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不幸な高校生のその後

俺が目を開けるとそこは白い空間だ。 ここはどこだ?


「はじめまして、私はとある世界の神 トートです。」

っていきなり、目の前に美女がいる。 俺は確か死んだよな。

「はい、あなたは死にましたが、私の管理する世界へ転生召喚されています。 よほど、元の世界に未練がないようで選ばれたようです。」

確かに散々な目にあって、未練ないな。

「一応、拒否権はありまして、このまま輪廻転生の輪にいくか、もしくは記憶をもったまま肉体も若干ですが16歳に若返って召喚されるかですね。」

なんで16歳なのか気になるが、どんな世界に召喚されるんだろう。

「ラベノでいう剣と魔法のファンタジー世界です。」

って、神様、なんでラベノとか知っているんだ

「神なので、あなたの記憶を見ました。」

あっさりネタバレかよ。 それで、断ったら、別の人がいくのか?

「はい、順番待ちになってます。」

そうか、俺、フツメン、運動神経ゼロが行ったらすぐ死ぬんじゃ。

「一応、転生特典と言いますか、魔力を持つ関係で見た目等がかわります。」って言って姿見を見せてくれた。

これが俺? 金髪の碧眼、むっちゃイケメンで、身長180cmあって筋肉も無駄なくある。 どういうこと? 俺もともと175cmだったのに。

「肉体のベースは元の身体で、本来あなたが積み上げた徳でこうなりました。 召喚後、私との会話は記憶として残りませんが、その身体に違和感はないです。 応じますか?」

第二の人生か、いいかも。 応じます。 自由に生きてやる!

「では、いってらっしゃい。」

向井悠斗は召喚に応じたのだった。


「はぁいっちゃった。 アマトいえ父のお気に入りがいるのに大丈夫かな」

逸物の不安を感じるトート神だった。

◇◇◇

俺、向井悠斗。 確か、トラックに惹かれて。。


「成功しました、シレラ王女」って男性の声。


俺が目を開けるとそこは白い壁の建物で、周りには上下白い軍服きた10数名の男女に、薄い水色のドレス着たむちゃくちゃ可愛い少女がいる。

「はじめまして、私アルタイト王国の第一王女シレラと申します。 この度は、勇者召喚に応じていただきありがとうございます。 勇者様、お名前は?」って少女がいう。


「はじめまして、俺はユウトっていいます。」

なんで名字言わなかったんだろう。 まぁいいか。


「ユウト様、早速で申し訳ないのですが、こちらのプレートに血を少し垂らしていただけないでしょうか。 年齢と魔力量の検査用です。」というシレラ王女。


「はい」っていって針をもらい指をさして少し血をたらした。

「ありがとうございます。 検査に時間がかかるので、今回召喚した理由を説明しますので、隣の応接室にご案内します」と言われてて、素直について行った。 


状況がよくわからない。 ただ、召喚に応じたことには違和感はない。

それに、まさかの異世界召喚で、少しワクワクしていた俺だ。

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