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ヘブンズワールド  作者: ライプにっつ2
世界の破滅
32/78

世界の破滅編2

~あらすじ~

ー世界の破滅編2ー

アリサたちは混沌とした世界を救うために

目的地へと移動していた


フリンクはミーシャを安全な場所に避難させるために

とある廃墟となった教会に隠れようとした

しかし、そこには得体のしれない人物がいた

~アリサルート~


私たちは次から次へと街へ移動していった

お兄様は誰もいない武器屋から剣を取り

日々素振りをしていた

素振りをしているお兄様はかっこいい!!


「ラタルタ・・・私たちの目的地はどこなの?」

「イキテド村という田舎町らしい、そこの教会の中だ」

「その場所が分かるの?」

「ああ、キュアリスが私の頭の中に地図を送ってくれた、だから私についていけば間違いないだろう」

「そういや最近キュアリスからテレパシーが来ないわね」

「どうやら私にしかテレパシーを送ることはできないみたいだ」

「それともう一つ気になることがあるんだけど」


基本的に霊族(あっこれからは生きてる人を”人族”死んでいる人を”霊族”と呼ぶわね)は

空腹になったり眠くなったりしない


「私たち霊族は瞬間移動とか出来てたはずだけどどうなってるの?」

「どうやら制限がかかっているみたいだ私もどういう仕組みになっているかは分からない」

「・・・・・・・・・・」

「キュアリスによると神々もいろいろ試行錯誤してくれてるらしい」

「とりあえず状況はどうなっているのかしら?」

「最悪だ、悪魔たちが上層世界へ襲撃しに来て善良な人々がたくさん殺されている」

「そんな・・・」

「さらに最悪なことに殺されれば霊族であろうと人族であろうと魂そのものが消えてしまうらしい」


私は絶句した


「悪い人族と組む悪魔もいて本当に混沌としているよ」

「とりあえず急がないとね」

「さらに残念なことだが目的地にはこのまま進めば何年とかかるだろう」

「八方塞がりじゃない!!」


私は絶望した口調で行った


「とにかくこのまま進むしかない」

「・・・・分かったわ」


私たちは休憩を挟みながら次の街へと赴いた



~フリンクルート~


俺たちは他の街にいた


「ここも悪魔たちが襲撃したあとか・・・」


あたりには死体がたくさんある


「フリンク様・・・・」

「大丈夫君は俺が守ってみせる!」


とある教会が見えた

今日はあそこに隠れよう


俺たちは教会の中に入った


「!!!」


するとそこにはヴォンパイアみたいな人物がいた


「ほう、こんなところに人族が来るとはなあ」


ヴァンパイアは俺たちに不気味な笑みを向けた


~アマリアルート~


私たちは”ヘブンズワールド”という機体のおかげで

何とか化物たちを駆逐することができた

しかし、被害も甚大だった


「キリアご苦労さん」

「どうやら悪魔たちはいなくなったみたいだね」

「ところでキリア、お前は死人で天国にいて渦の中に入ったら出てきたって言ってたな」

「ああ」

「お前の世界で何か起こったのか?」

「俺にもよく分からない」

「・・・・・・・」

「でもこんなところに悪魔が攻めてきているということは俺の世界も大変なことになっているだろう」

「そうか・・・・」

「とりあえず俺はこの機体で他に渦ができてないか探してみるよ、他の世界も救わないとね」

「ああ、構わないが」


そう言ってキリアは出撃していった

しかし、”ヘブンズワールド”という機体速いし燃料切れもしないし変な光を放つし

一体どういう仕組みになってるんだ・・?


~ヘルフェスルート~


「な、なあ、ヘルフェス、お前ラタルタが憎いんだろ?」

「ん?」


俺はヘルコレオスとの勝負に勝った

もちろん手ごわかったが

人間のときに鍛えられてたおかげか

悪魔の姿の時にも力を感じた


「俺とお前で手を組まないか?な!そうしよう!」

「残念だがヘルコレオス」

「え?」

「ラタルタを倒すのはこの俺だ!!」

「ぎゃああああああああああああ!!!!」


ヘルコレオスは息絶えた


ペラ


”ラタルタの予言”が開く

”アリサ・レイニードに会いなさい”

その言葉を見た瞬間

俺は歓喜した


「やったああ!やっと・・やっとアリサ様に会える!!」


ピカーン

俺の右腕にしている花の腕輪が光った


「アリサ様!今一度お待ちください!!」


俺はアリサ様がいる世界へ飛んだ


~翼ルート~


「ミディ!ダンコンさん!!」


俺たちは電子特殊警備隊本部に戻っていた


「どうしたんだね翼君?」

「この街に化けもんが攻めてきています!!」

「冗談はよしたまえ」

「本当だ!今、守という勇者が引き止めているが数が多すぎる」


マックスが口を挟む


「どういことだね?」

「とにかく化けもんが攻めてきてるんだ!逃げないと!!」

「ふむ、マックスが言うのなら本当だろう」


どんだけ信用ないんだ俺・・・


「ミディこんなときに無理をさせてしまってすまない」

「いいのよ、マックスこんなことで死ぬ赤ちゃんなら私の子供に相応しくないわ」

「厳しいな、ミディは」

「そんなことより逃げるんでしょ」

「ああ」


俺たちは逃げることになった


~レイト、ミーナルート~


「化けもんと言えども僕たちの相手じゃないね」

「私たちは二強だもの誰も私たちに勝てはしないわ」


僕たちは他の街に移動して食料を漁っていた

見渡す限り死体の山

残念ながらこの街はもう攻め尽くされた後らしい


「化けもんがいたほうが面白かったのにね」

「そうねえ」


僕たちは他愛のない会話をしていた


ー世界の破滅編2ー

   完

ここまで読んで下さりありがとうございます^♥^♪

何かご指摘があれば遠慮せずお願いしますね

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