表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/65

魔王城へ

勇者一行と、俺そして珍獣組のみが拠点から魔王城へ向う事になった。

同行していた騎士団や諜報については、拠点で待機させてる。 ラミが結界はったから、魔物に襲われる事はないだろう。 彼らは、双子と馬鹿2人組が迎えに来て、人間領に向かう事になってる。


はっきりいって、最終決戦だし、邪魔にしかならないからな。

なにかあった場合、即、撤退するし、その際は一目散に人間領に向かうから人数は最小限にした。


まぁ、騎士団っていっても、最終日だけ残ってたのは、タイガの女数名と諜報の数名だけだけど、他のやつらは最終拠点にはいる前に人間領に送ってやった。 たくよ、女抱かないと嫌だとかっていう理由だろうが、表むきは最後まで勇者一行と共にしたいとかぬかしやがった。


俺たちは、フェンが先頭で、俺、ヴォルが前衛で、間に勇者一行、そして殿にグリとラミだ。


「さっきからよ、遭遇するのって魔物だけだな」って俺。

「魔族達の気配が感じないでやんす」ってフェン。

「おかしいよな。 最終拠点作ってから、魔王領の住人にあってないよな」

「兄貴、なんで気になるんっすか?」ってヴォル。


そっか、ヴォルはまだあの時卵だったしな。

「ヴォル君、前任の魔王の時は、魔王城の近くに来ればくるほど、集落があるし、城下町もあったでやんす」

「今回、拠点は、裏手のほうに作ったけどよ、それでも、巡回する魔族達には会うはずなんだよな」って俺。

「そうだったんすか。 って、兄貴、また魔物っす」って、俺たちはサクサクと数十匹の魔物を討伐してる。


勇者一行は体力温存とかいって、討伐に参加してない。 まじ、勘弁してほしいが、そういう作戦らしいしな。

しかーも、徒歩で数時間かかる距離。 んなもん、走れば数十分の距離なのによ、魔力が勿体ないとかいって、徒歩で行軍。


それに、ラミ除く女がいるから体力が劣るため歩くの遅いし、休憩もちょこちょこはいる。

その間、俺たちはラミとグリだけ残して、特攻しつつ魔物狩りだよ。 あー面倒。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ