ダンディ小松田院長
ある日、順子主任はダンディ小松田院長から呼び出された。院長は、ナースたちからダンディ小松田先生と呼ばれて尊敬されている。
ダンディ小松田院長から透析患者の次郎さんが若いナースをナンパする癖をなんとかしてもらいたいと依頼をされた。
順子主任は困ったように微笑んだ。
「次郎さんは社交的な方ですが、確かに少し行き過ぎることがありますね」
と彼女は言った。
院長は頷きながら、続けた。
「次郎さんには治療に集中してもらいたいのですが、若いナースたちが少し困惑しているようです。彼らもプロとして対応しようとしていますが、やはり業務に支障が出ることもあります。」
順子主任は一瞬考え込み、そして決意を固めた。
「わかりました。次郎さんには私から直接お話しする機会を設けます。彼にとっても、ナースたちにとっても良い環境を保ちたいですから。」
院長は感謝の意を込めて微笑んだ。
「ありがとうございます、順子主任。あなたならきっと上手くやってくれると思います。」
その日の午後、順子主任は次郎さんの病室を訪れ、彼と話をすることにした。彼女は、彼の社交性を尊重しつつも、患者と医療スタッフの関係について丁寧に説明した。次郎さんは最初驚いた様子だったが、順子主任の誠実な態度に心を動かされ、態度を改めることを約束した。
これにより、病院内の雰囲気は改善され、ナースたちも安心して業務に励むことができるようになった。順子主任は、患者と医療スタッフの信頼関係がいかに大切かを改めて実感したのだった。




