第0話 【開演式には誰も呼ばれておりませんし、誰にも通知していません。…ダンジョン:仕様です。】
読み専からちょっとチャレンジ
ある日、神のお告げも、システム音も響かず、UFO、UMAの目撃、有感地震、雷の記録なし、火事の発生は平均以下の平穏平凡な日に、突然ダンジョンゲートが世界中に発生した。
※説明しよう!ダンジョンゲートとは文字通り、門の形をして現れた約4mの何かである。
門の外枠は石造りに見える物質でできており、外観は詳細な文様が描かれている。現在の科学的方法では移動する事、壊す事は出来ないものであった。また門の外枠以外の中は黒い何かでできており、黒い何かを通過すると、その門に割付されたダンジョンに入る事が出来る。…入口が一か所とは限らない。
さらに科学者を混乱させたのは、ダンジョンゲートは空間を押しのけて発生した事である。つまり、今までお隣さん同士隣接していた間に、何故かダンジョンゲートがあるのである。
科学者:庭付き一軒家ならまだわかるよっ!なんでなんでアパートの101と102の間にダンジョンゲートが出来てアパートが壊れないの!。二階を突き破らないの?二階の面積変わってないんですけど?外の見た目と、明らかに違うんですけどおぉ(´;ω;`)…ダンジョン:仕様です。
また、ダンジョンゲートは人口の多い地域に大規模-大深層なダンジョン、人口の少ない地域は小規模-低深層なダンジョンが発生していた。
日本でもダンジョンの確認が報道されると、ネット民大歓喜(/・ω・)/祭りじゃあ
やめろという言葉も聞かずに、多くの一般人?がダンジョンに突撃していった。
※一時期金属バットとスコップと丸太とバールのようなものが日本中の商店から消えた事は、海外の人には理解できなかったらしい。
外人:なんで丸太?忍術?
また、海外の人たちはダンジョンに、未知やダンジョンとは何かとか、金になる物はねえかぁとか求めて銃を持って入っていったが、日本人は何故を求めるのではなく、何故か具体的目標を持って突撃していった。…丸太でなあ!
ダンジョンクリア初回ボーナスゲットするんじゃあぁやら
くっくっく、どうやら僕の隠された力が遂に発揮されるみたいだねとか…後に彼らは知るだろう、役員を!
レアスキルゲットォォ…何それ裏山とか
まて、慌てるような時間じゃない、まずオリジナル魔法を作れるか確認するんだとか、えっいきなりオリジナル魔法?魔法ある前提ですかそうですかそうですよね魔法使えるんですか?えっ?MPが足りない?足りないのは知能では?
いやまずは猫耳化はあるのか?…馬鹿野郎犬耳化こそ至上命題!等の罵倒が飛び交いながらも、日本人はダンジョンを、未知を恐れず突き進んだ。…絶対欲望まみれだよね!
結果、ダンジョンにはモンスターが居て、倒すとレベルアップ、ゲームのようなクラス、スキル、アビリティ、魔法・・・魔法あるじゃん!ひゃっほー、そして猫耳化、ブラボー、犬耳化、トレビアーン、が報告され両者和解、猫耳犬耳化抗争に終止符が打たれた事が報道された。
報道されるってどんな抗争したのっ!
ネット民大大歓喜
時はまさにダンジョン時代の幕開け
ダンジョンに挑んだ自称冒険者、探索者、配信者たちの声が今日もダンジョンに響き渡る・・・
[[[物理演算がくそすぎる、データ表記もくそ]]]