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ミリオンクォータ  作者: 緑ネギ
1章
25/321

第25話 申請討伐

 朝だ。この時間でも薄明るくなってきた。


 今日は統一暦2298年5月4日。この世界の暦は地球とよく似ており、1週間が6日、1カ月が5週間で30日、それが12カ月続く。12月だけは35日あり1年で365日だ。


 前世の記憶が戻った日は4月27日で8日前のこと。何故このタイミングかは不明だが、宇宙の声によると神の封印が弱まった影響があるという。誕生日が5月1日でその翌日に洗礼の儀を受ける流れが関係しているのだろうか。


 暦があれば季節もある、春夏秋冬だ。となるとこの惑星は地軸が傾き、太陽の周りを公転してるはず。この地域の1年通しての気候は日本の太平洋側と似ている。夏は気温30度を越えて冬には氷点下まで下がる日もある。ただ雪はちらついても積もることは無い。


 国土が内陸に位置するため高地の可能性もあったが、遠くに見える山脈の積雪は山頂付近に限られるため、高い標高は一部に限られるようだ。或いは強い寒気を連れてくる季節風がもっと高い山脈に阻まれて届かないかもしれない。


 今は5月上旬。雨は数日おきで気温は日中20度前後か。いわゆる夏日(最高気温25度)もあるが、一日通して暑くもなく寒くもなく過ごしやすい次期だ。


 気温。温度計も無いのに何故か分かる。そりゃ暑い寒いは嫌でも分かるが、もっと具体的な気温だ。今なら12度くらいか。昨日は昼から曇っていたため少し低めだ。


 どうも洗礼の儀を過ぎてこの傾向である。時間も気温も距離も物の大きさ重さも、かなり具体的に分かるようになった。洗礼で覚えた測算というスキルがある。カスペルは浄水士に高いレベルが必要と言っていた。


 この測算スキル、そういった空間、質量、温度などを読み取る力に関係しているようだ。


 1階に下りて挨拶を交わす。


「もう出掛けるの?」

「朝の鐘が鳴ったら帰ってくるぞ」


 今日は申請討伐の日。クラウス、ソフィーナ、ランメルト、イザベラと4人で森に入り魔物を討伐する。昨日から風呂の時間がかなり早まったので今回は午前中だけ活動するそうだ。


 この村は基本的に襲ってくる魔物を迎え撃つが、たまにこちらから森に入って魔物を討伐する。それには事前に村への申請が必要で、通れば討伐日を案内される仕組みだ。いつでも好きな時に行けるワケではない。


 あくまで本業は畑仕事、そして襲来する魔物の対応だ。区域を一度に多くの住人が離れては戦力が大幅に低下する。正に昨日のワイバーンのような強敵は総力で挑まないといけない。従って畑仕事の空く時期に1日1組だけ森への進入が許可されるそうだ。


「おっちゃん、おばちゃん、おはよう!」

「よう、リオン!」

「おはよー、リオン」


 家の外には準備を整えたランメルトとイザベラが待っていた。


「どこの森に入るの?」

「ここから西に真っすぐ行ったところだ。素材運搬用の荷車を森の入り口に置いておくから、それが入った場所の目印になる」


 クラウスが答えた。なるほど素材も持ち帰るから荷車ね、同時に森への進入口を示すと。


「じゃ行ってくる」

「気を付けてねー」


 俺は4人を見送った。


 さて何をしよう。剣の訓練は何かあった時にとクラウスが見守るから1人では出来ない。家でいても暇だし。そうだブラード家に行こう。子供3人の朝の準備を2人で世話しているはずだ。


「おはよー」

「おお、リオンか、おはよう」

「にぃに?」


 ブラード家を訪ねると居間にカスペルとカトリーナがいた。


「みんな出て行って暇だから来たよ」

「そうか、まあ座れ」


 居間に座るとカトリーナがくっついてきた。


「へへー、にーにだ」

「ちゃんと起きたね」

「うん!」


 アルマとギルベルトはまだ寝てるのか、エミーが側にいるのかな。それにしてもワイバーンが来たのはまだ昨日のことだ。カトリーナはいつも通りに見えるが夜に怯えて眠れなかったのではないか。


「リーナはもう大丈夫?」

「へ?」

「昨日怖い魔物が来たでしょ」

「みんなと一緒だったから! にーにも!」

「そっか」

「うん、平気!」


 強いなー。こうやって魔物に慣れていくのだろう。流石にワイバーンとご対面はやり過ぎな気もするけど。実際、俺も間近に見ることができて、どういうものか少し理解できた。だから次また来てもそこまでビビったりしないだろう。


 でも大泣きして抱きついてはいた。イザベラが近くにいたから直ぐ落ち着いたっぽいけど。ちょっと強がってる感もあるな、なにせまだ4歳だ。そう4歳か、将来この経験を覚えているかは微妙だが変なトラウマになるより忘れてしまった方がいい。


「すまんがリーナを見てておくれ、アルマを起こしてくるから」

「うん! そのつもりで来たからいいよ」


 カスペルは奥の部屋に消えた。


 カトリーナの相手をする。最近かまってあげられなかったから気が済むまで遊んであげた。ちょっと前世の娘を思い出し複雑な心境に。俺は今、父親の顔だろう。4歳、かわいい盛りだ。


 保育所の送り迎えもよく行ったな。玄関に行くと俺を見つけた息子と娘が駆け寄って張り付いてた。両側でそれぞれ手を繋いで車まで歩いて行く。ふっ、今は俺が手を引かれる立場か。


 ゴーーーーーン


 朝の鐘だ。


 鐘が鳴ったら帰ってくると言ってたな。じゃあ、もうちょっとか。


「ただいまー、あ、リオンやっぱりここだ」

「おばちゃん!」

「おー、リオン、メシ行くぞ」

「うん!」


 玄関から顔を覗かせたクラウスが俺を呼んだ。逆算して鐘が鳴る頃に家に着くだったのね。


「父さん、どうだった?」

「サーベルタイガー2体だな」

「牙と角を持ち帰ったわ、あと精霊石も4つ拾ったの」

「へー凄い!」


 やるなあ。サベールタイガーって前世のスミロドンかな、1万年前に絶滅したって言われてるあの犬歯の異常に発達したやつ。この世界では角も生えてるのか。


「どうする? また座って食うか」

「うん」

「城壁の階段にでも腰かけるか」


 今回は少し歩いて搬入口横の城壁上り階段へ行った。クラウスが4段目くらいのところ、俺とソフィーナが1段目に座って朝食となった。


 これ、食堂直るまで毎回食べる場所を変える感じか。それもまたオツだな。


「父さん、剣の練習、じいちゃんに見てもらってもいいかな」

「ああいいぞ、誰でもいい。もし魔力切れで倒れた時に大人が対応できればいいから」

「そんなに限界までやらないよー」

「ゆっくりでいいぞ」


 とは言え、なるべく早く英雄の力を解放したいのが本音だ。昨日まではやってればそのうちと考えていたが、ワイバーンで神の本気を見たから悠長なことは言ってられない。


 いやしかし、力を解放したとして具体的にどうすればいいのか。俺の武器は訓練用の刃の無い剣だ、魔物と対峙したって倒せるワケない。いや英雄なら棒1本で戦えるかも。いずれにしても実際の武器はまだ持たせてもらえないだろう。


 それも力を得てから考えればいいか。そもそも解放できるかも分からないんだ、ひとまず可能性のあることを続けないと。


「よし、じゃ行ってくる。1~2時間したら一度帰ってくるよ」

「行ってらっしゃい!」


 食事を終えて4人は城壁の外へ向かう。今は完全にただの冒険者だな。こんなの何年も続けてたらそりゃ強くなるわ。


 さあ、じゃカスペルだな。あれ? カスペルとフリッツ、それにピートのおじいさん、それから見たことある数人の住人。そして騎士4人? 加えて知らない大人が数人食堂前の広場に集まっている。


 城壁を指さして何か話してるな。あのワイバーンが突っ込んで歪んだところだ。おや、浴場の方にも知らない人がいるな、何か紙に書いてるっぽい。


 そうか、被害の確認と復旧計画を話しているのだな。知らない大人はもしかして建設ギルドの人かも。むー、そしたら剣の訓練は誰に見てもらおう。


 ちょっと近づいて聞いてみるか。


「じーちゃん」

「お、リオンか」

「お話いつ終わるの?」

「もう終わるよ、どうした?」

「剣の訓練見てほしいんだけど」

「それは構わないが……そうだ、フリッツ、お前さん見てやれ」

「いいだろう」


 え、フリッツが!


「先に剣を持ってウチに向かうといい」

「は、はい」


 うわー、まさかの剣の指南がレーンデルス鬼教官なんだけど。俺、大丈夫かな……。いやいや待てよ。よく考えたらこの上ない指導者じゃないか! そうだよ! ちょっと怖いけど。


 俺は家に帰り訓練用の剣を持ってレーンデルス家に向かった。


「こんにちは!」

「やあリオン、いらっしゃい」


 居間にアルベルトがいた。


「先生に剣の稽古をしてもらうので、帰って来るまで待たせてもらっていいですか」

「親父にか!? やめとけ、死ぬぞ」


 うわーやっぱり。


「ええと、頑張ります」

「まあ子供相手にそこまでしないか、いいよ、座って待てよ」

「おじゃまします」

「お前の父さんはどうした? 畑か」

「申請討伐で森へ行ってます」

「ああー今日か」


 玄関の扉が開いた。


「リオン!」

「あら、いらっしゃい」


 エリーゼとミーナだ。


「今日もお話?」

「いや、剣の訓練だよ。先生に見てもらおうと思って」

「え、すごーい! 私も見る!」

「いやぁ始めたばっかで大したことないよ」

「リオン、辛かったら代わりに俺が見てやる」

「はい、その時はお願いします」


 そ、そそ、そんな。あんまり脅かさないで。


「帰ったぞ」

「先生」

「来てるな、では出てこい」

「はい」


 よし、やるぞ。


「お願いします」

「うむ。身体強化はできるな」

「はい、父さんから流れは聞いてます」

「ならやってみろ」

「はい」


 ええと、周りに人がいないか確認して、よし。


「リオン、頑張れ!」


 ミーナが応援してる。よーし、集中!


 体中に魔力を巡らし……来た!


「はっ! やっ! とうっ!」


 ふぅー。いつもの3連切りをして、休憩。


「わー、すごーい! かっこいい!」


 ……フリッツ、どうかな?


 あれ、こっちを見て止まってる。


「……ふむ。リオン、洗礼はいつだったか」

「2日前です。朝行きました」

「そうか、ならば異常だな」

「え?」

「失礼、良い意味でだ。魔力操作が2日でここまで出来るのは珍しいぞ」

「そうなんですか」


 うわーい! やったー、褒められた!

 そういやクラウスもそんなこと言ってた、そっちに才能あるって。


「フッ、これは鍛えがいがあるな」

「え」


 今、ニヤッとしたぞ。怖い。


「もう回復しただろう、続けていけ」

「はい」


 そして俺は素振りと休憩を4セット行った。


「ふー」

「もう無理だな、休むといい」

「リオン、これ使って」

「ありがと」


 ミーナからタオルを受け取って汗を拭いた。途中で姿が消えたのはこれを取りに行ってたのか、気が利くなミーナは。


 魔力は昨日より続くようになったぞ。魔力操作は慣れると消費魔力が減って効率がよくなるらしい。そう言えば子供は大人に比べて魔力量が少ないし、最初は無駄が多いから直ぐへばるとのこと。魔力量はそう直ぐには増えないか。


「リオンは剣士を目指すのか」

「……分かりません。ただ魔物のいる世界、剣は鍛えて損は無いはずです。それに身体強化の練習になるからと父さんは言ってました」

「いかにも。まずは身体強化が先だ。剣技なぞは冒険者になってからでも遅くはない。若い者はすぐ技だの型だのを覚えたがるが、そんなものは勝手に後から付いてくる」


 へー、そういうものなんだ。


「つまりは魔物と対峙すれば自然と体が動く。その中で技も身につける。それが自分にしか分からない感覚であり、実戦的なものなのだ」


 何となく言ってる意味は分かる。要は習うより慣れろだな。しかし教える立場だった人がそれでいいのか。


 カンカンカン! カンカンカン! カンカンカン!


 魔物の鐘だ!


「2人とも家に入ってろ」

「はい!」

「リオン!」


 俺とミーナが家に向かうとアルベルトとエリーゼが家から出てくる。


「リオンも一緒なんだね」

「うんエド」

「1階のトイレの前に固まろう」


 俺たち3人は身を寄せ合った。


「リオンはね、おじいちゃんに剣の訓練見てもらってたんだよ」

「へー凄いね、頭がいいだけじゃないんだ」

「いや大したことないよ、すぐ疲れちゃって」

「最初は仕方ないよ、魔力操作のコツを覚えれば長い時間動けるよ」

「エドは身体強化の練習やってるの?」

「うん」


 洗礼終わったらみんなやるんだな。


「私はいつできるようになるの?」

「ミーナは誕生日が10月だからまだ先だよ」

「そっかー」


 ギャオオオオン!


「ひっ!」


 近いぞ!


 ドンッ! ドサッ!


「ウチの屋根に落ちたっぽいね」

「えーお家壊れるー」

「大丈夫だよ」


 エドヴァルドは落ち着いてるな。ミーナも余裕あるじゃん。やはり慣れか。


「エドは昨日のワイバーン怖かった?」

「それは怖いよ、あんな近くまで来たんだし。でもみんなが倒すって信じてたよ」

「直ぐ首が落ちたもんね」

「ところでリオンは何かワイバーンに言ってたね。どうしたの?」

「あんまり覚えてないなー」

「そう、凄く怖い声だったからその方がびっくりしたよ」


 うーむ、あの時は素が出てしまったか。


「お兄ちゃんはずっとセシリアに抱きつかれてたよね」

「そうだったかな」


 ほう、昨日の夕食の時もエドヴァルドの横にいたみたいだし、最近セシリアは攻勢を強めてるな。ケイスも頑張れ。


「エドは好きな子いるの?」

「珍しいね、リオンがそんなこと聞くの」

「そうかな」

「まあ秘密で」


 ほう、いるにはいるのか。


「リオンはどうなんだい?」

「ふふ、俺も秘密で」

「ふふふ」

「えー知りたい、かも」

「えっと、一応聞くけど、ミーナは?」

「私? えーっとねー、ひ、み、つ」


 エドヴァルドと顔を合わせてちょっと笑った。バレバレだよ、ミーナ。


 ドドン! ドドン! ドドン!


 勝利の太鼓だ!


「終わったみたいだね、居間に座って待とうか」

「うん」


 しばらくしてフリッツ、アルベルト、エリーゼが帰って来た。


「父さんどうだった?」

「ダークイーグル3体だ。1体ウチの屋根に落ちたぞ」

「それから屋根を滑って鉢の上に落ちちゃって、お花が痛んじゃった」

「えーお花がー」

「もっと他のところに落ちればいいのに」


 エリーゼはご立腹だ。目が怖い。


「クラウスたちは帰って来たようだぞ」

「じゃあ行くね」


 ひとまず帰るか。


「先生、ありがとうございました」

「ああ」


 俺はレーンデル家を出た。あ、ほんとだ、お花が魔物の下敷きになってる。ダークイーグルだっけ、もう骨だけど。しかし鳥系とか関係なく角だの牙だの生えてるんだな、魔物は。


「ただいまー」

「お、帰ったな」

「聞いたわ、エリーゼの家に避難してたのよね」

「うん、先生に剣を見てもらってたんだ」

「まあ、お前が望むなら俺は止めないぞ」

「じいちゃんが先生にお願いしたの、父さんがいる時はお願いね」

「おう任せろ」

「森へはまた行くの?」

「いや、時間が中途半端になったからな、今回はもうお終いだ」


 そうか、多分昼の鐘まであと40分くらいだからな。


「どうだった?」

「まあまあだ。レッドベア2体、ガルウルフ3体、あとは精霊石10個だ」

「ベア2体! それって大変でしょ?」

「1体ずつ出てきたからな、そうでもない」

「でも角を全部持ち帰るのは無理だったわ」

「あーそうか、大きいんでしょ」

「まあな、今から取りに行ってもいいが、また魔物に出くわすとキリがないからな」


 そうだね、また遭遇した魔物の素材となるといつまで経っても終わらない。引き際も見極めが必要だ。


「じゃあベア倒した証拠が足りないね。討伐報酬貰うのに何か必要なんでしょ?」

「それは魔石だけ見せればいい」

「そっかー!」

「逆に魔石が無いと討伐報酬は貰えないぞ。たまたま倒した地面に深い穴が開いてて、そこに入ったら諦めるしかないな」

「あちゃー」


 精霊石と同じ大きさだからな、けっこう小さいぞ。お、精霊石と言えば。


「精霊石が10個なら朝の4個と合わせて14個?」

「ほとんど母さんとベラが見つけたぞ」

「へー、けっこう拾ったんだね」

「運が良かったわ」

「あとは高いのが混ざってればいいけど」

「それはお楽しみだね」


 鑑定がドキドキするね。いいなーなんか、トレジャーハンターって感じ。お、カスペルも言ってたな、討伐ついでに拾える精霊石で食ってはいけるって。そうやって精霊石集め主体で続けてる冒険者もいるのだろう、そしていつかはお宝級を拾えるかも。


「次の申請討伐はいついくの?」

「んー、来月か再来月だな」

「その日雨降ったら?」

「中止だ、残念だけど」


 ふーん。たまの息抜きはなるべく行かせてあげたいね。魔物討伐が息抜きっておかしいけど。


「今から冒険者ギルドに報告と、素材を売りに行くんだがリオンも来るか?」

「うん行く!」


 うひょー、鑑定とか興味あるぜ。


「魔物装備も出たのよね」

「そうだ、忘れてた、あんまり出ないからな。ええとブーツだったな」

「へー珍しいんだ」

「20~30体に1回くらいか」

「じゃあ今回は時間の割には成果あったね」

「そうなるな」


 全部で儲けはどのくらいだろう。それを4等分だよね。

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