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ミリオンクォータ  作者: 緑ネギ
1章
174/321

第174話 魔物が残したもの

 ソフィーナと共に使用人の宿舎を視察して屋敷へ戻る。玄関には騎士団の馬車が3台止まっており、カレル、セドリック、カミラが乗り込むところだった。


「おー、リオン、今から養成所を見に行ってくるよ」

「どんなところか楽しみだね」

「私はここで屋敷を去る、そなたたちはゆっくり休んでくれ」

「また会える日を楽しみにしてるわ」


 北部討伐部隊に戻るんだね。いや冒険者ギルドにも立ち寄るかな、昨日は沢山応援に駆け付けてくれたし。やはり城壁付近に冒険者の居住区があれば、普段の魔物討伐でも森へのアクセスがいいし今回みたいな城壁近くの戦闘にも参加しやすい。


 エリオットの話ではラウリーン検問所の近くに冒険者向けの居住区を建築中とのこと。確か年内に80人、将来は数百人規模と言っていたな。なるほど80人とはさっき見た宿舎が1棟立つ計算だ。きっと食堂や浴場も似たような構成だろう。


 そんなことを考えながら庭園を抜けていく馬車列を見送った。


「夕食は向こうで済ましてその後帰って来るぞ」

「養成所の食堂ですか」

「うむ」


 見送りに立っていたミランダが応える。


「同じ冒険者を目指す人たちとは言え、知らない土地では馴染むのに時間が掛かりますね。俺が見た感じフローレンスやライアンと気が合いそうなので士官学校の選択肢もあったのでは」

「もちろんそれは考えたが、騎士の思考や振る舞いはそう簡単に身につくものではない。今のカレルでは士官学校の環境は苦痛でしかないぞ」

「確かにそうですね」


 同じ魔物対応でも組織の一員になるのだから全然違うか。


「実は今回特別にヴァステロースの養成所から数名をマクレーム養成所へ編入募集している」

「他にも来るんですか」

「元々ゼイルディクの養成所は人気があった、城壁外への積極的な開拓は冒険者にとっても多く稼げる環境だからな。お前たちの住む村の開発計画からどんどん冒険者が集まって来たぞ」


 そうか、最前線が広がっていくもんね。


「現在はその子供たちが養成所を経て冒険者となる例が多い。ゼイルディクとしても親子での定住を歓迎するため、そういった境遇の子を優先して養成所に入れているのだ」

「へー、誰でも入れるワケじゃないんですね」

「従ってゼイルディク外から単身で養成所へ入れる枠が少ないのだ。その上、トランサイトの戦果により、更に奥地へと開拓を進める環境が整いつつある。冒険者の間では将来最も稼げる町で有名だぞ」

「凄いんですねゼイルディクって」


 劇的な戦力向上は未踏の地でどんな魔物が出ても対応できる。その源となる武器の生産拠点も兼ねているなら今後も安泰と考えるよね。


「故に募集すれば直ぐに希望者で溢れる。カレルの見知った者を優先してやるからな」

「そこまでの配慮、本当にありがとうございます」

「出来ることはやる、それだけだ」

「リオン、父さんがここへ来たのもゼイルディク養成所に明るい未来があるとの触れ込みを見たからなの」

「クラウスが養成所に入る年とは22年前か、丁度コルホル村に北区が完成した頃だな、確かに当時はゼイルディクの外からどんどん集めていた」


 ふーん、時代の流れに乗った感じか。ただ聞いただけでは前世の移民政策みたいでちょっと胡散臭いぞ、そこに楽園は無かった、じゃなくて良かったね。


「商会長も養成所に入った年ですよね」

「まあな」

「ミリィはモテたんじゃない? 強いし可愛いしで」

「下らんことを言ってないで中に入るぞ」


 おや、ソフィこそモテたろ、なんて返すかと思ったら苦笑いして話を切ったな。その方面の話題は苦手らしい。ふふ、ソフィーナも分かっていじっているようだ。


 さてこのまま客間に戻って夕食まで過ごすか。いやせっかく屋敷にいるんだ、何か有効な時間の使い方がある。はは、さっきはのんびり過ごすと考えていたのにね。


 では俺も他の身内のように屋敷を回るか、あ、そうだ。


「商会長、屋敷に書庫はありますか」

「もちろんあるぞ、ははお前らしいな、いいだろう案内してやる」

「私も行くわね」


 ミランダについて2階へ上がる。


「サラディンはいるか、私だ」

「はい、ただいま」


 扉が開くと白髪交じりの男性が出てくる。50代前半ってとこか。


「この者は以前話したリオン・ノルデンだ、隣りは母親のソフィーナ」

「初めまして、私はサラディン・ルンド、コーネイン家では主に教育係を勤めています」

「リオンが書庫で本を読みたいそうだ、案内してやれ。ソフィーナも同伴する」

「承知しました」

「クラウスにはそう伝えておくぞ、食事の前に呼びに行くからな」

「はい」

「ああそうだ、サラディンはアデルベルトやライニールの教育を担当している、従ってリオンに対する認識はアデルたちと同じだ」

「分かりました」


 ミランダは去った。と言うことは俺の共鳴は60%までか。


「ではこちらです」


 サラディンは隣りの部屋の鍵を開ける。彼が照明を点けると壁を覆う本棚が浮かび上がった。8畳ほどのその部屋には他に中央にテーブルと4脚の椅子があるだけ。窓は固く閉ざされている。


「うわー凄い」

「コーネイン家自慢の書庫です。多数の分野を取り揃えてますが、お二人はどういった本をお探しでしょうか」


 んー、何にしようかな。


「貴族夫人について何かあるかしら」

「もちろんあります、そこへ掛けてお待ちください」


 俺たちが座るとサラディンはソフィーナの前に3冊の本を差し出した。


『社交の極意』『舞踏会とドレス』『夫人の嗜み』


 ほうほう色々あるのね。


「じゃあこれにするわ」


 む、社交の極意を手に取った、ソフィーナは何を求めているんだ。


「リオン様、大変失礼ですが文字は読めますか。魔物なら絵が中心の本もあります」

「えっと、そこは問題ありません」

「リオンは全部分かるわ、難しい本でも大丈夫よ」

「なんと」


 簡単な内容でもいいけどせっかくだしね。んー、何がいいかな。


「どんなのがあるか見ていいですか」

「はい。高い所は台を用意しますのでお申し付けください」


 1段目、騎士、スキル、魔法、戦術、魔物。

 2段目、貴族、内政、歴史、商会。


 ふむふむ、背表紙のタイトルから想像するに内容はこんな感じか。3段目は何だかよく分からないな。英雄? 多分有名な騎士の物語か。俺が今一番興味あることは何だろう、本で知識を得るならば、んー、そうか魔導具だ。


「魔導具関連の本はありますか」

「ありません」


 そうなの、沢山揃えてるって言ったのに。


「では鉱物の種類とその特性一覧みたいなのは」

「武器の本に或いはその様な項目があったと思います、ただ専門書はありません」


 まあ騎士貴族家なら縁遠いか。


「実はほとんどが写本士ギルドから提案されたものです。向こうも買ってもらうために我々の興味を惹く内容を選んできますから、どうしても特定の分野に偏ってしまうのです」

「似たような本が多い理由が分かりました」

「ですからこの中で興味のある分野があれば、その種類は豊富に揃っています」


 そういうことね。


「本はよく買っているのですか」

「いいえ、とても高価なので年間数冊です。それもこれだけあれば不要ですが写本士ギルド存続のためには仕方のない事です」

「なるほど、需要が少なくても無くなっては困る。だから仕事を作っているのですね」

「そうなります」


 きっと羊皮紙業界としても大事な利益の柱だろう。


「以前はゼイルディクに写本士ギルドはありませんでした。従って本が欲しい時にはウィルムのギルドにお願いしたのですが、何年も待たされたり仕上がりが雑だったりと大変困っていました」

「あらら、せっかく新規のお客さんなのに」

「1回では客とみなしてくれません、定期的に買わないと。もちろん多くの金を積めば相応の対応となるでしょうが本来の価値に見合っておらず馬鹿げています」


 本って1回買ったら終わりだからね。


「ところでインクは魔素由来では無いのですか」

「はい、本に使われているインクは自然由来でして黒色は(すす)が主な原料です。煤とは厨房の壁を汚す黒い粒子のことです。ですから雑貨屋で売られているインクは土の精霊石から抽出したものです」

「では消えるのですね」

「10年以上の定着ですから日常的な使用に支障はありません」


 じゃあ俺が買ったあのインクも消えるのか、確か地図を描くのに使ったかな。まあ10年後に消えても困るほどではないが。おおそしたら羊皮紙を再利用できるぞ。ものによっては消えるの前提で使うのも手だな。


「もしかしてインクの定着期間って用途によって使い分けているのですか」

「はい。ちょっとした覚え書きや文字を練習する際は定着が短いインクを使います。それなら羊皮紙も繰り返し使えますから。ただ何度も書き込むと羊皮紙も痛んできますので限度はあります」


 なるほどね。多分、街道で騎士が使っていた携帯用のインク、あれも直ぐ消えるんだろう。ギルドの口座管理所に置いてあるインクは長期間持つよね、念のため今度聞いてみよう。


「しかしリオン様は不思議なところに興味をお持ちで」

「知らない世界を知るのは楽しいですよ。では、えっと、魔物の本をお願いします。なるべく詳しい、情報量の多いやつで」

「承知しました」


 サラディンは2冊の本をテーブルに置く。


『魔物大全~2296改訂版~』『世界の魔物』


「大全は主にカイゼル王国で確認されている魔物を深く掘り下げています。一方、世界の魔物はクレスリンより向こうの海や砂漠などに出現する魔物、他に亜人系が少し載っています」

「亜人!」

「どうされました!?」

「世界の魔物を読みます!」


 うわ、やっぱりだ。ゴブリン、コボルト、オーク、オーガ、ミノタウロス、サイクロプス、ハーピー、セイレーン、ラミア、メデューサ、サキュバス、この世界にもいたんだね。


 え、ゴブリンも倒すと血肉が消えるのか。そんで魔石や角が残ると。森や洞窟に集落を築いて繁殖しているんじゃないのか。


「ゴブリンに興味がありますか」

「人間に似た姿形とは何だか怖いですね」

「この本はクレスリンより来た写本士が勧めました。亜人については創作だと思います」

「どうしてそう思いますか」

「人に似た頭で知能もある魔物、もし本当に多く存在したら人間が勝てる相手ではありません。いずれ世界はゴブリンに支配されるでしょう。そうでは無い現状を見れば空想の魔物と分かります」


 ふーん、まあ作りが全然違うからね。そうか魔物なら食べない寝ない再生する。特に食べないってのが大きいな。人間は食べなければ死ぬ。食料供給元を徹底して狙えば戦わずして勝てるぞ。なるほどそうやって追い込んでくるワケか。


 まあゴブリンにそこまでの発想が出来るかは知らんが。


「魔物に寿命はあるのですか」

「無いと言われています。捕えて何十年も牢獄で生存した研究結果もありますから。魔素ある限り生き続けると結論付けられました」

「発生する種類に偏りはできますか」

「不明です、動いていますから。もし森の魔物がある日全てゴブリンに変われば人間は滅亡でしょうな、ははは」


 創作だからあり得ない言いぶりだな。まあ全部変わるは無いにしても存在自体はありそう、この記述も妙にリアリティがあるし。ただ最後に確認したのは200年前で随分と奥地、それも聞いたことのない国と地名だ。確かめようがないけどね。


 コンコン。


「夕食の準備が整いました」

「分かった」


 扉越しに使用人が告げるとサラディンが返す。そのまま使用人へ俺たちの案内を継いで彼は自室へ入った。教育係ね、色々と知識が豊富で話し相手にはよさそう。


「母さんはあの本どうだった?」

「参考になったわ、聞き上手は腹黒い、自分語りは不安の表れ、とかね」


 それが社交の極意なのか。


 広間に入って案内されたテーブルに着く。ほどなく男爵が挨拶をして食事が始まった。


「ライアンの妹アストリアです、リオン様どうぞよろしく」

「私はフローレンスの姉シャロンだ、よろしく」


 昼食とテーブルは同じだがカレルとディックが抜けて女子2名が加わっていた。


「ディックは向こうの席に行ったか」

「厨房長と食事中に話がしたいって言ってたな」

「カレルは養成所で夕食と聞いた」

「うむ、明日にでも寮へ入るだろう。リオン様は村へ戻られますか」

「多分ね」


 明日は朝から城、その用事が終わっても屋敷へミリアムの実家が来るから顔合わせはするだろう。村へ戻るのは夕方かな。ただ明後日は極偉勲章授与式でまた城に行くんだよな。もう屋敷で連泊してもいいが村のみんなも心配してるだろう。


「ははは、そうかリアも苦労しているな」

「フロウも気になるって女子はいるわよ」

「ほう、では場を設けてくれ」

「気が緩んでいるぞ、フローレンス」

「ルアンナ様にべったりのお前に言われたくないぞライアン」

「あれは訓練のためだ!」


 仲がいいね。よく考えたらシャロンとフローレンスの父アグロヴァルはライアンとアストリアの母カチュアと兄妹だ、つまりここの4人は従兄弟同士となる。


 楽しい食事の時間は過ぎ男爵の挨拶でお開きとなる。この後はまた客間で懇親会とのことだ、まあ後は寝るだけだし、リラックスしてダラダラ過ごすのもいいだろう。


「リオン、父上から話があるそうだ、例の部屋で待っていろ。クラウスとソフィーナも行く」

「はい、商会長」


 ほう何だろう。言われた通り広間向かいの部屋にクラウスとソフィーナに続いて入る。しばらくして男爵とミランダが加わった。


「懇親会の時間を削ってすまない、取り急ぎ耳に入れておこうと思ってな」


 男爵は真剣な表情だ。何か問題発生か?


「先日多くのAランク魔物をそなたたちの活躍で仕留めたが、あの素材は現在ゼイルディク騎士団アーレンツ支部で全て保管されている。上質な素材が多く早くも広域から買い手がついているぞ」


 量も多いからかなりの稼ぎになるね。


「それで知っての通り魔物を倒せば角や牙などの素材、そして魔石、稀に魔物装備が手に入るが、Aランクは必ずその魔物装備が残る。それが1体から複数の場合もあり、今回は幸運にも全てから複数の魔物装備が残った」


 へー、必ず残ると。やっぱり強い魔物を倒したからご褒美なのかな。更に今回は数多く手に入ったと。まあ死闘だったからね、そのくらいの見返りがあってもいい。


「魔物装備には種類があり効果も様々だ。その中に鉱物武器への魔力共鳴を高める効果もある。腕輪に付くことが多いな。数値は多くて3~5%加算程度、稀に7~9%辺りもあるにはある。しかし今回かなりの効果が出た、なんと15%も上乗せされるのだ」

「む!?」

「凄い!」


 ほー、大当たりだな。あ!


「こ、これはもしかして」

「うむ、恐らくトランサイト生産に必要な魔力共鳴にも有効だ」


 うわ、やっぱりそうなのか。


「父上、私は85%まで自力で到達しました。その装備があれば100%に届きます」

「ミランダよ、知っての通りこの効果は複数同時装備でも個別に上乗せされる。つまり右腕に15%、左腕に5%加算なら合わせて20%だ」

「はい、その通りです……まさか!」

「15%と13%が出た、いずれもジルニトラの腕輪だ」


 うは! これは計算上いけるじゃないか!


「では私なら両方で113%まで到達可能と! 試験素材なら十分生産可能な数字です」

「うむ」

「男爵、今のその装備はアーレンツ支部にあるのですか」

「クラウス、そう聞いてはいるが伯爵が回収したかもしれん」

「なんと!」

「まあっ!」


 むむ!


「城には共鳴が得意な騎士も多い。90%近くを自力で実現できれば或いは合金すら生産できる可能性もある」

「これはマズいですね。リオンの優位性が揺らいでしまう」

「とは言え、それほどの共鳴は連続では無理だ。リオンの生産能力には遠く及ばないぞ」

「まあ……そうですね」


 うーむ、遂に俺の他に生産者が現れるのか。魔物装備ね、確かに走力や腕力、そして剣技にも関与できるからスキルも有効だ、共鳴に効果があっても不思議ではない。そっかー、Aランクは良い効果が出る確率も高いのかな。そのうえ最上位のジルニトラ産だからね。


 しかし強化共鳴と変化共鳴は違う。あの感じを掴むことが出来るかだ。俺は異常な魔力操作で直ぐに分かったが本来はかなり難しいはず。ただ時間の問題か。いや、無意識にまた違った条件をクリアしている可能性もあるけど。


「これまで共鳴加算の魔物装備は良くても7~9%が限界だった。しかしAランクがこれほど短期間で数を討伐できれば、更に上の効果も狙い易い環境となる」

「つまり今回で終わりではないですね」

「うむ、最早Aランクは敵ではない。森の奥地へ行けば次々と遭遇するだろう。ジルニトラ含めてな」


 はは、そうか。俺の望んだトランサイトの普及は自らの首を絞める結果に繋がると。何となく上手く行き過ぎている気はした。そりゃそうだよね、英雄の力なんて無くたって作れる方法は世の中に残してあるんだ。じゃないと神があの鉱物を創った意味がない。


 とは言え、普及速度が意図せず加速すればどんな影響が出るのか怖い。シンクライトだって作れてしまうじゃないか。


「あの、共鳴が生産に必要であることはどこまで伝わっていますか」

「ウィルム侯爵はプルメルエント公爵とクレスリン公爵の使いに伝えたと聞いた。ただ具体的な共鳴率までかは分からん」

「明日、城へ行った時にエナンデル子爵に聞いてみるか」

「そうだな、どこまで答えてくれるか分からんが」


 とにかく情報が欲しい。


「以上だ。明日また魔物装備の所在を確認させる、まあ販売目的で一旦情報が出たのだ、まだ動いていないと思うがな」


 売るつもりだったのか、とんでもない金額になりそうだけど。

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