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トートガ帝国との戦争 開戦

開戦の日。


俺も含めた人間組達は、左翼の騎士団の所にいる。 騎士団たちは偉そうに騎馬だけどな。

俺らは基本走る。 身体強化使ったほうが、馬より早いから。


珍獣組は既にヴォルに騎乗して上空で待機。 高度がかなり高いから、きっと他は気づいてないだろう。

俺もヴォルに乗りたかった。


「ウルハ大将、わが部隊もついていく」って、誰だこいつ。

「ゴードン士官でしたね」ってテッド。 あー、こいつが、とりあえず面倒みろって言われてたやつか。

「ああ、君たちのために騎馬を用意したが、乗らないのか?」っていう。

馬鹿か、馬のほうが遅いだろ。 それに、乗れないし。

「配慮は感謝ですが、我々は乗馬の訓練はしておらず。」ってテッド。

なんか、ゴードンって奴含めて、騎士団のやつら驚いてるけど。

「それに、我々、走ったほうが早いですし。 ギース殿の速さにはついていけないので、僕たちはそちらに同行していきますので」ってテッド。 うん、俺、単騎でサクサクいったほうが楽だ。


「それはどういう意味だ?」ってゴードンってやつ

「始まればわかります」ってテッド。


んで、なにやら開戦の合図だ。

「「「おおおーーーー」」」って叫び声が聞こえる。


「じゃぁ、後は適当にだ。」って言って、俺はちゃっちゃと敵陣に向けて刀2本だして向かった。

誰が、団体行動するかってなぁ。


んでもって、左翼に単騎で突撃しつつ、結構な人数いるけど、ちゃっちゃと首チョンパしつつ、騎馬乗ってるやつも馬は殺さずでサクサクと殺していった。


「ギャアァァァァ」とか「グワァー」とか俺が殺した後、後ろで聞こえるけど知ったこっちゃない。

魔法も飛んでくるけど、んなの刀で切ればいいしな。 って敵さん、自身の味方巻き沿いとはなかなかえげつないって、俺ら陣営も中央じゃ魔法飛び交ってるし。 巻き沿いくらわないように、ちょっとスピード上げて左翼後方へむかっていった。


◇◇◇

Side:テッド

開戦直後、あっという間に単騎で突撃していったギース殿。 彼の姿は既に敵陣の左翼の中央だ。

数十分で彼の通りすぎた後は、血吹雪がまってる。 混乱してるな。


「あーいう事ですよ。 じゃぁ、僕たちも行きますので」って、双子に馬鹿2人のフォローを合図して僕たちも突撃していく。 ゴードン騎士団たちは出遅れた。 はっきり言って、戦争だ。 知ったこっちゃない。


流石にあのスピードのギース殿に追いつけないけど、僕は僕の仕事をしよう。


◇◇◇

Side:ゴードン

なんだあの流れるような剣技。 ギース大将。 平民出の傭兵出身。

「おい、出遅れた! 俺たちもいくぞ!」って指揮して向かった。


が俺たちが左翼に到着した時には、既に半分は、ギース殿率いる隊で殲滅されている。

俺たちの中には初めて戦争に参加している者もいる。 首が飛ばされている死体をみて、吐いているやつもいる。

情けない。


あ、あれが、アーサー陛下直下の部隊なのか。

「左翼はほぼ壊滅だ。中央に合流するぞ!」

「「はい、団長!!」」

って合図で、俺たちは騎馬を中央に向けて走らせた。



開戦、数時間経過した所で、敵陣の砦か”ドーン”ってものすごい炎があがり炎上している。

何がおきた!!!


「黒竜が、敵の砦に!!」って伝令だ。 戦争中に、黒竜だって。 どういう事だ!!

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