登場人物
～日本国主要登場人物～
【戸村幸一】(58)
海上自衛隊幹部自衛官(海将)。自衛艦隊司令官。
海上自衛隊の実働部隊を統括する指揮官。尖閣紛争での戦果が認められ最速での出世と相成った。しかし息子の洋介を同紛争で亡くす。
【戸村洋介】(享年24)
海上自衛隊幹部自衛官(殉職による特別昇進により3等海尉→1等海尉)
美香と結婚し、護衛艦『あきづき』に配属。殉職。
【戸村美香】(26)
衆議院議員。内閣府政務官兼防衛省政務官。
夫を亡くしたために、政府与党は悲劇のヒロインを演じさせることとし、自主市民党にスカウトされ、衆議院議員となる。若手でありながら政務官(副大臣に準ずる政治任用ポストであり、大臣を政治分野で補佐する職務)を務める。
～日本国政府関係者～
【上皇】(91)
皇族。皇室典範に定める敬称は陛下。
正価30年に退位した。天皇の位を退いたにも関わらずいまだに国民の敬愛を受ける。
【天皇】(64)
皇族。日本国の象徴にして日本国民統合の象徴。
皇室典範に定める敬称は陛下。
【皇太弟】(60)
皇族。天皇の弟宮。
皇室典範に定める敬称は殿下。
【崎田武夫】(66)
衆議院議員。
日本国内閣総理大臣。
阿部内閣で外務大臣を経験。眼鏡を掛け理知的な雰囲気。
【石井伸之】(65)
衆議院議員。
内閣法に定める第一位順位指定国務大臣(副総理)
財務大臣 兼 内閣府特命担当大臣(金融)
内閣法に定める序列は第2位。
阿部内閣で内閣府特命担当大臣を経験した。
【阿部泰三】(70)
衆議院議員。
内閣官房長官 兼 内閣府特命担当大臣(沖縄基地負担軽減)
内閣法に定める序列は第3位。
元内閣総理大臣。
【大泉進太郎】(43)
衆議院議員。
内閣官房副長官。
～《箱庭》および《方舟》主要登場人物～
(精霊族などは長寿であるために便宜上()内は外見年齢で表記する。)
【アリス】(享年21)
王族たる精霊族。《箱庭》女王。異世界が定める敬称は陛下。
先王陛下と呼称される。
金髪に透き通った青い瞳を持つ。高潔で非の打ち所のない女性だった。ミュラやバシスとは親友。バシスを好いていた。
デューゴスらによる異世界侵攻作戦より臣民を守るために、皆を別世界《方舟》に強制転移。魔力を使い果たし崩御した。
1000年後、人間界よりアリサ・フォン・キャンベラーとして蘇る。
【ミュラ】(22)
王族たる精霊族。《方舟》女王。異世界が定める敬称は陛下。
女王陛下と呼称される。2152歳。
金髪にエメラルドグリーンの瞳を持つ。アリスらの親友であり彼女の崩御を悲しむと共にデューゴスへの憎悪を募らせる。
【バシス】(22)
王族たる精霊族。デューゴスの客将。異世界が定める敬称は殿下。 2152歳。
銀髪に真紅の瞳を持つ。
自身の祖父たるデューゴスに仕え《箱庭》を崩壊させた裏切り者。
【デューゴス】(100)
王族たる精霊族。方舟に仇なす血統。
その容貌は鬱蒼とした口髭に覆われている。
バシスをして《箱庭》を崩壊せしめた。
【アリサ・フォン・キャンベラー】(13)
王族たる人間。
アリスを幼くしたような容姿。アリスの生まれ変わり。
近代の企業CEOの家に育つが、堅苦しい家柄に嫌気が差し《方舟》に移住する。ミュラらと懇意にし、前世の記憶に目覚める。
【ロスト(フロントリヒ)】(20)
精霊族たる人間。侍従長。
容姿端麗な執事。アリスの寵愛を受けていた。
【イナバ】(17)
うさぎ族。書記官(諜報担当)兼王立図書館司書。
ケモノ耳が生えた少年。
【ローデウス】(37)
魔族。議会における魔族の代表首長たる議員。《方舟》三軍を統べる大将軍。宰相兼軍務大臣。
