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アーサーの所へ 前編

シャワー浴びて、軍服に着替えていく。 正装一歩前だ。

テッドと一緒に王宮のアーサーのいる執務室にむかってる。


「あらご機嫌よう。 ウルハ、平民がよく平気で登城いたしますわね。」っていうのは、16歳になった第一王女だ。 隣にはレイナがいる。

「レイナも可哀そうに、こんな男が婚約者だなんて」

お前ら貴族が、俺たちがトートガ帝国と戦争してる間に決めたんだろ。

「シレラ様、父上がお決めになった故、仕方なくです。 とは言え、形だけですので。」

「そうだったわね、マッキナイト宰相がレイナの父マックレイ侯爵に頼んだ故でしたわね。 まぁいいわ、レイナいきましょう。 同じ空気すいたくないわ。」って言って言うだけいっていく。


「ギース殿、言われっぱなしで良いので?」って心配顔のテッドだ。

「あい、乳臭いガキは、何かいうと癇癪おこすだけだ。 面倒になるから言わせておくのが1番だ。 相手にしないってのがいいんだよ。」って言っておく。

「相変わらず、女性を見極めるの早いですね」って突っ込まれた。


レイナもレイナで言いたい事いうな。 最初はベタベタしてきたけと、勝手に決めた婚約に何を求めるって言ってからあの態度だ。 面倒な女だな。


◇◇◇

第一王女に絡まれつつ、スルーして、ようやくアーサーの所だ。

「アーサー、来たぞ」って扉の前でいう。

「ギースか、入れ。 他のものは一度下がれ」って俺とテッドが入る前に、ゾロゾロと出て行った。 

宰相いたり、ローガン騎士団長や他貴族達や文官とかもいた。 みんな俺たちを見る目は、嫌悪した目だ。 舌打ちするやつもいる。 まぁいつもの事だ。 貴族って面倒だな。


部屋に入って、タバコに火をつけて一服する。

「んで、アーサー何の用だ。 こっちは、2日も寝てないんだぞ!」って文句いっておく。 アーサーもここ数年で疲れた感じだ。

「はは、こっちも似たようなもんだが、まぁ座ってくれ」って言われて、テッドとソファーに座る。

「アウドス国のほうはどうだった?」

「まぁ、俺たち到着時点で、魔王領に近い町はほぼ壊滅だったな。 とりあえず、魔物は駆逐して、ラミが重傷者含めて回復させた。 あと、砦の建設手伝って、とりあえずはなんとかなる状態だ。 一応、クリス国王に報告しておいた。 砦に、ハリーいたから後はなんとかするってさ。 物資も置いてきた」

「そうか、アウドス国はなんとかなったか。」

「そうそう、後でテッドに、報告書を出させるがクーシャ町の北にある村も魔物に襲われてたから討伐しておいた。 村人200人、クーシャに避難して、クーシャ近隣の農耕地で再興するみたいだ。 資金のため、討伐した魔物の素材と魔石渡したから後は手配しといてくれ」

「ああ、わかった。 いつもすまんな。」

「別にいいさ。 んで、用事ってなんだ?」


俺が聞いたら、アーサーがなんか真面目というか、悩ましい顔をしている。 何がおきてるんだ?

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