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見習い傭兵の初日 前編

翌朝5時に起きて支度した俺。 えらいな。


「ムー二、5時だぞ。」

「チビ、お前が入ったから俺は下働きしなくていいんだ。 とっと行け」って言われた。


なんだそれ。

ちなみに小隊は多くて30名で、1~200隊ある。約6000人いるわけだ。といっても、半分以上は他の町や砦へ遠征してる。

待機組が訓練してるわけだ。


29番隊って書いてあるでかい籠にたんまりと洗濯物が入っていた。 洗濯板と桶があって、ポンプ式の井戸から水いれた。

洗濯用の石鹸があって、それで洗うみたいだ。

「この量、無理ゲーだろ。 てか水じゃ落ちねぇーだろ、この汚れ。」って独り言だ。 


魔法で温水にして、シャツを入れて石鹸で汚れた所は洗濯板で擦って、ある程度泡立ったら高速で桶のお湯を回した。 洗濯機のイメージだ。

洗濯機ってなんだ? んで、お湯こぼして、また水入れてお湯にして、すすぎ。 また水こぼして、脱水、乾燥させた。


その順番で、ズボンや軍服も洗っていく。 ブーツとかもあって、たわしで洗って行った。


乾いてるし、畳んで、シャツも乾燥しながらシワのばした。

これも畳んで、名前書いてあるから、食堂に行きがてらロッカーにしまった。


これだけで、1時間かかったわ。


◇◇◇

ギースは気づいてないが、平民は魔力量が少ないため身体強化と生活魔法のみしか使えない。 そのため貴族のみ演唱魔法を習う。 ギースは生まれが貴族というのもあるが尋常じゃない魔力量を持っていることに本人もしらないし、魔法は全て無演唱であるのだが、本人も誰もも気づかないのだった。

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