表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

生まれ変わってもコミュ障はコミュ障

新しく思いついたので書いちゃいました!


良かったら感想お願いします!


皆は輪廻転生って信じる?

今風に言うなら異世界転生ってのが人気なのかな。


現実世界にはない力に目覚めて俺TUEEEEしたり、ハーレム作ったり。はたまた、今までとは違う性別に生まれ変わったりとか。


そんな事を妄想して楽しんでるじゃあないかな?

自分もこんな経験をしてみたいとか、生まれ変わりたいとか。


でもね、私から言わせればやめといた方がいいよ。


普通が1番。

生まれ変わってもあなたはあなたなんだから。きっと力を持っても物語の主人公みたいにはなれないよ。そんな事が出来るなら現実でも上手くやれてるはずだしね。


えっ?なんでそんな知ったような口聞くんだって?

だって、、


「美夜ーー!!朝ごはん出来てるわよー!早く起きなさい」


「う、うん。今行く!」


時計を見ると時刻は7時過ぎ。

それほど急ぐ時間でもないけど、ゆっくりしてるとうるさそうだし、急いで支度しよ。


ちゃちゃっとパジャマから制服へと着替える。

下ろしたてのカッターシャツがパリパリで変な感じ。慣れた手つきでリボンを結び、最後に膝下までのスカートを履き、姿見に目を向ける。


腰元まで伸びた艶やかな髪。前髪は目に掛からない程度に綺麗に切りそろえられている。少しぷっくりとしたセクシーな口元に、スっと線の通った鼻筋。目はぱっちりと大きいが、どこか冷たさを感じさせる鋭さを秘めている。


「うーん、、紛うことなき美少女。いや、どっちかと言うと美女?」


やっぱりいい。顔がいい。

何度見ても素晴らしい造形。あいむぷりてぃがーる。


「お姉ちゃん何してるの?」


一人で姿見とにらめっこしてると、部屋に入ってきた愛しの妹ちゃんに見られてしまった。


「自分に見蕩れてた」


「うわぁぁぁ。超ドン引き。朝から鏡みてうっとりとか正直ちょっときもい」


「えぇ?咲良ちゃんも顔はほとんど一緒なんだから、同類でしょ?」


目元以外はほとんど変わらないので、よく双子に間違われたりする。ちなみに咲良ちゃんの方が目元が優しくて、暖かい感じだね。


「一緒にしないでよ。私お姉ちゃんみたいにナルシストじゃないし。ってかその自信が外でも発揮出来たら友達の1人でも出来るのに。・・・いや、逆にこのままの感じだとウザいかも。ただの陰キャナルシストだし」


「・・・っひく、、えぐっ」


「泣いてる!?ごめんって。言いすぎたよ。だから泣き止んで」


朝から妹に泣かされてます。

なんで、そんなきついこと言うの?私のメンタルなんて豆腐の5倍は脆いのに。


「咲良ちゃんは、、お姉ちゃんのこと嫌いなの?」


「そんな事ないよ」


「ほんと?」


嘘だったら咲良ちゃんに引っ付いたまま延々と泣くよ?


「私がお姉ちゃんに嘘ついたことある?」


「ない、、かな」


いっぱいからかわれたり、泣かされたりするけど、多分嘘はついてないと思う。多分。めいびー。

ってか私の姉の威厳なさすぎ。悲しい。


「でしょ?私はずっとお姉ちゃん味方だよ」


「ずっと?」


「ずっとだよ。それなら寂しくないでしょ?」


「うん!咲良ちゃん大好き!!」


速報:今日も咲良ちゃんは優しい。

やっぱり咲良がいれば友達なんていらないよ。

ほんと可愛い。しゅき♡すりすり。


「・・・ほんとチョロあね」


「なんか言った?」


「ううん!なんも!さっ早く行こう。朝ごはん冷めちゃう」


「うん!」


話の途中だったけど、勘のいい人はもう分かったんじゃないかな。

そうです。私前世では男でした。

しかも、友達もろくに居ない陰キャ童貞。死因はわかんないですけど、何だかんだで美少女に転生しちゃいました。


そりゃ最初はテンションあがりましたとも。

これでリア充の仲間入りだーとかね。そんな事を思ってる時代が私にもありました。


まぁ結論から言うと、、小中ともに見事にぼっちでした。


ふっ、、そりゃ変わんないよね。だって中身は変わんないだもん。


一つだけ言いたい。

美少女はイージーモードって話じゃなかったの?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ