し易い」

「問題は今からひっくり返せるかだ」

「東区の実績は領主も把握している。もうカルニンとサガルトは全域が部屋付き城壁と聞く」

「えー、じゃあ北区ができたらウチだけになるの」

「そうだな」


 開発した順番とは言え、どうにかならんか。


「今すぐ必要である理由が欲しいな。例えば将来有望な子供住人の教育には欠かせないと」

「それは……」

「魔力操作が洗礼後数日にも関わらず既に大人並みである逸材、いいと思わんか」

「俺か」

「そういうことだ」

「まあ俺が思い付いたことだし実現へ役立てるなら構わないけど」

「エドもいる。彼の頭の良さは村でも1番だろう。いやお前がいたか」

「俺は中身が大人だ」

「皆の前では子供だろう」


 ふむ、或いは俺自ら避難部屋の必要性を理路整然と語れば説得できるか。


「だったら俺やエドが領主に会うの?」

「領主でもいいが側近や村の担当者でもいい。要は権限を持つ者に必要性が伝われば」

「そうか……フリッツは伝手があるの?」

「無論だ」


 流石、人脈広そうだもんね。


「この件はワシに任せろ。明日、操石士と一緒に関係者も来るからな」

「分かった」

「ところで剣の訓練は今日からでいいか」

「もちろん!」


 来た! あまり厳しいのは勘弁だけど早く解放する為には仕方がない。


「では夕食後にノルデン家へ行く。風呂が早まって時間を持て余しているはずだ」

「確かに丁度いいね」

「その訓練後の疲労具合から今後の方針を決める。いいな」

「分かった!」


 疲労具合……絶対追い込んでくる気だ!


「さて何が解放の条件か」

「うん、それが分かればね」

「……1つ、可能性が高い訓練はある」

「え、ほんと?」


 なんだ、あるのか。


「実戦だ」

「え」

「養成所の訓練で伸びが悪くとも魔物の実戦を経験して見違える成長を遂げた例も少なくない」

「それはまあ」

「言っただろう、剣技とは実戦で覚え、実戦で磨かれる」

「そう、だったかな」


 ふーむ、つまりは命懸けで戦う環境でこそ真の力が発揮されると。でもそれって訓練じゃないよね?


「そうだとしても子供は実戦参加できるの? 武器を持つには早すぎると思うけど」

「そんなことはない。世の中には若くから才能に恵まれた者も多くいる。また騎士家系に生まれれば、将来を期待されて早くから武器を持つのだ」

「ふーん」

「東区にもいるぞ、9歳だが戦闘に参加している」

「え!」

「と言っても村の魔物対応ではなく、もっと低ランクの魔物が出るところだ。村から町へ続く街道があってだな、お前は地図を持っているから分かるだろう」


 街道……南へ延びて、途中から南東へ曲がり、その先がゼイルディクの町だよな。


「その街道沿いに騎士団監視所がある。そこを拠点に町の才能ある子供らと魔物討伐訓練を行っているのだ」

「へー!」

「もちろん洗礼を終えた8歳以上の子供だ。大人も同伴するため何かあった時は対応できる」

「でもさっきみたいな大型は流石に厳しいんじゃ」

「その辺りはFランクの魔物ばかりでEランクでも下位が中心だ。稀にガルウルフやキラーホークが出る程度と聞いている」

「弱い魔物ばっかりか」


 考えてみれば出現する魔物のランクが偏っていてもおかしくはない。Fランクとはギルドの壁で見たヘルラビットを含む格付けか。クラウスの言っていたガルウルフが小さい方とは村基準での話なのね。


「興味が湧いてきたか」

「まあ多少は。でも身体強化が少しの時間しか持たないよ、そもそも武器を所持してないし。んー、実戦はもうちょっと先でいいかな」


 弱くても魔物だ、怖いよ。


「それでも英雄か?」

「いつか言われると思った」

「ははは」


 そうやって煽ってヤル気を引き出す思惑だろうがその手には乗らん! 順番というものがある。


「でもそんな都合よく弱い魔物ばかりがいるものだね」

「この村があるからだ」

「そっか!」

「Eランク上位以上の南下をここで食い止めている。以前はその監視所付近に様々なランクが混在したが、調査の結果、村周辺の森から特定ランクが移動していると判明した」

「ほほう」

「訓練討伐用に整備した森はF~Eランク下位中心と確認されている」


 なるほどね、訓練用に魔物ランクを調整したと。村に低ランクの魔物が来ないのも元々周辺に湧かないからか。


「戦わずとも同伴すれば意味はある。同年代の才能ある者と親交を深めてはどうだ」

「まあ戦わないのなら選択肢か。ただ交流するにも俺だけ中身は大人だよ」

「子供なりの戦う理由を知ることも大事だ」

「そうかも」

「同年代と言えば、お前はミーナをどう思っている」

「……正直言うと保護者感覚で向き合っている」

「はっはっは! 本人が聞いたら辛いな」


 仕方ないだろう。前世では同年代の娘がいたし。


「孫を思う気持ちは分かるが俺に恋愛感情は一切ない。ついでに性欲も湧かない」

「ふはは。だが見ての通りお前に夢中だ、今後も仲良くしてくれ」

「なんとか傷つけないように接してみるよ」


 ミーナはいい子だからな。悲しむ顔を俺も見たくはない。


「それでどうだ? 訓練討伐に同伴してみるか。もちろんワシも一緒に行く」

「分かった、行ってみるよ。フリッツがそこまで勧めるなら。俺だって早く解放したいのが本音だし」

「よし決まりだな。とは言え手続きがある、明日ギルドと騎士団へ一緒に行こう。その前にクラウスとソフィーナだな」

「そうだった!」


 恐らく許可するはず、クラウスは魔物に早くから慣れる環境に理解があるし。ソフィーナの考えはどうかな。まあ弱い魔物ばかりでフリッツも一緒なんだ。


「訓練討伐に参加する理由としては祝福の儀に向けての特訓とする。祝福は知っているか」

「うん、14歳の誕生日以降に受けられる儀式で、洗礼で無かったスキル習得を目指すから、相当の訓練が必要と聞いたよ。それでも祝福でスキルを授かる保証はない」


 洗礼後に祝福も選択肢だったが、よく考えれば神が俺を祝福なんてしない。だから前世の知識で財を成す生き方に変えた。そうまずはストーンペーパー絡みを目指そうと。


 でも英雄の力の封印を知り、その解放に目標が変わった。たまたま魔力操作に秀でていたので身体強化含めて伸ばそうと剣の訓練を開始。実際は解放のためだ。


「リオンは魔力操作に長けている。しかしそれだけで討伐参加は根拠に乏しい。ワシは洗礼結果を知らない体だ。リオン自ら祝福でのスキル習得を目指して取り組むとして欲しい。ここでの話で訓練討伐の存在を知り、参加したくなったと伝えてくれ」

「分かった、じゃあ夕飯の後に話してみるよ」

「それで許可が下りればすぐウチに来い。ワシが説明に向かう」

「う、うん。でも随分と展開が早いね」

「遅くする理由はあるか」

「いえありません」


 なんだかうまく丸めこまれた気がするけど、まあいいか。フリッツは良かれと思って知恵を出している。俺も早く強くなって両親の喜ぶ顔が見たいし。


「そうだフリッツ。ここでの会話内容を誰かに聞かれた?」

「いいや。ああ合わせておく必要があるな」

「そういうこと」

「なら午後からの内容にするか」

「それで頼む」


 小さな懸念だが何を怪しまれるか分からない。尤もフリッツと1日一緒で既に怪しいが。


「15時40分か。お前は家に帰ってクラウスと風呂に行け」

「うん」

「では夕食後」

「分かった」


 城壁を下りて家に向かう。


「ただいま」

「帰ったな、準備できてるぞ」


 クラウスと北区で風呂を済まし西区に戻り食事となった。


「昼から資材を少し持って来たようだな」

「浴場が先みたいね」


 建物は食堂の方が大きいから後回しか、まあ食事も出来てるし。風呂が先なのはありがたい、往復30分近くの距離はやっぱり遠いからね。


「今日俺、鐘叩いたよ」

「やっぱりそうか、鐘鳴ってるのにアルが外でいたからな」

「4回はあんまり聞かないね」

「大型だからな。クリムゾンベアなら3体、いや4体か、そんぐらいなら応援要請だ」

「それか同時に沢山の魔物、そうね50体くらいかしら、それも応援要請ね」

「ふーん」

「でも実際、応援要請の基準が昔より上がった気がする。そりゃ俺らも強くなってるし、東区は住人自体が多いからな」


 要請での東区参加は大きい。それは逆に大型でも数が少ないと呼び辛い。先日のワイバーン級は該当するとしても要請規模をどこで線引きするかは難しいな。


「10日くらい前の北区の要請だって人数かなり余ってたぞ」

「3カ月前は東区が要請出したって聞いたよ」

「そうだ、マンティスな」

「東区が手に負えないってかなり危険な魔物なんだね」

「マンティスもそうだが他のベアやらウルフやらが確か70体は超えてたな、総数が多かったのさ」

「あーそう言うこと」


 大型混在で数も多ければ人手が必要だ。


 食事を終えて居間に座る。


 さて訓練討伐のことを話すか。


「父さん、母さん、話があるんだけど」

「なんだ」

「なあに?」

「俺、祝福でのスキル取得を目指して剣の訓練を頑張りたい」

「おお、そうか」

「そのために訓練討伐に参加したい」

「訓練討伐? この辺であったかな、母さん知ってるか」

「いいえ、知らないわ」


 あらそうなの。まあいいか。


「今日先生に祝福を目指すためにいい方法は無いかって聞いたよ。そしたらその訓練討伐を教えてくれた。詳しいことは先生から説明してもらえるけど呼んできていいかな」

「構わないが夜だぞ、いいのか」

「うん、じゃ行ってくる!」


 レーンデルス家に到着。


「こんばんは!」

「来たか。おおい! ノルデン家に行ってくる!」

「あん? 出掛けるのか親父、分かった」


 奥から顔を出したアルベルトが応えた。


「夜分じゃまするよ」

「いらっしゃいフリッツ」


 居間のソファにクラウスとソフィーナ、机を挟んだ向かいに俺とフリッツが座る。


「リオンから祝福を目指すと聞いて訓練討伐を勧めた。村の近くに専用の森があるから2人に説明しよう」


 それから騎士団監視所近くの森、東区から1人参加、大人同伴、魔物のランク等々、見張り台で聞いたことを話した。


「なるほど、あの街道が曲がっている辺りか」

「この村の近くにもあったのね」

「リオンは行きたいのか」

「うん」

「そうか……」


 どうかな。


「まだ早いと思うが祝福を目指すなら最適な環境だろう。しかし俺や母さんは一緒に行けない。1人での参加は正直心配ではある」

「私も。町の学校とは全然違うから」

「ワシが行く」

「え!? いや流石にそこまで面倒見てもらうのは悪い。フリッツも暇ではないだろう」

「構わん。リオンは類稀なる逸材と見た。ならば正しく伸ばして当然、ワシは才能ある子を導く役目だ」


 うーん、フリッツの言い分も分かるが、同じ西区住人でも他人にそこまで頼っては申し訳ないと思うだろう。


「指導者だった心意気か。なら謝礼を出す、仕事として受けてくれ」

「そんなものは要らん、ワシの勝手だ」

「いやしかし……」


 ああーややこしい話になった。フリッツも貰えばいいのに。


「ワシはお前たちの大事な子を預かる。それを許す理解ある心を謝礼として受け取る。これでいいか」

「……負けたよフリッツ、リオンを頼んだ」

「ソフィーナもいいか」

「いいわ。その代わり絶対守って」

「命に代えても」


 ほっ、まとまったようだ。2人が折れた感じだけど。


「では明日、冒険者ギルドと騎士団出張所で手続きをする。すまんがどちらか同伴してくれ」

「俺が行こう」

「では朝食後に訪ねる。じゃましたな」


 フリッツは去った。


「ふー、フリッツのリオン熱は思ったより高かったな」

「相当入れ込んでいるみたいね」

「ごめん、俺がくっつき過ぎたかな」

「フフ、どうせ見張り台で一緒に行く話を詰めてたろう」


 ギクッ!


「フリッツと一緒なら何も心配いらない。訓練討伐、行けばいいさ」

「ありがとう、父さん、母さん」

「でも大変よ、リオンは頑張れる?」

「うん、頑張る!」

「よし、じゃあそのうち武器も必要だな。いつまでも見学ではいけない。それに身体強化の訓練はウチでやるぞ。逃げ足を鍛えるんだ、いいな!」

「分かった!」


 そうだ逃げ足だ。それさえあればいざという時どうとでもなる。


「フリッツに洗礼結果は伝えてあるのか」

「いや伝えてないよ」

「そうか。まあ既に魔力操作は大人と同じ、それでいけると踏んだか。剣技は無くても身体強化で戦えるが相当キツイぞ」

「う、うん、頑張る」

「祝福を目指すならそのくらい必要かもな。訓練討伐は正にうってつけか」


 訓練ではなく実戦だ。嫌でも鍛え上げられる。


「まあ祝福まで6年ある。ずっと気を張っては続かないぞ」

「うん」

「難しいなら止めてもいいのよ。リオンなら就ける仕事はいくらでもあるから」

「母さんありがと。でもまずは冒険者を目指してみるよ」

「思う通りにやればいいさ、リオンの人生だ」


 きっと近いうちに英雄の力を解放して2人を安心させるからね!


「さあ寝るか。まさかの話で頭が疲れたよ」

「そうね、ふふ」


 おやすみの挨拶を交わして2階に上がる。


 ほんと、まさかの展開。近いうちに魔物と対峙する可能性があるなんて。でもフリッツなりに最短距離を考えてくれた。必ず期待に応えて見せる!

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