第198話 村への帰路(地図画像あり)
ラウリーンの検問所を抜けてコルホル街道を北西に進む。これまで外出の場合はメルキース男爵家の馬車にお世話になっていたが、今乗っているのはノルデン家専用の馬車だ。と言っても普通の貴族用馬車ではなく特注の工房馬車である。
4頭立ての大型で荷台は箱型、幅・高さ2m、長さは5mほどで、地球で言えばコンビニ配送などに使われる3tトラックに近いか。このサイズはパワーのある異世界の馬なら2頭でも十分引けるが、建設商会は重量のある積載物が多いため4頭なのだ。
建材を運んだ後は荷台が空になるため現地の荷物を預かることも珍しくない。引き返すときに空気を運ぶより何でも載せて運賃を取りたいからね。コルホル村なら冒険者ギルド支所から大型の魔物素材、時には農業ギルドから沢山の野菜を載せて走ると聞く。
この工房馬車の後方には背の高い家具を並べて前方の作業スペースを見えなくしている。建設商会が大型家具を運んでも何ら違和感はないのだ。先程、検問所で後方の扉が開かれて騎士が確認していたが、伯爵特例が周知されているため奥まで詳しくは見なかった。
「今日、神の魔物は来ないのだろうか」
「まだ分からんぞクラウス。トランサイト班を乗せた防衛部隊の馬車、そしてそなたらの武器を載せたノルデン家の馬車もついて来ている。リオンが察知したなら直ぐに交通規制を敷いて襲撃に備えるのだ」
「どうだリオン、気配はあるか」
「いいえ父様」
全くもって平和だ。
「ここまで来れば町への被害は避けられる。見通しも良いため戦いに集中できるであろう」
「はい、男爵」
しかし魔物は現れないまま監視所へ到着した。
「御者が合図するまで待て……よしいいぞ」
男爵は荷台前方の覗き窓から外部とやり取りしたようだ。それを聞いてクラウスが内側から錠を外して扉を開く。目の前にはノルデン家の馬車が止まっていた。階段を出して馬車を降りる。
ノルデン家の馬車の前後には防衛部隊の馬車、上を見ると建物の屋根があった。なるほど乗降する様子を見えなくしているのね。
「ここは監視所裏手の搬入口だ、外からは工房馬車の荷台で我々は見えない」
「よく考えていますね」
ただ足元は見えてるけど。
「では村へ戻るとしよう」
ノルデン家の馬車に乗り込み監視所を出発する。
「そう言えばベラの両親はどうしたんだ」
「クレメンテとマルセラはミランダと共に村へ向かっている。恐らく先に着いたのではないか」
「そうでしたか、男爵」
「屋敷での様子を聞いたがあの2人は特に問題無かった。十分信頼を置けるだろう」
そっか、人柄を見てたんだね。
「加えてクレメンテは元保安部隊だ、正義感は強い」
「やはりそうでしたか、話し方に騎士らしさを感じましたので」
「主にテルナトスの街中で任務に就いていたと聞く。35歳頃に騎士を辞め隣接するヘニングスで農家となったそうだ」
35歳と言えば20年前、イザベラが7歳の頃か。
「それは初めて聞いたわ。ベラの強さは父親譲りだったのね」
「俺も知らなかった」
「クレメンテの両親は冒険者だった、或いはそちらから引き継いだか」
「やはりこの辺りは冒険者絡みの血筋が多いな」
ふーん、じゃあミゲルとラウルも使ってないだけで戦闘スキルあるのかもね。
村へ到着。コーネイン商会の前で止まるとクラリーサとエマが出迎えた。
「ミランダは帰っているか」
「はい、男爵。商会長室でお待ちです」
「そなたらは行け、ワシはナタリアより来客の報告を受ける」
男爵はそう告げてエスメラルダへ向かった。俺たち3人は店内に入り2階へ上がる。商会長室にはミランダが1人いた。
「そっちの方が早かったな」
「着いたのは20分ほど前か、今しがたクレメンテとマルセラを西区へ送り、ブラード家へ預けたところだ」
「それで寝床だが、カスペルとエミーがウチの2階、空いた隣りの2階にあの2人でも構わんのだろ」
「好きにするといい。ひとまず3日の滞在を予定しているが本人らの意向で延長も出来る」
「分かった」
イザベラの両親だからね、孫の側にいられるのは嬉しいだろう。
「それで伯爵との話し合いはどうだった?」
「まずシンクライトについては保留だ」
「まあ価値が決め辛いからな。忘れずちゃんと払ってくれればいいだろ、なあリオン」
「うん、まあ」
「討伐実績を待ってくれとのことだ。ちなみに北東部討伐部隊に各武器種1本で計4本、あとの剣1本と弓1本は南西部討伐部隊を新設しそこへ配備するとのこと」
「ほう、部隊が増えるのか」
南西部は防衛部隊だけで、奥地は西部討伐部隊とウィルムの北西部討伐部隊が担っていた。そこを専門の部隊に任せるのか。
「あ、ウィルム側も奥地へ先回りするつもりかな」
「そうとしか考えられん」
「ただ部隊を新設となると時間が掛かるだろう、使わず保管するより他の部隊に回した方がいいのではないか」
「いや、施設は現行の拠点の中から併用するし、騎士もゼイルディク中から集めれば数十人くらいは確保できる。今月の議会には十分間に合うさ」
随分と急ごしらえだな。まあウィルム側もトランサイトがあるんだ。のんびりはしてられないか。
「それでカイゼル工房が持参したトランサスの扱いだが、伯爵側から加工費用のみを請求となった。金額は1本108億、その根拠は一般販売の平均値だが、算出元がどこからどこまでかは知らん」
「そこからリオンや俺へ割り振るんだろ」
「クラウスへ10%とリオンの30%は確約されている、加えて本来ある商会取り分の30%が浮くため、その扱いで少々難航している」
「ふーむ、まあウチと伯爵家15%ずつでいいんじゃないか」
「コーネイン商会が運んだ手数料を貰わねばならん」
「あれ? カイゼル工房からは無いのか、確か2億が製作費で1億がリオン、9000万が伯爵、1000万が商会だったな」
うん、クラウスの言う通りだ。
「王家側の言い分では多額の輸送費用を請求しない代わりにそれも払う必要はないと」
「なんだそれ、勝手に持って来たんだろ」
「うむ。しかし1本108億の他は絶対に出さないと。伯爵が言うにはあまりしつこく迫るとバカ高い輸送費を請求される恐れがあるため、折れてくれとのこと」
「あー、警備費含めるといくらでも言えますね」
「その通りだリオン」
きっと多くの護衛騎士を引き連れているのだろう。それの人件費や宿泊食費なんかも請求されたらたまったモンじゃない。確かに普通の商会が王都に運ぶとしたらかなりの警備が必要、向こうの主張も全く見当違いではないが、普通事前に言うもんだろ。
「従ってリオンに先日話した時間見合いの追加報酬も見込めない。その30%からなるべく多く取るしかないのだ」
「あー、その様子じゃ別請求は無理そうですね」
「私はノルデン家20%、伯爵家8%、商会2%を提案している。1日で53本を仕上げたのだ、それくらい貰って当然だ」
「つまりは半分の15%より5%増しか、妥当に思えるがソフィはどうだ」
「そうね、早く渡せば伯爵の評価も上がるでしょうし」
その分早く持って帰れるから王都、いやマルカリュード騎士団か、そっちも恩恵は大きいぞ。
「あれ? もしかして難航しているのは商会の2%ですか」
「……まあな」
「元が108億だから2%で2億1600万、はは、どさくさに紛れてぶんどる気か」
「通常の手数料1本1000万が安すぎるのだ、それの埋め合わせと考えれば丁度いい」
「確かに城までの運搬は多大な気を使っている、もっと労ってもいい」
「ひとまず確定分は王都側から入金次第割り振るとのことだ」
「そうか、じゃあ商会の部分は納得いくまで頑張ってくれ」
「この53本で終わりではなく、後に控えている方が多いのだ。そちらにも影響するため必ず2%は死守する」
しかしノルデン家は10%、30%、20%で合わせて60%になるのか。じゃあ1本64億8000万の収入だろ、それが53本で3434億4000万か。もう感覚が麻痺してきたぜ。
「ねぇ、ウチの20%から1%でも2%でも商会へ回したらどうかしら」
「要らん気づかいだソフィ、何としても伯爵家から取る。そもそも最終的には商会の利益からも税金を取って行くのだぞ」
「あれ? メルキースの商会なら男爵では」
「店舗を構える領主とは別に伯爵への直接税がある。ゼイルディクに本部のある商会は全て対象だ。もちろん領主からも税金を取るため間接的に二重取りしているがな」
いやあ税金取りまくってるね。こりゃ伯爵家は安泰だ。
「あ、俺たちの収入も課税されるのですか」
「いやトランサイトに関しては既に30%取ってるだろ。心配せずとも手に入った金は全てノルデン家のものだ」
源泉徴収済みか。
「さて明日はカルニン村を視察する。これがその行程だ」
ミランダは地図を机に広げ、その上にやや白みがかった極薄のガラスを重ねた。なるほどこうすれば地図に直接書き込まなくて済む。まるで地球のトレーシングペーパーの様な扱いだ。
「これって何で書いたんですか」
「筆だ。もちろんインクは魔素由来、数日で消えてこの透明版も繰り返し使える」
出た消えるインク。きっと水分も魔素由来だから完全に消え去るのだろう。擦り落として傷がつくのも防げるし何より楽。ほんと便利だな。
「往路復路共に黒線がノルデン家馬車、赤線が工房馬車に乗り込む区間だ」
「先程の監視所の様に乗り換えるのだな」
「うむ。ソートラン第2中継所にはセドリックが待機しているので案内に従う。マクレーム支部は倉庫を利用すると支部長に話を通している」
「エストレマ支部には何故寄るんだ?」
「リオンが魔物素材を鑑定するためだ、マクレーム支部にも多くの素材があるぞ」
「おおー」
いいね、数を稼げる。
「もちろん監視所も素材はある。カルニン村のギルド支所も見ることは可能だ」
「そんなに1日で回れるか」
「朝8時にここを出て11時前にはカルニン村へ到着するだろう。昼食はカルニン村のエスメラルダでとり、13時に出発すれば夕方の鐘までにコルホル村へ戻れる。つまりカルニン村の視察にどれほど時間を割くか次第だ。遅くなったらエストレマ支部は省略し、カルニン村から最短距離でマクレームを目指す。その時点で日が暮れるようならコルホル村へは帰らずメルキースの屋敷へ入るといい」
なるほど、復路は展開によって変更できるのね。
「それにしてもカルニン村はこの地図で見る限りでも広いな。コルホル村の畑含めて4倍以上ありそうだ」
「放牧用に広い敷地が必要なのだ。食肉牛、乳牛、羊、山羊などか」
「なるほどな、ただ建物も多く見えるぞ」
「北部防衛部隊の施設があるからな、村の周辺には冒険者用の拠点も点在する。村内にも豚や鶏の飼育施設、飼料備蓄倉庫、肉や乳製品の加工場など建物は多い」
へー、色々揃ってるんだね。
「冒険者との兼業はどのくらいか」
「200人ほどと聞いている」
「え? それじゃコルホル村より少ないな」
「だから近くに騎士団や冒険者が多いのよね」
「その通りだソフィ。畜産は使役スキルが必須、戦闘スキルと合わせて持つ住人はそう多くない」
「そうか、農業は耕起さえあれば何とかなるが畜産はそうもいかないと」
ふーん、使役ね。
「施設面では初等学校が建設中だな、来年から開校予定だ。それからコルホル村の中央区に当たる区域は3箇所あり、全部合わせた面積はここの約5倍だ」
「広いな、住人はコルホルの2倍と聞いていたがそれ以上じゃないか」
「約3500人だな。コルホルは約1500人だが1つの区域に詰め込み過ぎているだけだ」
「はは、確かに」
「まあ警備面では見る範囲が少ない方がやり易いぞ」
西区100人、北区100人、東区300人とすると中央区には約1000人が暮らしているのか。
「中央区の城壁って長さどれくらいでしたっけ」
「東西400m、南北600m、実はメルキース男爵の屋敷敷地と広さは同じだ」
「あー、そう考えるとそんなに狭くもないな」
「加えて町の居住建物と構造は同じ。それが隙間なく整然と並んでいるため圧迫感があり狭く感じるだけだ」
「面積効率はいいんだがな」
「その辺りもカルニンの構成を参考にするといい。いずれコルホルも中央区を拡張するのだ」
そうだね、領主目線で考えないと。
「さて今日は神の魔物が来なかったため、明日もトランサイト班を同行させる」
「ああ、そうしてくれ」
「でもミリィ、明日も来なかったらカルカリアへ行く時はどうするの?」
「……流石に防衛部隊の騎士をゼイルディクの外まで連れ出せない。ひとまず商会の護衛にトランサイトを持たせるつもりだ」
「うーむ、来ないなら来ないで遠出する時に面倒だな」
その上、町中に入るんだし。戦う場所も気を使う。
ゴーーーーーン
夕方の鐘だ。
「ひとまず明日に備えよう」
「じゃあ明日8時に商会だな」
「うむ」
まあAランク2体程度ならシンクライトも使えば早く倒せるさ。
西区へ帰る。食堂でトレーを受け取り席に座ると見た顔が近くにいた。
「クラウス様、お世話になります」
「クレメンテ、それにマルセラも、ありゃラウルもいるのか」
「宿泊は中央区ですが食事は両親と共にこちらでいただきます。明日も御者を仰せつかっておりますのでよろしくお願いします」
「少しは慣れたか」
「馬は素直なので問題ありませんが、駐停車場所が施設によって細かく決まっているので、それを覚えるのに苦労しています。馬車は後退できませんから」
そっか、必ず前進で抜けられる所に止めなくちゃいけないんだ。
「そればっかりは回数をこなすしかないな」
「はい」
「ところでクレメンテとマルセラは寝る場所を聞いているか」
「はい、夫人のご実家ブラード家です」
「孫と一緒に眠れるから楽しみです」
あら? 2階じゃないのか。まあ家の中ならどこでもいい、ランメルトとイザベラが段取りするだろう。
「クラウス、今日から3日、世話になるのう」
「義父さん寝るだけだよ」
「ベッドが楽しみじゃわい」
「気に入ったらブラード家にも買ってやるよ、ウチでは柔らかさの加減を試すといい」
「そうさせてもらうかの」
今思えば一緒に用意すればよかったな。
家に帰って居間に座る。
「しかし清めの儀式か、宗教はよく分からんぜ」
「ひとまず男爵がどんな内容か調べてくれるからそれ次第だね。多分、立っているだけでいいと思うけど」
「ところで不思議な声は神ではないとのことだが、あー、もっと上の立場か。そんな存在と話せるのなら神とも直接話ができそうなもんだが」
「最初はそういう流れだったけど、途中から神が話す気を失ったみたい」
「ありゃ」
まあ今となっては話してどうこうなる相手じゃなさそうだけど。
「いやもし神殿で神と意思疎通できるなら敵対の他に方法を探れないかと思ってな」
「そうね、話して解決するならその方がいいわ」
「どうかな、今までが一方的だったし」
「ただずっとこんなんじゃ疲れるだろ。可能性が少しでもあるなら試してもいいんじゃないか」
「うーん、まあそうだね」
「もし清めの儀式へ行くことになったら頭の隅にでも置いておけ」
「分かった、父様」
確かにそれで何とかなるなら気苦労は無くなる。
「あのなリオン、俺なりに考えたんだが、神ってまあ神だろ、いや何というか、人間でもないし魔獣でも魔物でもない。つまりは戦ってどうなる相手じゃないと思うんだ。そもそも実体が、まあ姿形だよな、そういう目標がなければ攻撃すら出来ないだろ」
「うん」
「恐らくだけど寿命とか、果ては命っていう概念すら無いんじゃないのか。何万年もこの世界を管理してるって」
「あー、そうか」
言われてみればその通り。神を倒すってどういう状態を指すのだろう。
「俺が考えるには神って空気みたいなもの、或いは雲や光か。そんな相手と敵対したって勝ち目がない、いや戦うことすらできない。だから共存の道を目指すべきで、それが唯一の正解だと思うんだ」
「俺だってその方がいいに決まってる」
勝手に怒って有無を言わさないのは神の方だ。
「おーい、出たぞい」
カスペルが風呂の順番を告げに来た。
「ワシとエミーはこっちで寝るからもう入っても構わんか」
「もちろんだ」
ノルデン家が風呂から帰ると居間のソファで2人が休んでいる。
「あら? 寝てるわね」
「ほんとだ」
「2人共、起きて、ここは居間よ」
「はぁん? ……おお、そうか」
「何だい、もう朝かい」
この2人はどこ行ってもマイペースだな。
「よっこらせ、じゃあ2階へ上がるかのう、行こうエミー」
2人は階段へ消えた。
「あの2人には悪いけど、母様が娘だとたまに信じられなくなる」
「ふふ、環境次第よ。私も学校の友達に影響されなかったら似たような感じだったでしょうね」
「やっぱり子供の頃の同年代は大事なんだね」
「そうよ、だから身内の子供たちはなるべく貴族学園か士官学校へ行って欲しいわ」
「まあ1人違うところへ行くよりは身内が近くにいて安心だしな」
15歳以下で言うとカレルが冒険者養成所だ、士官学校は無理だと言っていたから仕方ないね。マルスは木工専門学校で決まりかな、まあ卒業まで半年のことだし。カインはラウリーン中等学校っぽいけど10歳だからディアナと同じ。貴族学園でもフォローしてくれそうだけど。
「もちろん好きな所へ行けばいいけど、ノルデン家の一員として恥ずかしくない育ち方をして欲しいの。それが貴族学園なら安心でしょう」
「まああんまり固すぎるのも面白みがないがな」
「ちゃんとしてて崩すよりも、崩れてから直す方が難しいの。私の両親は絶望的でしょ」
「いやまあ……そうだな」
「あの2人はもういいけど、これから学ぶ若い子たちには相応しい環境を用意するのが当主の務めよ」
「お、おう、分かった」
ソフィーナは自覚が凄いな。
「さあ、寝るか。明日は遠出だぞ」
「カルニン村、楽しみだね」
ベッドに入り照明を消す。
しかし工房馬車か、あれにベッドやトイレを設置すればキャンピングカーだぜ。まあ郊外は魔物が出てきて行楽どころじゃないけど。
乗り物ねぇ。
ファンタジーの定番と言えば飛空艇。しかしこの世界にあるとは思えない。考えてみればおかしなものだ。あんな頼りないプロペラで揚力が発生するなんて。
でも待てよ。ドラゴン種の翼、あれだって体重に見合った大きさじゃないよな。絶対におかしい。もしかして何かスキル的な効果があるのだろうか。あー、お決まりの魔力で飛ぶとか。
そうか、ならば魔力で飛ぶ船があってもおかしくない。今度は写本士ギルドに乗り物の歴史なんかを頼んでもいいな。
寝よう。




