その感想、書く必要がありますか?
唐突に感想欄を閉じる作者さんがいますよね?
全然良いと思います。
その理由が感想欄の心無いコメントで、ツラい。
感想欄を閉じるの全然良いと思います。
設定に矛盾がある、キャラの行動がおかしい、誤字脱字がある、詳細な描写がない、読みにくい等など。
それが何か?全然良いと思います。
他人の誹謗中傷、現実に存在する特定の人達へのヘイトスピーチ等など。
それはアカーン!!!
さて、何が言いたいのかと言うと、私はその作者さんのオリジナル小説に対して、話の矛盾とかキャラがブレてたり、設定とか時代考証とか誤字とかの間違い等がいっぱい有っても全然良いと思うのです。
時代モノの小説でも、例えば『本能寺の変で信長が死にましたが、その時秀吉は武田家と戦っていた』とかでも、良いと思うのです。(本当は毛利家)
そう言う歴史を歩んだパラレルワールドの話と私は思います。
だって、作者さんが書いてるのは小説ですよ?
ファンタジーなんです。
私的には何でもありだと思います。
さすがにエッセイとかで現実の話をする時は間違えていたら気付いた時や指摘された時に直す方が良いと思うのです。
でも、ファンタジーな小説は…ねぇ?
その作者さんが作ってる世界感があるので、それをそのまま受け止めて欲しいです。
もちろん、書籍化して、実際に金銭が発生する書物の時は直す必要があると思います。
これ、なろうですよね?
無料で読めますよね?
素人さんが書いてるんですよ?
例えプロの方が書いたのだとしても、編集さんや校閲さんのチェックが入らないフリーのお話ですよ?
別に間違いがあっても良いじゃない。
もし何かを調べたいなら、自分で参考書とか論文とかを読めば良い事ですよね?
歴史物小説の間違った知識を学校で自慢気に話して、間違いを指摘されて恥ずかしい思いをしても良いじゃない。
ちゃんと本当かどうか検証しない自分が悪いだけで、今後は気を付けようって思える良い経験になったでしょ?
私はそう思っています。
なので、感想欄に「〜の設定に矛盾がある」とか「このキャラはこんな行動しないで欲しい」とか「このキャラが幼稚なので、嫌いになりました。ブックマークを外します」とか「お気に入りから削除します」とか言う必要あるの?
さて、リアルで考えてみようか。
例えば、あなたは同人誌即売会であなたの好きなサークルの見本誌を読みました。
あなたにとっては面白く無かった様です。
「読ませてくれてありがとうございます。スゴくつまらなかったのでもう今後は見に来ません」って作者さんに言うの?
その言葉、本当に言う必要あるの?
やってる事、それと一緒やで?
正直、どうしてその感想を書いたのか意味が全然分からないんですよね…(誰か知ってますか?)
それに、自分が好きな展開にならなくて、その小説を読むのが嫌になるなら、自分で書いてみよう!
そうすれば自分の望む展開で、自分の考えた矛盾のない設定で、自分の考えた好きな考えや行動をするキャラクターが作れるよ?
自分の望む展開にならないからと言って、作者さんに無理やり自分の望む展開を書かせるのは、ただの『あなたのエゴ』と言う事を覚えておいてね。
私はね、エッセイで建設的な議論がしたいと思う時は、どんどん反対意見とかも来て欲しいし、色々な考えを知りたいと思うのです。
…もちろん単純な誹謗中傷はツラいですけど(泣)
でも、ファンタジーな小説を書いている作者さんに、「面白く無い」とか「その設定矛盾だらけで嫌い」とか「キャラクターに魅力がない」と言うのは言わなくて良いんじゃないかな?
作者さんは別に議論がしたい訳じゃなくて、作者さんが趣味やノリで書いた小説を読んで、同じ趣味嗜好の人に共感して欲しいんだと思うのです。
その作者さんと違う感性の人は、ムリにその作者さんの小説を読まなくて良いんです。
作者さんがプロになりたいのであれば、自身の小説のPVやブックマーク等などで分析して改善していけば良いのです。
作者さんが経験を積むために、意見を望むと具体的に要望があったのであれば、また話は別ですけどね。
とは言え、作者さんを傷付ける言い方は良くないですけど。
作者さんが望んでいても、書くのであればちゃんと『良かった所』、『良くなかった所とその具体的な理由』、『どうすれば良くなるのかを具体的にアドバイス』をしっかりと書いて下さい。
「(私は)面白く無いからキライです」と言うコメントは、意見ではなく『ただの非難』や、作者さんに対する『誹謗中傷』なんです。
その(意見を望むと明言している)作者さんが欲しいのは『意見』であって、なんの価値もないどころか、ただ傷付くだけの『非難』や『誹謗中傷』なんて望んで無いのです。
意見を望むと明言していない作者さんにとっては、意見すら不要で、望むのは共感できる同好の士だけです。
そこに共感出来ない人の言葉なんて何も、全く、全然望んで無いのです。
まぁね…私も深く考えずに喋っちゃうタイプなんよ。
やけどね、その要らない一言で、作者さんは傷付いちゃうんです。
感想の送信を実行する前に、もう一度『この感想は送る必要があるのかな?』と考えましょうよ。
私も今後、要らない一言を書いちゃわない様に注意しますから、一緒に作者さんの望む感想を書きましょう!
感想を書くって言うことは、あなたがその作者さんの作品に心を揺さぶられた証拠なんです。
共感したよ!って気持ちだけを作者さんに伝えてあげれば、きっと作者さんも喜ぶし、自分も良い話を読めたと言う共感を感想欄の他の人達と共有出来るんです。
皆さんが協力すれば、プラスの感情が沢山集まる、とても良い雰囲気の感想欄が出来るハズです。
私も一緒に気を付けますから、お互いステキな雰囲気の感想欄を作って行きましょう!
だから送信を実行する前に、考えて見てください。
その感想、書く必要あるの?と。
駄文すみませんでした。
作者さん!応援してます!
ご拝読ありがとうございました。