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国王即位と部隊編成 前編

新しい宿舎、各部屋はトイレ、シャワー付きでみんな1人部屋。 共同のシャワー室も完備されてる。 外の専用訓練場の所だけどな。


そして俺の部屋には、浴槽付きだ。 足も伸ばせる広さだ。 アーサーにここだけ感謝だ。 アーサーに何が欲しいって聞かれて、風呂と何度もいったかいがある。

昨夜、さっそくお湯はってヴォルと入った。

ヴォルが俺の近くにいるのは、ヴォルが成長するのに俺の魔力が必要らしい。 くっつかれて、俺の魔力とってるみたいだけど、特に倦怠感とかないし放置だ。 ヴォルがデカくなって、早く騎乗したい。 竜に乗るって、かっこいいしな。


なんて考えながら、俺の頭で寝てるヴォルを上に乗せて朝食作ってるよ。

偉くない、俺。 ちゃんと、コーヒーも豆から引いて入れてる。  2度いうが、偉くねぇ俺。

朝はバイキング式で、オークの薫製厚切りベーコン、スクランブルエッグ、茹で野菜、ハッシュドポテトだ。 食パン、クロワッサン、ロールパンだ。

全部、自家製だ。 バターとかジャムも作ってある。 フルーツはそのまま。 食いたきゃ自分でむけだ。


「ギース様、おはようございます。 コーヒーのいい香り」って起きてきたのはラミ。 

「ギース、おはよう。」ってガフ。

「「ギース殿、おはようございます。」」は双子

「ギース殿、おはようございます」がテッド。

「ギースの兄貴、美味そうな匂いだぜ。」がグリ

「ギースの大将、おはようございやす」がフェンだ。


各自勝手にとって勝手にたべる。 がっさり無くなるから、俺とヴォルの分はちゃんと確保してある。


食べ終われば、みんな各自食器を洗って片付けてくれるし、空のトレーは双子が洗う。

即位式は、王族とか貴族だけだし、護衛や警備は貴族の騎士団や近衛兵がするから俺らは関係ない。



◇◇◇

隊編成の授与式だ。

ヴォルは、宿舎に置いてきた。 人化できないし、俺の部屋で昼寝してる。

「なぁ、なんで俺らは王宮の大広間なんだ? しかも俺らだけ、支給された式服違うし。」


王宮の大広間には、王座に座るアーサーがいる。 それはいいとして、周りは貴族の騎士団の兵で、みな上下白でパンツに黒のラインがはいって、白のシャツに黒のネクタイで、金のすだれで、階級によって腕章がついていて黒のブーツだ。 女性はスカートでブーツである。 が、俺らは、上下黒で白いシャツに青のネクタイで、ジャケット襟の裏地が紺色だ。特に階級の腕章もない。 ラミもパンツだ。 ブーツは黒で同じだけど。。 むっちゃ目立ってるし。


「これより、各騎士団の隊編成授与式をおこなう。 各の団長は、前に出て陛下からお言葉がある。」ってグリトニーだ。 

いろいろ名前よんで階級いってるし。 なんか先に辞令がいってるのか、みなその順番に並んでたようだ。


「以上、アーサー国王治世での、騎士団の編成である。」って俺ら呼ばれてないし。

アーサーが各団長になんか声をかけながら歩いてるし。 なんで、俺ら呼ばれてるんだ?

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