表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/65

俺、ギース7歳

スラムで生活して、4年が経過。 俺、ギースは7歳になった。

6歳の時にヒョロをつけて魔鉱石の隠し場所を見つけた。 こっそり5個ほど拝借してある。

試しに一個使ったら、漆黒の剣、刀だ。

刀って名前はすぐわかったが、今まで強奪した武器にはない。


でもしっくりくるし、使い方もわかる。

夜の強奪が毎晩あるわけではない、昼間は他の子供と同じようにスリ、窃盗だ。 

夜の強奪が無い日は、俺はこっそりと抜け出して、王都の外へでて魔物狩り。 魔武器使って狩っている。 強奪の時は違う武器だから、魔物狩りの時じゃないと魔武器を使えないから、鍛錬かねてだ。


「ふぅ、今日はこんなものか」って、ゴブリンの集落見つけて討伐した。 魔石だけ剥ぎ取っておく。 

「100いて、1時間か。 まだまだだな」って独り言。 ゴブリンの繁殖用で犯されている女も殺しておく。

「スラムとおんなじだ。 ここで救ってもあとも意味ないしな」っていいながら埋葬だけした。


スラムから出ても、俺もまだ7歳じゃ何もできないな。 とりあえず、強くならないと、ヤガラに売られるしな」って独り言だ。


まぁ俺自身、なんで次元ボックスが使えて、この刀の魔武器がしっくりくるのがわからない。 今回の魔物狩りは、王都からかなり離れた場所まで気づいたら来てた。 結構遠くまで来たし、朝の点呼に間に合うように身体強化使ってスラムに戻った。


◇◇◇

俺のスラムの住処は、5歳の時から変わらない。

俺の部屋に戻ったら、ヤガラの部下のコソがいた。 16歳ぐらいで、どんな鍵でも開錠するやつだ。

「なんでいるんだ?」

「カタとヒョロが昨夜捕まっちまった。 ボスの今回の取引の襲撃は楽だって言って黒猫の兄貴には告げなかったんだけどよ、貴族にはめられた。」

「んじゃぁよ、アジトバレたのか? 穴倉にから逃げるしかねぇーだろ。」

って言ったが、スラム街の周りは包囲されてる。

「穴倉も塞がれてる」

ってか、森へ行く道も包囲されてんじゃねぇーかよ! 

つい数十分前までは、そんな気配もなかったのに。 どういう事だ! どうやって包囲したんだよ。


「ここの王子が、スラムを一掃するらしい」

「ボスや、マルダは俺らのしらないルートで逃げちまった。」

なんだって? スラムを一掃に、ヤガラ達は逃げたって。 最悪じゃねぇーかよ。

「黒猫の兄貴は、まだ未成年だ。 ここの地下に隠れれば保護される。 地下にガキどもは入れた、兄貴も」っていいながら、魔法かなんかでそこら中、炎上している中、俺とコソは、地下のある建屋に向かった。


地下の入口で、俺はコソに無理やり押し込まれた。 地下にいたのは10数人の5歳から6歳の男女の子供。

俺だけなら、鉄格子越えて逃げる事はできるが、コソは無理だ。

「おい!コソ、お前はどうするんだよ!」って俺は、地下壕の天井の小窓の扉を叩いた。


わかってる。入れるのは俺でギリギリだ。 コソが入れないのはわかる。 なんせ、ヤガラが子供の躾用というか8歳までの子供の生活場の1つだ。

 

「コソ、お前はどうすんだよ!」

「黒猫の兄貴、今まで生かしてくれてありがとな」って、何かが当たった音がしたと思ったらドアの隙間から血が流れてくる。 


まさか、こそ、この扉隠すために。。。 ふざけんな!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ