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人生初の外食へ

夜、俺が人生初の外食だっていったら、ガフが高級肉だす店に連れて行ってくれるって事できた。

って、ガフ、どんだけ儲けたんだよって聞いたけどウハウハ顔するだけで教えてくれなかった。 

なぜか、ジョージもいる。

「ギース坊が勝つとは思ったけどよ、あっけなかったな」って酒のみながらいうガフ。


俺は夢中になって肉を食べてる。 分厚い肉のステーキだよ。

「この肉うまいっすね。」

「これ、牛魔頭っていう魔物でね、魔王領に生息してるんだ」というジョージ。

「へー、魔王領ってはいちゃっていいのか?」

「人間領に入り込んだやつだよ。」ってガフ。

「それで、滅多に手にはいらないのか。」

「そう、だから高級なんだよ。 てか、ギース坊、俺らの隊そろそろ遠征周りになる。 まぁ3年~4年は王都にもどれないかもな。」

「へぇー、俺、王都からでるの初めてだからいいけど、どこ行くんだ?」

ってその前に、傭兵の訓練場や宿舎のある2階層以外に行った事ないけど。 2階層だって、傭兵の訓練場と宿舎だけで、全て賄えるから王都の町とか言った事なかったりする。


「基本的には魔王領に近くの村、町の見回りと、隣国トートガ帝国と、アウドス国の砦の見回りになるな。」

「アウドス国って、東のほうにあってこの国との友好国だろ。 んで、トートガ帝国って、西の山々超えたとこだよな。 なんかあるのか?」

「トートガ帝国の動きが怪しいって話だ。 俺ら平民にはわからないがな。 お前がざっくりとした地図でしか把握できてないだろ。 いい機会じゃねー。」っていうガフ。


まぁ俺としてもこんな機会じゃないと王都ってか日曜しか休みないからいいけどな。

日曜は、大概、図書、資料室で本を読んでいる。 まだ、読破してないから、遠征前に読破したい。


◇◇◇

それから俺が、傭兵の施設にある図書の本を読破した頃、遠征に行く事になった。

ガフの部隊、29番隊は、俺をいれて10名だ。 いざ、遠征に行くという時に、ムーニは別部隊に異動になって、その変わりに3人がはいった。 2人は双子で俺より年上だけど見習い。 合計12人で、出発した。

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