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ミリオンクォータ  作者: 緑ネギ
1章
122/321

第122話 ディアナの決意

 アーレンツ勲章授与式が終わり、屋敷の広間で昼食をとる。


「リオン、カルロスに聞いたわよ、一緒の班なんだってね」

「ねーちゃん、ごめん、バレちゃった」

「別にいいわよ。もう冒険者コースでも知れ渡っちゃったし」

「あー、じゃあやり辛いね」

「マリーがやたらと絡んでくるようになったわ。なんでも私には秘められた才能が必ずあるから、それを開花させるために導いてくれるんだって」

「うわー」


 マルガレータ、一体どうした。


「面倒なことになったね」

「ちょっとね。でもマリーは悪い子じゃないし、純粋に私を強くしようと真剣に考えてるから合わすことにするわ。それもあと半年のことよ」

「そっか、マリーは来年、養成所に行くのかな」

「もちろんよ、早く訓練討伐じゃない森に行ってみたいって」


 ディアナ、その謎の特訓に付き合うんだね。上級生から目をつけられて、それもリーダー格のマルガレータなら仕方ないけど。


「ねーちゃん、もし嫌なら俺から控えるように言っておくよ」

「え、あんたが言って聞くのあの人」

「……さあ」

「いいわよ、気にしないで。ホントのところ今まで冒険者コースもだらだらとやってて、丁度いい機会だから真面目にやるわ」


 なんと適応力の高いことか。状況に合わせて柔軟に対応するディアナ。逃げ回っても仕方ないからね、どうせなら正面から取り組むということか。


「ところで、ねーちゃんのその服はどうしたの?」

「子爵に用意してもらったのよ。おとつい学校に連絡があって、何でも式典の最前列に座るから、英雄の娘に相応しい恰好があるって昨日仕立てたのよ」

「とても似合ってるわよ、それで普段はあの服着てる?」

「え、えーと、うん、着てるわよ、母さん」


 これは着ていないな、うん。確か前に村へ帰った時に、中央区でソフィーナに買って貰ったんだ、女の子らしい服とやらを。


「母さんたちこそ、そんな服持ってたっけ?」

「これはバイエンス男爵にいただいたのよ」

「バイエンス? 確かエナンデルの向こうでしょ、どうしてそんなところの貴族にお世話になったの」

「……サラマンダーの件でね、色々あったのよ」

「ふーん」


 ミランダが用意した服はサラマンダーに焼かれたからね。同等の服を救援に来たバイエンス男爵が用意してくれたんだ。思えばこの服、ほんと大活躍だな。


「そればかりでも飽きるだろう、今度また用意してやる」

「あ、商会長」


 トリスタンとの話は終わったようだ。ミランダが席に戻る。すると直ぐに1人の男性が話しかけてきた。


「やぁミランダ、ああいや、コーネイン夫人か」

「ドグラスか」

「まさかあの場であんたが指揮を執るとは思わなかった」

「私もお前がいるとは思わなかった」

「……でも懐かしかったぞ、共に戦った日々の様だった」

「フン」

「それにしても偉くなったものだな、貴族とは」

「大したことはない」

「フッ、相変わらずだな、ではこれで」


 Bランク冒険者のドグラスだ。なんだなんだ、やたら馴れ馴れしいぞ。


「商会長、彼は何者ですか」

「私が冒険者の頃にパーティを組んだことがあった」

「へー、そうなんですか」


 古い仲間か。


「交際をしつこく申し込まれてな、強いのはいいが私にも好みがある」

「!?」

「おいおい、こんなとこで言っていいのか」

「構わん、昔のことだ」


 まあミランダは美人だからモテただろうな。ふふ、にしても好みか。確かにドグラスは厳つい顔だからなー。


「だからと言って今やミランダは貴族。あれは失礼な物言いだぞ」

「……まあこの場はいい、子爵の手前があるからな。後に対応する」

「何をするんだ」

「彼はBランク冒険者だ。Bランクは月に何度か最奥地へ行く義務がある。それでその回数が大幅に増えたらどうだ? それこそ月のほとんどを奥地で過ごし、かなりの疲労となるだろう」

「確かに、行くだけでも遠いからな」


 それに最奥地だからと言って強い魔物が出る保証もなく、フリッツの話ではE~Fランクばかりの時もあるとか。精霊石だけは多いらしいが、あまり積極的に行きたくないのが本音のようだ。故に義務の回数が定められているのだろう。


「彼はマクレーム支部所属だ、そのマクレームはメルキースにある。それで知っての通り、冒険者ギルドは騎士団組織の一部、北西部防衛部隊の指揮官で貴族家の私が、その義務回数に関与することは容易だ」

「……まあ、そこそこにしてやれ」

「フン、彼は勲章持ちだ、その実力を存分に発揮してもらおうではないか。はっはっは!」


 うわ、怖い。やっぱこの人、敵に回したらダメだ。


 ドグラスも悪い人じゃないみたいだけど、ちょっと昔から知ってるぜ的な主張が過ぎたな。授与して気分がよくなったのだろう。ああ、酒も入っていたか。


(ねぇ、リオン。父さんも貴族に対して失礼な話し方じゃないの)

(えっと、仲良しなんだよ、ほら特別契約者だし)

(ふーん)


 ディアナも叙爵の話を聞いたら納得するだろう。


「さて皆の者、玄関前が片付いて送りの馬車が用意できた。準備の整った者から向かってくれ。今日は良き日となった、出席を感謝するぞ」


 子爵の言葉に何人か席を立つ。各々子爵へ挨拶をして広間を出て行った。


「ここのテーブルの者は残れとの指示だ」


 ミランダが告げる。ディアナへの叙爵通知の件だね。

 騎士と冒険者が出払ったところで子爵が近づいてきた。


「さて、そなたたちには話がある。上の部屋へ移動するとしよう」


 子爵について玄関ホールの階段を上がる。そして広い円卓のある広間へ案内された。あー、ここは副賞目録を受け取った部屋だね。


「さあ、好きなところへ掛けたまえ」


 ミランダ、クラウス、ソフィーナ、ディアナ、そして俺が並んで座る。子爵の隣りには護衛2人が立ち、円卓にはトリスタンが座った。


「この場はディアナ、そなたに向けての告知の場だ」

「私、ですか」


 ディアナは困惑している。


「ああ、そうだ、既に周りの者は知っている重大な案件だ。尤も、明日になればゼイルディク中に知れ渡る」


 うん、貴族議会があるからね。


「よく聞け、そなたの父クラウスは、男爵となる」

「え!?」

「理由は幻の素材トランサイトの製法を発見した功績が評価されてだ。無論、ゼイルディク伯爵、そしてウィルム侯爵の承認は得ている。領地はコルホル村とその周辺。まあ、ワシが領地としているメルキース城壁より向こうの土地だ」


 ディアナは瞬きひとつせず固まっていた。


「あ、あの、子爵、とても信じられないのですが」

「ワシの言うことだぞ、決定事項だ」

「は、はい! 失礼しました」

「ディアナ、これは本当だ。俺は貴族となる」

「……父さん」

「そしてノルデン家は貴族家となって、あなたは貴族令嬢よ」

「母さん……は、男爵夫人?」

「そうよ」


 ディアナは両親をキョロキョロと見る。クラウスとソフィーナは頷くだけだ。


「リ、リオン、あなたも知ってたの」

「うん、隠しててゴメン」

「ああ、いや、いいのよ、かなりびっくりしたけど」

「それでディアナ、そなたはシャルルロワ学園へ編入となる、時期は8月の後期からだ。ただ冒険者なりの才能があれば、メルキースもしくはアーレンツの士官学校でもよいぞ」

「え……シャルルロワってビクトリア様がお通いの貴族学園ですか」

「その通りだ」


 ディアナは少しうつむいて考えている様子。


「クラウスが叙爵するのは約1年後の予定だ。それまでにコルホルへ屋敷を建築し、クラウスやソフィーナは貴族としての嗜みや教養を身につける。ディアナ、そなたも貴族令嬢としての振る舞いを学ばねばならんのだ」

「は、はい」

「突然で驚いたな、しかし覆ることは無い、覚悟を決めて進むのだ。不安に感じるだろうが心配ないぞ。このアーレンツ子爵、クラウスが叙爵するその日まで、そしてそれ以降も、ノルデン家をディアナ含めて全面的に支援いたす。何なりと申せ」

「そ、それは、ありがとうございます。とても心強いお言葉」

「うむ、そなたもよく状況が把握できておる、必ずや立派な令嬢に育つであろう。ワシからは以上だ」

「1階の部屋でしばし家族で話すといい、ついて来い」


 トリスタンが立ち上がる。


「今日はよく来てくれた、明日は村へ行くからな」

「はい、子爵、本日はお招きありがとうございました。明日もよろしくお願いします」


 クラウスが代表して挨拶をし、俺たちは部屋を後にした。

 玄関ホールの階段を下りて客人の待機室へ。


「話が済んだら入り口の者に声を掛けてくれ」

「分かった」


 そう告げてトリスタンは出て行く。


「私も席を外す」

「そうか、すまん」


 ミランダもトリスタンに続いて出る。


「さて……」


 客室には俺とディアナ、クラウスとソフィーナのノルデン一家だけだ。


「子爵から聞いての通りだ、ディアナ。まあこうなっちまったもんは仕方がない」

「と、父さん! トランサイトって何?」

「とんでもない力を秘めた幻の鉱物だ。歴史上にはあるが、現在まで製法は伝わっていない」

「それの作り方を見つけたの!」

「……いやまあ、そうだな」


 ここは表向きの理由にとどめるか。多分、頃合いを見て俺の能力を明かすのだろう。


「凄いわ、父さん! 私、とっても誇らしい!」

「そ、そうか、それは嬉しいな、はは。それでどうだ、貴族となる話は」

「どうって……決まったことならやるしかないんでしょ、私も頑張るわ」

「おお、すまないが頼むぞ」

「……でも、やっぱりちょっと自信がない」


 ディアナの表情は曇り、大粒の涙を流した。


「そんな……急に言われたって、私……どうしたらいいか」

「ディアナ、心配することは無いわ、みんな味方よ」

「そうかもしれないけど、母さん……グスッ」


 ソフィーナはディアナを抱き、頭を撫でる。落ち着くまで少し待つか。


 ……。


「あのさ、ねーちゃん、あんまり深く考えなくていいよ、貴族って言っても同じ人間、大したことは無いさ」

「!? リオン、あんた……全く、たくましいわね」

「そうかなー、何も考えてないだけかもよ。あー、シャルルロワってね、バイエンスにあるんだけど、その隣接してる地域に飲食のお店がいっぱいあるんだって! ビクトリア様やエステル様から聞いたんだけどね、ねーちゃん、そういうの好きでしょ。幾らでも楽しめるよ!」


 これはもう興味のあることに切り替えて逃げるしかない。


「やれやれ、こんな小さい弟に励まされるなんてね。あんたこそ強がってないで父さんや母さんに正直に言いなさいよ」

「うん! 俺はいつも素直だよ!」

「あーら、自分で言う?」

「はははははっ」

「ふふふふふっ」


 客室に家族4人の笑い声が響く。


「まあ、そう心配するな。出来ることが沢山増えて人生楽しくなるぞ」

「そうよ、色んな所に行けて、おいしいものを沢山食べられるの」

「父さんや母さんこそ大変でしょ」

「俺が不安なのはダンスくらいだ、あとは何とかなる」

「私は屋敷の庭園が楽しみで仕方ないわ、ここの何倍もの広さなのよ」

「すごーい! そっか、そうだよね、貴族だもん」

「ディアナにも何を植えるか提案してもらいましょう、ベラおばちゃんもとっても乗り気なんだから」

「そっか! あ、もしかしておばちゃんも一緒に住むの?」

「そうだぞ、とっても広い屋敷だからな」


 お、イザベラの話でかなり笑顔になった。仲がいいからね。


「よし、じゃあもう行けるか、呼んでいいな」

「うん!」


 クラウスが部屋を出てしばらくするとトリスタンとミランダ、そしてビクトリアが入って来た。


「ディアナ、あなたのお立場をよくご理解できまして?」

「ええ、ビクトリア様、今後ともよろしくお願いします」

「あーら、様はいらないわよ、同じ貴族令嬢ですもの」

「……そうね、ビクトリア! 改めてよろしく!」

「ふふ、あなたは見込みがあるわ、さあ、カフェへ行くわよ」

「はい!」


 はは、いいコンビになるかも。


「また近いうちに様々な打ち合わせで顔を合わすことになるだろう」

「そうだな、それまで元気でな、ディアナ」

「気を付けてね」

「ねーちゃん、ばいばい!」


 ディアナは笑顔で手を振ってビクトリアと部屋を出て行った。


「さて、我々も行くか」


 ミランダの言葉に頷いて部屋を出る。玄関前の巨大な石のステージは無く、馬車が横付けされていた。うへー、ファンタジーなのか、イリュージョンなのか。


 既に馬車に乗っていたディアナが手を振っている。俺たちも手を振って見送った。


「中々に強い子ではないか」

「ああ、きっと母さんに似たんだよ」

「そうかしら」


 俺たちはメルキース男爵家の馬車に乗り込む。トリスタンが手を振って見送ってくれた。


「コーネイン商会本店へ立ち寄るぞ」

「何の用だ」

「リオンの鑑定訓練だ」

「あ、そうか! 本店なら沢山武器があるね」

「工房にも入って魔石や魔物装備も見るといい」

「ありがとうございます!」


 うひょー、一気に数を稼げるぜ!


「あ、そう言えば、魔物素材もあるんですか」

「あるにはあるが加工してしまったものがほとんどだ。加工前なら、そうだな、冒険者ギルドなら大量にあるぞ」

「お、確かに。とんでもない量が毎日集まるからな」

「そうなの父さん」

「ああ、もう山積みだ」


 うへー、でもそりゃそうか、あんだけ冒険者が討伐に行ってるんだからな。


「それならマクレームの冒険者ギルドがいいが、かなりの遠回りだ。今回は村のギルドで対応する」

「はい、それでお願いします」

「あそこもそれなりにあるからな、それに監視所にもそこそこある。次の訓練討伐では一時保管庫に入れてもらえ、エリオットにも言っておく」

「お願いします」


 そうか、あそこも素材が集まるもんね。


「ところでガルグイユの件は問題なかったか」

「トランサイトを使ったことか、ああ、問題ない」


 ほー、そうなのか。


「今も後ろから4名の弓士がついて来ている。尤も、もうAランクの脅威は無いだろうがな」

「授与式にガルグイユが来ていたら大変な被害がでてましたね」

「そうだろうな、あれだけ人が集まっていたのだ」


 そこはコルホル街道で襲撃してくれて良かったな、あそこなら影響はほとんどない。うん、そうだよ、来るのが止められないなら、町や人に被害が出ない場所にしてくれ。


 馬車はメルキースに入ったようだ。この辺はデノールト地区、学校がいくつかあり飲食店も多い。こんなところにAランクが来たら被害甚大だぞ。


 ん? 今、見たことある顔が。気のせいかな。


「お、リオンも気づいたか」

「父さんも見た? あ、じゃあやっぱりそうだ」

「どうした」

「西区担当の浄水士だよ、いや知り合いというほどでもないが、ちょっとな」

「……ふむ、気になることがあるなら話してみろ」


 この流れは言わないといけないか。


「コーネイン商会のララ・メシュヴィッツ、あの子の彼氏なんだよ」

「ほう、それは知らなかった」

「彼は今日休みなんだろう、それで町に来ることもあるだろうが、なぁリオン」

「え、あーうん、知らない女の人と一緒に歩いてた。えっと、肩に手を回してたかも」

「……ふーむ」


 ミランダは目を細める。


「ああいや、姉や妹かもしれん、仲のいい知り合いかも」

「うむ、分かった。その辺りはこちらで調査する」

「見間違いだったらすまん」

「それならその方がいい。もしメシュヴィッツを裏切っているなら、相応の対処が必要だがな」


 うわ、今、目が怖かった。


「これは勤務外の交友関係だが、場合によっては商会にも、果てはお前たちにも影響が及ぶ」

「ほう、そうなのか」

「例えば騙されて大金を渡していたとする。好意がある相手なら見抜くことは難しいからな。他に女を作る様な男なら、そんな詐欺行為も直ぐ思い付くものだ」


 いるよな、そんなクズ男。


「それで更に大金を頼まれ、もう手持ちがない場合どうする? 嫌われないためには何としても用意するだろう」

「そうだな、何か売るか」

「彼女なら売れるものは沢山あるな、武器1本でも十分な金額だ。工房の魔石や魔物素材、精霊石もいくらかある。そして最も価値があるのは情報だ。トランサイトを生産できる子供を知っているなぞ、かなりの高額で売れはしないか」

「おいおい、それは困る」


 うは、確かに考えられることだが。


「もちろん、商会員や職人には厳しい情報管理を徹底している。だが、好きな人の頼みでは正しい判断ができるか。メシュヴィッツは信頼しているが、あらゆる可能性を想定しないといけない」

「確かに、もし騙されて金を貸していたとしたら、その時点で本性が見えていないからな。相手は繰り返すぞ」

「まあ調べれば分かる」


 男爵家の諜報部的なものを使うのだろうか。


 いやー、しかし、そんなとこまで気にしないといけないのは大変だな。まあでもキリがないし、そもそも信頼関係の元に成り立っているものだ。今回はたまたま可能性の一端を掴んだから動くのだろう。


 にしても武器って売れるんだ。


「武器は買い取ってくれるところがあるんですか」

「中古の武器商会もあるからな。尤も、ほとんどが出所不明だ、盗品も少なくはないだろう。後は武器を取り扱う仲介人に任せればどこでも売ってくれる」

「へー、色々あるんですね」


 中古かー。でも定着期間があるからずっと置くことはできないね。この世界ではちょっとリスキーな商売かもしれない。そして万能すぎる仲介人。ミランダも精霊石の転売に使っていたみたいだし。でもかなりの人脈がないと出来ない仕事だろうな。

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