世界の破滅編
~あらすじ~
ー世界の破滅編ー
「皆滅ぶがいいいいいいいい!!!!」
ある研究者が危険な儀式を見つける
その儀式とは世界の破滅を招く儀式だった
アリサたちは突然の出来事に戸惑いを隠せずにいた
とりあえず、悪魔たちから難を逃れるため
アリサたちは移動する
「やったああああああ!!!やったぞおおおおおおおおお!!!」
ある研究者が叫ぶ
「これでわしを馬鹿にしてきたやつらに一泡吹かせることが出来る!!!」
研究者は高々と笑うとこう発言した
「皆滅ぶがいいいいいいいい!!!!」
~アリサルート~
「キュアリス・・・?」
私はいつもどおり仕事を終え結果を報告しに
キュアリスがいる神殿に向かったが
そこにキュアリスがいなかった
「ラタルタのところにいるのかしら」
私はラタルタがいる教会へと赴いた
そこにはラタルタとお兄様がいた
「ラタルタ、キュアりs」
「アリサ!!ちょうど君を探していたところだよ!!!」
「どうしたのラタルタ?」
「どうやらこの世界いや、全ての世界にまずい事が起こったらしい」
「どういうこと!?」
私は困惑した
「どうやらイシュタ・エレハイルという研究者が危険な儀式を見つけたらしい」
「それで?」
「世界の間に繋がりが出来て悪魔どもがこの世界に攻め込んできているとのことだ」
「そんな・・・・・」
「ただその学者はの儀式はある欠陥がある」
「欠陥?」
「神に干渉することはできなかったみたいだ」
「それじゃあキュアリスは?」
「恐らく神々がいる上の世界へ避難しているのだろう」
「そう」
「私たちもここから移動しないといけない」
「どこに?」
「どこに行くかは決まっている、それでアリサ君、君はその事に関して最も重大な役目を担っている」
「重大な・・・役目・・・・?」
「ああ、ある地上世界の上層世界にとてつもなく輝く光水晶がはめ込まれた十字架があって」
「・・・・・・」
「そこにアリサがたどり着いてある儀式を執り行うことで全世界の秩序が戻る仕組みになっている」
「それじゃあ」
「ああ、君がやられれば全ての世界が混沌と化すだろう」
「そんな・・・・」
「とりあえず移動しよう、ここから離れないといけない!!」
「子供たちは?」
「安心してくれ、君が育ててきた勇者たちが護衛を務めてくれてるよ」
「そのための”勇者育成計画”だったのね」
「なんだね?それは??」
「それより移動するんでしょ」
「ああ、そうだね」
「アリサ安心して、僕が君を守るから」
お兄様が私に話しかける
「お兄様・・・・」
「これからは僕は体を鍛えないとね」
「私もお兄様を守れるよう頑張るわ!!」
「君たちの兄弟愛には毎回感服するよ」
こうして私たちは教会を後にした
~ヘルフェスルート~
俺はこの”ラタルタの予言”とやらにいろいろとやらされた
護衛、運搬、育成、討伐、説得
様々だ
正直うんざりする
だが俺の気持ちは変わらなかった
「ラタルタに必ず会ってやる!会って殺してやる!!」
俺は復讐心に燃えていた
そんな中ラタルタの予言が開く
”ヘルコレオスと戦いなさい今の君になら勝つことが出来る”
その途端俺の右腕に付けているアリサ様から貰った花の腕輪が光った
この腕輪が光れば異世界へ行く合図だ
「ヘルコレオスと戦うのか」
彼は上級悪魔でトップの実力を持っていると言ってもいい
だが俺も上級悪魔の中では実力はあるほうだ
「試しに」
俺は姿を悪魔に変えた
「できたな」
俺には抑止力が掛かったり掛からなかったりしている
なぜだかは知らんが
力を開放できる以上ヘルコレオスと対当に渡り合うことは出来るだろう
「さて、ヘルコレオスのところへ向かうか」
俺は異世界へと飛ばされた
~翼ルート~
「ば、化けもんが来たぞおおお!!!」
街の人たちが逃げ惑う
「どうなってるんだ!?一体」
俺たちは得体の化物と銃で応戦しながら逃げ惑っていた
「マックスさんここは僕が引き受けます、そのまま行ってください!!」
「ダメだ翼!!」
「しかし!!」
「ミディは君に任せるよ」
「・・・・・・」
「今のミディのお腹には俺の赤ん坊がいる」
あれからミディとマックスさんは結ばれて結婚している
「だったらここは俺が引き受けるべきです!!」
「翼、ミディの子供が大きくなったら伝えてくれ」
「・・・・・・」
「お前の父さんは立派だったと」
「その必要はないよ」
突然声がした
「誰だ!?」
「僕は安藤守、神に選ばれた勇者だ」
その守という男は黄金に輝く装備をしていた
まるでファンタジーの世界にいる騎士みたいだった
「ここは僕が引き受ける、君たちは逃げろ」
「俺たちは警察だ!市民を守る義務がある」
「だったら尚更だ、ここは僕に任せて君たちは他の街の民を救ってやって欲しい」
「わ、分かった」
俺たちはその場を後にした
~クリートルート~
「どうなってやがる」
急に魔物が街に攻め込んでいた
普段は森にいる温厚で人に攻撃してこない魔物まで来ていた
「ちっ数が多すぎる!!」
俺たちは冒険者ギルドの仲間と必死に魔物と応戦していたが状況は不利だった
「おい!逃げるぞ!!」
「馬鹿野郎!!ここで引いたら民があぶねえだろうが」
「リシッドの件を忘れたかトレイン!!」
「・・・そうだな、ここで仲間を失うわけにはいかない・・すまなかった」
「謝っている暇はない!行くぞ!!」
俺のパーティ”ヘブンズワールド”はこの場から撤退することにした
~フリンクルート~
「ミーシャ!?」
「会いたかったです、フリンク様!!!」
俺が王宮の庭で素振りをしていると
突然目の前にミーシャが現れた
「どうやってここに?」
「何か変な渦があってそこに入ったらいつの間にかここに来ました」
渦のことが気にかかるが
今はどうでも良かった
「そうか・・それより会えて良かった」
俺はミーシャを抱きしめる
「私もです、フリンク様」
「それにしてもミーシャは変わらないな、幼いままだ」
「そういうフリンク様は老けましたね、それでもかっこいいです」
「ハハハ、ありがとう」
「大変です!!フリンク様!!!」
家来が俺に向かって走り出してきた
「街に得体のしれない化物が入ってきたとの報告が!!」
「何!?」
渦の件といい今回は何か重大な事態があるのかもしれない
「とりあえずその化物とやらに応戦してくれ」
「承知しました、フリンク様はどうされるのですか?」
「俺はこの子を安全な場所へ避難させる」
「左様でございますか」
ここは王として民のために戦うべきではあったが
俺はミーシャを優先した
俺は王失格かもしれない
「ミーシャ行こうか」
「うん!」
俺たちは王宮を後にした
~アリアルート~
「なんなの!?この大量の魔物たちは!得体のしれないものまでいるし」
私は神剣を使って魔物たちと対峙していた
「くっここまでか・・・」
幾らリアターと言えどもこの数は手に負えない
ここまでかと思った
その時
どごおおおおおおおおおん
大きな音と共に魔物たちが消え去った
「久しぶりだな、アリア」
「拳!?」
私と拳は初めの頃は同じリアターとして一緒に行動していたが
その後反りが合わなかったため別れた
しかし、こうして再び再会を果たした
「とりあえず今回は一緒に行動したほうがいいだろう」
「そうね」
私たちは魔物たちと対峙していった
拳の神銃のおかげか私たちの街に攻め込んだ魔物のほとんどを殲滅できた
「さあ、次行くぜ」
「ええ」
ほとんどの人たちは魔物とあの得体のしれないものを見て逃げ惑っていた
他の街も同じようになっているかもしれない
私と拳はこの場を後にした
~レイト、ミーナルート~
「あれ?」
僕たちは一つになれたというのに
気がつくと二人のままの姿に戻っていた
「どういうことなの!?」
「あの儀式はどうやら完璧じゃないらしいね」
「まあいいわ」
次の瞬間
バタン
寝室の扉が開いた
「おおっ!こんなところに人間がいるぞ!!!」
中には得体のしれない化物が入ってきた
「邪魔が入っちゃったか」
「ねえ、レイト、これから私たち冒険しない?」
「どうして?」
「街の食料も尽いてきたしこの城にずっといるのも飽きたわ」
「それもそうだね」
「レイト、戦いましょう」
「うん」
僕は得体のしれない化物に剣を向けた
~エトルート~
「う~ん」
僕がいる街に悪魔が攻め込んできた
普段、悪魔とか低級霊と行った類は
下層世界にいてここに来れるはずはないんだけど
何かイレギュラーでも起きたのだろうか・・・?
とりあえず悪魔は殲滅したが
善良な人たちがたくさん殺されてしまった
街の中に人がいる様子はない
もしかしたら他の街にも移動しているかもしれない
「僕も人々を救うために戦わないとね」
僕はこの街から移動していった
~アマリアルート~
「何だあの化けもんは!?」
私は戦艦の中にいた
私たちはロボットで応戦したが
化けもんは魔法みたいな玉を発射して
ロボットを駆逐していく
状況は不利に傾いていた
「こんな時に”ヘブンズワールド”を動かせる人がいれば!!」
「その役目、俺が引き受けよう」
「誰だ!?お前は!?」
いつの間にか目の前には見知らぬ人物がいた
「いやあ、渦があってその中に入ったらここに飛んじゃってね」
「・・・・・・」
「俺の名前はキリア・レルト”ヘブンズワールド”は俺が動かすよ」
「お前にそれが出来るというのか?」
「前のチージャ国とイレイス国の戦争を止めたのも俺だよ」
「なんと!?」
あのとき黄金の機体に乗っていたのは彼だったのか
「・・・・分かった、ついてこい」
私はキリアを”ヘブンズワールド”という機体のところへ案内した
~スレイダルート~
俺は姫を守りながら逃げ惑っていた
「くっ!」
「スレイダ・・・」
「安心してください、姫様、あなたは必ずや私がお守りします」
「スレイダ・・・やっとあなたと会えたというのに・・・」
「大丈夫です、私は死にません」
「・・・・・」
「ですので前みたいに私の背中に剣を突き刺すのはやめてくださいね」
「・・・・・分かったわ」
僕は姫を守りながら浸すら戦う
ー世界の破滅編ー
完
ここまで読んで下さり有難うございます^♥^♪
何かご指摘があれば遠慮せずお願いしますね




