出会い
私は至って普通に生活をしていた。それなのに小学の時は、いじめに遭い精神が壊れかかっていた。
辛い、苦しい いっそ自殺してやろうとも思った。けど、出来なかった。小学の時、私には霊感というものがあった。最初に見えたのは、家に帰る床屋の前に女の子が居た。その女の子は二つ結びで4歳くらいの女の子。私はじっと見つめているとその子は私に笑顔を向けた。おいでおいでと私を呼んでいる。私は女の子の方へ駆け寄ろうとした。しかし、足が止まった。
その子をよく見ると肌がテレビの砂嵐のような色をしているのだ。私は怖くなると逃げ出して居た。
それが初めて霊が見えた時だ。
付け加えなのだが、私には大切な友達が居る。
とてもとても大事な人。その人は勿論霊だ。
でも、私を大事な人だと言ってくれた。
今では、私の家族だ。
それから時が経ち、私は今では大学生だ。
今日は、初めてクラスメイトと顔を合わせる。
教室のドアを開け中へと入る
早すぎたのか、居たのは男子が1人だけだった。
私の方へ、目線を向けると
「ねぇ、そいつ危ないよ?」
私の後ろを指さして言った。
しかし、私の後ろに人など居ない。
私はきょとんとして、首をかしげた。
「だから、その赤い霊危ないよ」
私は訳が分からなかった