表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/65

あれから2年、18歳

トートガ帝国との戦争が終わって、2年が経過。 俺も18際になった。

ヴォルも成長して、見た目10歳くらいになった。


今は、アウドス国で、スタンビートが発生したから援軍で俺と珍獣組で討伐に行って、後始末した帰りだ。 タバコふかしてヴォルに乗ってる。


「やっぱ、ヴォルは早いよな」

「流石、竜、ヴォル坊の上は楽しいぜ」

「ヴォル君から見下ろす景色は最高でやんす」

「ヴォルちゃんの最高速度は私もおいつけなくわ。」


って、高速で王都に向かってる。

「ギースの兄貴、あそこ、魔物の群勢だ。 村に近いぜ」っていうグリの声で、「ヴォル、旋回だ」っていいながら村近くの上空で俺たちは飛び降りる。


スカイダイビングみたいで楽しい。 って、スカイダイビングってなんだ? まぁ、浮遊感となんともいえない重力で落ちていく感じが楽しい。 着地前にグリが風で調整しつつ、着地時にクレーターなく着地できる。 そのまま、刀出して、討伐開始だ。 最近、討伐しながら効率化で殺しつつ次元ボックスに入れる癖がついた。


だいたい、他も片付いたようだ。

「終わったか」ってタバコの火をつけて一服して村へいく。

「ギース様、村人で負傷したものは回復させましたわ」ってラミだ。

「ラミ、ご苦労」っていったら、嬉しそうにしてる。


「助かりましたじゃ。 近くの町へ救助要請したのじゃが、魔物到着が予想以上に早くて女、子供達を避難させるのに精一杯じゃった。」って村長らしき爺さんだ。

「近く通っただけだ構わねぇーが、お前らこれからどうするんだ?」

「正直、この村にはいらねないのじゃ。 いつ、魔物の群勢がまた襲ってくるかと考えると、とりあえず近くの町に避難するしかないのじゃが、女子供あわせて200人を受け入れてくれるかじゃ。 いままでは、ここの農産物を行商人に売り、生活してきたが、農耕地なしで我々農民の生活はできないのじゃ。 実際、村の蓄えもあまりない。 先に行かせたものに村の全財産をもたせたが。。」


そうなるよな。

「町近くで、農地開拓はできるのか?」

「農地を購入できれば、あそこの土壌はよいのでなんとかなるんじゃが」

「爺さん、ちょっと待ってろ」


そう言って、俺たちはさっき狩った魔物のから、素材と魔石の解体を始めた。

これだけあれば、いいだろう。


素材は山になっていて、大きな小袋いっぱいに魔石をいれた。

「爺さん、これだけありゃ、農地かえるか?」

「は? まぁ十分すぎるほどじゃが」

「今いる村人で、次元ボックス使えるやつは?」

「「俺がつかえるだが」」って青年だ。


「んじゃぁ、これ全部もっていけ」って言っておいた。

「じゃが、いいのか? お主らのぶんじゃ」って恐縮する爺さんだ。

「さっきも言ったろ、たまたま通りかかっただけだし、それに農地開拓してもすぐ収入には繋がらないだろ」って言っておいた。

「本当に命まで救ってもらって、更にここまでしていただいて」って泣いてる爺さん。

「まぁ、気にすんな、俺ら急いでんからいくな。」

「ヴォル、いくぞ」

「兄貴、了解っす」って言って人化といたヴォルにまた騎乗してった。


そんな俺たちを見送る爺さんと村人達だ。

「村長、あれって?」

「ああ、まさか黒翔隊(コクショウタイ)じゃったのか。 噂には聞いておったが、黒竜に乗る王国最強の部隊、黒翔隊か。 ありがたや。 お前達、準備してすぐ先に行ったやつらをおうのじゃ」

「「「はい、村長」」」


こうしてとある村人達は、たまたま通りかかったギース達部隊、別名黒翔隊によって救われたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ