『プレスマンのキャップをなくしたキツネ』
キツネがプレスマンのキャップをなくしてしまいました。よくなくすんです、あれ。緩いんです、あれ。
速記シャープに付属した消しゴムを使うことなんてないのですから、いっそ外れないようにつくれないものでしょうか。
結構恥ずかしいんです、キャップがとれたプレスマン。一計を案じたキツネは、森中の動物たちに、キャップを外すように説いて回りました。
しかし、キャップがついたプレスマンを持った動物たちには通じません。
君たちにはわからないかなぁ。お殿様の頭、少し剃ってあるだろう?あれって格好いいか?格好悪いじゃないか。でも、まじまじと見ていると、一周回って格好よく見えてくるものなんだよ。
一周回ったら、格好悪いになるのではないでしょうか。でも、そこには誰も疑問を感じなかったようでした。
結局、誰もキツネの計略に引っかかってくれませんでしたが、当のキツネもキツネで、プレスマン専用替芯のケースのキャップが、ちょうどプレスマンのキャップと径が同じであることを発見し、事をうやむやにできたのでした。
教訓:キャップが外れない仕様を期待します。




