王都帰還へ 前編
俺ギース、まもなく15歳になる14歳。
「ったく、4年とか言っておいて、ほぼ7年もこき使いやがって糞アーサーめ!」っていいながら、タバコふかしてる。
12歳ぐらいからタバコ、酒、女もか。 なんせ、周り、今もだがみんな俺より年上だ。 自然と遠征に行くと酒場で食事になるから、酒、タバコと行き、他の奴らが夜の繁華街に行くときに賭博へ行く俺。 そこで出会った女とやった。 まぁまぁいい女。 てか、俺、童貞だったはずなのに、なぜか女の抱き方知ってた。相手に本当に童貞かってつっこまれたな。 って、女のほうはいきまくってグッタリしてた。
「お前は、なんだかんだで、殿下に呼ばれて王都だろ、俺の身にもなれ、どっかお前単騎でいくたびに珍獣ばっか拾ってきやがって!」って馬車のなかで呆れるガフ。 ガフもタバコ吸ってるし。
俺が昔の事を思い出して時に、ガフに突っ込まれた。
「仕方ねぇだろ、くっついてくるんだし。」っていう俺。
御者してるテッドが「まずトートガ帝国がこちらに仕掛けるってので、ギース殿が諜報行ったまではいいが数千殺した帰りに、フェンネルのフェンに会って連れて帰ってきたのが始まりで、その後、殿下の指示で聖獣の森調査で、グリフィンのグリさん連れてきて、アウドス国の依頼で山脈いったら、不死鳥のラミさん連れてきて、最後は魔王領の魔物の異変調査で魔王の許可もらっていって帰ってきたら卵型の石で、ギース殿ふれたら小さな黒竜のヴォルが生まれたですね。」っていう。
テッドの言う通りで、この7年間の間に、俺の所属している部隊に、人外生物が加入している。 俺が連れてきたんだけどな。
「そういうテッドだって、遠征の時に異動願い出してきやがっただろ」って俺は突っ込んでおいた。
「それは、あの時、優勝まちがい無しって言われた僕がですよ、まさか決勝戦であっけなく蹴りで場外です。あの当時15歳で、一般兵で負け無しだったんですよ。」
「お前らのっていうか、ギースのせいでお陰で29番隊は、珍獣4匹にテッドについてきた双子見習いのジョンとジョジュアになっちまったじゃねぇーか!」ってガフだ。
「いや俺のせいじゃねぇーだろ、ヴォルはまだ生まれたばっかで、俺の頭で寝てるし、それに全部人事したのは糞だろ。」
「はぁーお前さ、こんな珍獣ばっかりの部隊、まともな人間これっかよ!」って逆ギレだ。
「ガフ少尉1級、ギース殿に言っても。。」ってテッド。
「ああ、だな。 まぁ俺もお目付役でお前らみるが、王都に呼ばれてたのもアーサー殿下の即位だしな。」
うおぉ、初めて聞いた。
「なにあの糞アーサー、王様かよ! アーサーの手紙、黒封筒以外燃やして処分してたわ。」
「ギース、俺らが今、王都に呼ばれたのは、即位式と部隊編成だ。魔王領の魔王もあと数年で崩御するみたいだしな。 次代の魔王がどうなるかわからないしな。」
「確かに。」
俺は、糞アーサー以外誰にも言ってないが現魔王にあった。 いい女だった。 速攻セフレ関係になったが見た目20代前半だが、あと数年で寿命をむかえるって。 次代は、魔王の死後すぐに生まれるらしい。 しかも成人で。 その魔王の能力次代で、魔族、鬼族、吸血鬼族の思考もかわるらしい。 残虐な魔王なら殺してくれって言ってたな。
まぁそん時、俺ババアと寝たのかよって思いつつ、一緒に行ったグリとフェンも魔族やら吸血鬼族の女と寝てた。 俺も魔王以外に、ってか魔王と仕えた吸血鬼族の女とも寝た。 魔王が死んだら、自分達も自害する式たりらしい。 2,000年~4,000年近く生きる種族だ。 頭を変えないと混乱するらしい。 それで、魔族の国宝って渡してきたのが石だ。 おーいって思ったら、1ヶ月前に生まれたのが黒竜のヴォル。
その後、グリに乗ってヴォル見せてたら、驚いてたな。
魔王も管理だけで、石がまさかの竜の卵とは思ってなかったらしい。 ヴォルは、古代竜種になるらしい。魔王城にある古文書に書いてあった。 数週間滞在しつつ、魔王城の書庫で調べた。
ついでじゃないが、ちょうどその時だ俺も王都帰還命令でてたし、最後ってことで数日間魔王と吸血鬼族の女ともやりまくった。
って、俺が遠征に行っている間の主要な出来事か。 それ以外、盗賊討伐やら、魔物討伐とかまぁ遠征中の普通の任務もこなしてたけどな。




