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砦の制圧とヴォル

Side:珍獣組

開戦の合図にさかのぼる。

「開戦したみたいだぞ。 さすが、ギースの兄貴、もう突撃してんぜ」って俺グリ。

「じゃぁ、私たちも、ヴォルちゃんから降りて、砦を制圧しますかね」ってラミ

「砦内は2万ぐらいいるやんす。 この高度からだと俺、飛べないからグリさん乗せてほしいやんす」ってフェン。

「仕方ないな。 んじゃぁ、ヴォル坊大人しくまってるんだぞ」

[うぅぅ、わかったっす]


こうして俺はフェンを乗せて、ラミも人化といて砦上空から降り立った。

地上につくときには、ちゃんと人化して武器もってるぜ。 俺グリの魔武器は、斧。 ラミは、短剣。 フェンは長剣だ。 ギースの兄貴みたいに流れるような剣技はできないが、それでも、俺たち3人なら2万なんて楽勝だな。


「何やつ!!」って騒がれてるけど、無視して各自、好きなように人間共を駆逐していく。

フェンは、敵陣営の大将がいる場所に向かった。

やっぱり鼻がきくから、そいつらがどこにいるかわかる。 それにあいつ気配消すの上手だしな。


ラミは、赤い炎を出しつつ、群がる砦内の兵士達なのか人間どもを駆逐だ。

俺も負けられないな。 俺は風使いだからよ、斧ふりつつ、かまいたち起こして群がる人間どもを切り刻んでいく。


うひょー、戦争ってのも楽しいもんだな。


◇◇◇

Side:ヴォル

開戦して数時間経過したっす。 俺、ヴォルは人化できないからって砦の上空で待機してるっす。

フェンさんの姿は見えないっすけど、グリさんもラミさんも、楽しそうっす。 ずるいっす。


あ、ギースの兄貴も砦に到着したっす。 さすが兄貴っす。 サクサク殺してるっす。

あっ! フェンさんが簀巻きにした大将つれてきてるっす。砦の制圧も完了したっぽいっす。


むかえに行くっす!

◇◇◇

俺、ギース。 数時間ぐらい、敵さん陣営を殺していき、砦に到着。

珍獣組3人は遊んでいる。 まだ駆逐完了してないから俺も交じった。


フェンが簀巻きにした大将つれてきたな。 よし、撤退だ。

って思たら、上空からヴォル。


バキバキって爆音ならしつつ、砦内に着地。 おいおい、砂煙すごいし、建物が崩壊じゃねぇーかよ。

「ヴォル!! なにしてんだぁーーー」って突っ込んでおいた。


黒竜みた敵陣営さん、大将つかまてってるし、白旗あげてるし、武器落として降伏した。

開戦、数時間で終了はいいけど。


「ヴォル、てめぇー」って言ったら、ヴォルが人化した。

はぁ~。 ここで人化かよ。


「兄貴~、むかえにきたっす」って、見た目8歳ぐらいの少年で、身長は130CMぐらいか。 髪の毛の色はダークグレーで髪型は長めのショート、んで瞳の色は俺と同じで黒のヴォルが俺に抱き着いてきた。


しかも裸だ。 怒る気力なくした。 俺の外装着せて、とりあえず抱っこしてる。

「おい、グリ、ヴォルの面倒みるって言ってたよな」

「まさか、ギースの兄貴に気づいて、迎えにくるとは思ってなかったぜ」

「確かに、戦いに参加するなとは言ったが、迎えに来ちゃダメっていってなかったな」

「ギースの大将、どうする?」ってフェン。

だよな、砦内の敵さんに、ヴォルが人化したの見られたしな。 大将は簀巻きで気絶してるからいいとして。。

「ギース様、ここは証拠隠滅で」ってラミ。


だよな。 「ラミ、燃やせ」って指示してヴォルに人化解かせて、上空30Mに待機させた。

んで、飛び上がって騎乗して、ラミに敵陣営の砦を燃やさせた。 逃げないように、グリが風でふさいでる。 おかげで、砦内だけ火の海で、断末魔が聞こえるが、敵さんすまん。


戦争だ、殺される覚悟できてるだろう。

俺たちの陣営にも、黒竜の存在は気づかれただろうから、そのままヴォルに乗って、砦に戻った俺たちだ。


上空で見たところ、砦炎上で、敵陣営さん白旗あげて降伏したみたいだ。

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