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トートガ帝国と戦争する事になった

俺ギースが王都に帰還して、2年だ。 16歳。


その間、拠点は王都だが、アーサーの依頼で、王国中やらの討伐任務に、王都にいる時には暗殺だったり、近隣の討伐。 他、スタンビート発生とかで援軍要請で向かっていった。 騎士団動きやがれだ。

ちなみに、ヴォルはまだ人化でききないけど、今、全長10M。 騎乗できる大きさになった時、珍獣組たちとはヴォルに乗って移動してる。 普段はどうしてるかって、目立たないようにしろってアーサーに言われて、ヴォル用の小型化できる魔道具の首輪を作ってもらって、それしているから普段は俺の頭の上が定位置になっている。



そして、今、俺たち0番隊、特攻・諜報部隊は、トートガ帝国の国境近くに作った砦にいる。

戦線布告があって戦争になった。


一応、アーサー直轄ってわけで、俺たちも戦争参加する事になった。

グリトニーは引退して、ローガンの初陣だ、それもあってアーサーが心配だからってので俺たちも参加。


会議から戻ってきたテッド。

「ギース殿、会議に参加してくださいよ」って文句言われた。

「だってよ、どうせ、騎士団は正面だろ。 んで、俺たち左翼か右翼で、タイミングみて敵さんの砦制圧だろ」

って既に、フェンに敵さんの砦に行かせて情報収集済みだ。


「砦制圧はそうなんですが、左翼は騎士団のマックレン侯爵の長男、ゴードン氏率いる騎士団の援軍にもはいれって」ってなんか、裏ありそうな感じだな。

「ギースの兄貴、それってなんだよ」ってグリ

「俺に聞かれてもしらねぇーぞ。 人間組のテッド、ジョン、ジョジュアと馬鹿2人がつけばいいんじゃねぇ」って言った。

「ギース殿、馬鹿2人ではまだ荷が重いかと。。」ってテッド。


そういや、まだ2年たっても、まだ30週できないで、15週か。 うーん、戦力分散するにもな。


どうすっかな、って悩んでたら、

「ローガン大将が、できればギース殿に前線に立ってほしいと」ってテッド。

前線にたつのはいいが、うーん、決めた。

「砦の制圧は、珍獣組に行かせるか。 ヴォルで上空から入ればいいだろ。 んで、フェン、敵さんの大将は捕獲しろだって」ってテッドが持ってきた、騎士団の戦略資料をみつつ言った。

「了解だ。 ギースの大将」ってフェン。

「それ以外は、殺していいんですよね、ギース様」ってラミ。

「ギースの兄貴、ヴォル坊の面倒はまかせておけ」ってグリ

[ああ、それで。 ヴォル坊、お前は上空で待機な。 なんせ、まだ目出させたくないから]って俺の頭の上に乗ってるヴォルに言う。

[えー、兄貴、俺も戦いたいっす]

[馬鹿、人間同士の争いに、竜の姿のままなら過剰戦力だろ]

[ヴォル坊、人化できるまでの我慢だぜ]

[ヴォルちゃん、そうよ。 あともう少しよきっと]

[そうそう、ヴォル君もう少しでやんす]って、珍獣組のグリ、ラミ、フェンがなだめてる

[うぅーー。。 わかったっす]ってヴォルも納得だな。


「珍獣組の会話、理解できないですが、まぁ作戦は珍獣組が砦制圧で、ギース殿と我々人間組が左翼鎮圧って事でいいですか?」ってテッド。


そういや、珍獣組との会話できるの俺だけだな。 なんとなくで覚えたけど。 今更気づく俺だ。

「あぁ、で、事前情報だと、敵さんは20万で、こっちは騎士団と傭兵いれて8万って少なくねぇー」って突っ込んだ。


どう考えても、俺たちの負担が多い。 糞ローガンめ、騎士団の数は5万で、傭兵が3万、つまり傭兵の半分の戦力をここに使っていて、騎士団のほうは、1/3しか投入してない。 貴族たちめ、何を考えてんだか。


アーサーには、10万つれていくって言ってたらしい。 実態を知って、俺が直接アーサーに文句いったら、今アーサー自身がこっちにむかってるらしい。 5万の兵は、トートガ帝国側の王国の砦で待機してるらしい。 さっき、暗部の長が報告にきた。 どう考えても、山越えがあるから、数週間はかかる。


明日だぞ、開戦。

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