第十四話 草薙の剣
「‥じゃあ、またね」
タツは挨拶すると病室のドアに向かった。天音が病室のベッドから手を降る。あの病院での事件から二日が経っていた。天音は骨などには異常はなかったが、念の為に頭部などの精密検査を受けたりなど、二日間入院していたのだ。だが、すぐにも退院出来るようだ。午前中にクッキー達がお見舞いに来ていたが、タツは用事があり遅れて午後に一人でお見舞いに訪れたのだ。天音は顔面の腫れは引いていたが、ガーゼが張られていて痛々しく見えた。本人はいたって元気そのもので、退屈そうだったが‥。タツは警察病院を出ると、駅へと向かう。天照こと天野氷美子の天岩戸隠れにより、こちらの世界の人間への被害は最小限に抑えられた。だが、医師一人と病院の警備員が重傷を負った。警察は二人に危害を加えた実行犯として、酒木荊羅と瑞波奈緒恵を全国指名手配とした。そして黄泉国保安局による情報操作が行われ、黒い巨大な蜘蛛と茨木童子の目撃情報は表面上抹消された。すぐに谷川総合医療センターは、何事もなかったかのように通常営業に戻ったのだ。キイロノイズミの八尾室長は、警察庁に捜査協力を要請。キイロノイズミは表面上は警察と。そして水面下では黄泉国保安局と閻魔省と協力する形となり、酒木と瑞波の行方を追う事となったのだ。今頃、斎藤が古巣の捜査一課に、酒木や瑞波の情報を聞きに行ってる事だろう。とりあえず、タツ達に出来る事はない。菅野が知り合いのマスコミ関係を中心に、情報収集しているが、猟犬はすでに放たれたのだ‥。今は待つのみ。淤加美からは引き続き、神主からの攻撃に注意するよう呼びかけられていた。魔月妃が何か大きな事を企んでいるかもしれない。その為に、色々と実証実験をしているのかも、との事だ。一体、何を企んでいるのだろう‥?お金目的ではないだろうし、『世界征服』なんて幼稚な発想をするとも思えない。複数の神主を従えている、という事は何か大義名分を掲げているのだろう‥。魔月妃という人物、と言うか神様は元々危険な思想家だったのか?タツは電車に揺られながら、色々と考え込んでいた。電車に乗る時にも考え事をしていた為、気づくと間違えて各駅停車に乗ってしまっていた。まぁ、たまにはのんびりと各駅停車で帰るのもイイか、とそのまま乗っていたのだ。昼過ぎの電車内はガラガラで、タツのいる車両には数人しか乗っていない。タツはシートの端っこの席に座っていた。すると隣の車両から、誰かがこちらの車両に移動してきて、タツの目の前に立った。こんなにガラガラなのに、わざわざ人の前に立つなんて‥。タツはチラリと前に立つ人物を見る。その人物は初めて見る男性だったが、黒いスーツを着ていて瞳が赤かったのだ。赤口焔も大和田夏美も瑞波奈緒恵も、みんな黒いスーツで瞳が赤い‥‥って事はこの人も‥?タツが慌てて立とうとした時
「‥動くな‥‥動けば、この車両の奴らを全員殺す‥」
前に立つ男が低い声で言った。タツが周りを見ると、少なくとも十人はこの車両に乗っている。だが、コイツが神主であれば、一瞬で十人全員を殺す事が出来るだろう。タツが必死に返答を考えていると
「‥次の駅で降りろ‥‥いいな?」
と、男性が低い声で言う。タツが軽く頷くと、車内アナウンスが流れた。
『まもなく、片山城址公園、片山城址公園です。お出口は右側です』
タツがゆっくりと立ち上がると、男性は少し後ろへ下がった。タツはそのまま出口へ向かう。男性はタツの後ろからついてきた。電車が停車して扉が開くと、タツと男性は電車から降りた。そこは各駅停車しか停まらない、かなり小さな駅だった。ホームにはタツと男性以外、誰も見当たらない。反対側のホームにも誰もいない。確か改札も無人の駅で、周囲も緑に囲まれた田舎の駅だ。乗ってきた電車が走り去ると、周囲は静寂に包まれた。
「‥何者ですか?」
タツがあからさまに警戒しながら尋ねると、男性がニヤリと笑った。そう。この男性は、魔月妃から『須佐野』と呼ばれていた男だったのだ。
「‥お前に言う必要はない。俺はただ『俺の物』を取りにきただけだ‥‥女が運ばれたと言う警察病院を張ってれば、と思っていたらこんなに早くに出会えるとはな‥。出でよ十拳剣‥」
須佐野がそう言うと、両手に長い剣が現れた。西洋風の両刃の剣だ。思わずタツも身構える。タツの背後には八岐大蛇が現れた。だが、タツは八岐大蛇で生身の人間と戦った事がない。今までは百足や蜘蛛のような巨大な化け物が相手だった。そのおかげで手加減なしに思い切り戦えたが、人間相手だと下手をすれば殺してしまうかもしれない。すると須佐野の背後に更に八本の剣が現れた。須佐野を取り囲むように、宙に浮かんでいる。
「‥やめてください。生身の人間相手に、八岐大蛇を使いたくないんです」
タツが言うと、須佐野はニヤリと笑い
「人の心配をしている場合か?お前は今から死ぬんだぞ?」
と言い、続けて
「‥それに生身の人間ではないしな」
と言った。生身の人間ではない?どういう事だ?そう思った瞬間、須佐野が前に飛び出し、タツ目掛けて斬りかかった。
陰陽神社の居住家屋では、クッキーと将吾がキイロノイズミの土方から簡単な聴取を受けていた。隣には淤加美と奈美ちゃんとアキ君もいる。建前上、形式的な聴取を行わないといけないらしい。ある程度、聴取が終わった所に斎藤がやってきた。
「今、警察の方のデータベースを照合させてもらったら、かなり不可解な事がわかったぞ‥」
到着するなり、大きな封筒から書類を出しながら斎藤が言う。
「赤口焔、大和田夏海、瑞波奈緒恵、共に家族や親族から失踪届けが出されてる。赤口焔は富士の樹海周辺で消息を絶ち、大和田夏海は通っていた学校近くの雑居ビルで、地面に大量の血痕だけ残して消えている。瑞波奈緒恵は自宅に遺書が見つかっているが、消息がわかっていない‥」
書類をわけながら斎藤が続けた。
「‥それはいつぐらいの話し?」
淤加美が聞くと
「全て半年ほど前だ」
と、斎藤が答えた。つまり、半年ほど前に全員が消息を絶っていて、家族などから捜索願いが出されている、と言うのだ。そしてその後、神主としてクッキー達の前に現れた事になる。
「さらに不可解なのは、大山積次郎と酒木荊羅だ。大山は、とある病院で末期癌で入院中に失踪。酒木は自分の車で交通事故を起こし、大破した運転席に大量の血痕だけ残して消えている」
斎藤が更に続けた。末期癌の患者が失踪?確かに不可解だ。
「しかも、酒木の交通事故を調べた専門家によれば、運転席への衝撃はかなりのもので、間違いなく即死するレベルだったそうだ」
斎藤が言いながら事故の写真を出す。運転席が完全に大破している。かなりのスピードでの事故だろう。こんな状態だったのに、現場から離れられるものなのか?
「‥確かになんか変だね」
淤加美が考えこむと
「‥一つの仮説として、他の人間はともかく、酒木は霊体じゃあないのかな?」
アキ君が腕組みしながら言う。
「霊体じゃねえと思うけどなぁ。ガントレットごしだが、殴った感触が生身の人間と変わらなかったしなぁ‥」
クッキーが思い出すように宙を見る。
「‥‥反魂の儀‥‥」
唐突に淤加美が呟く。
「反魂の儀?」
将吾がオウム返しで聞き返すと
「‥死んだ直後の人間の魂と、守神を結びつかせる儀式。肉体が残ってないと出来ないから、本当に死んだ直後。魂と守神を結びつかせる事によって、蘇らせるような感じかな。メリットとして、その人間は守神が消えたり離れたりしなければ永遠に生き続けられる。デメリットとして守神が消えるとその人間の魂は滅却となり完全に消えてなくなる。まぁ守神と一心同体ってヤツ?最初は生きてる人間に呪力を与えて、神主にしてるのかと思ってたけど‥もしかすると、反魂の儀を行なっているのかも‥」
淤加美が説明する。
「‥つまり一度死んではいるけど、霊体ではなく生身の人間で、守神の呪力によって生かされている神主‥」
アキ君が確めるように言うと、淤加美が『その通り』と言わんばかりに指差す。
「‥でも反魂の儀は多大な呪力を、対象者に分け与える必要がある‥。魔月妃はそんな事は出来ないはずだし、一体誰がそんな事を‥?それに酒木だけならまだしも他の者達も全員ってなると、無尽蔵に呪力が湧いてこないと不可能な事‥‥」
淤加美が再度考え込んだ。すると縁側から小雪と冬美と冷奈が現れた。多分、蔵の中にあるゲートから黄泉国とこちらを行き来しているのだろう。
「‥失礼します。どうやら裏にいるのはこのお方かも知れません‥」
冷奈が言いながら巻物をひろげる。ホログラフが空中に浮かび上がり、一人の中年男性の顔が現れた。黒髪のオールバックで髭を生やし、黒い着物のような物を羽織っている。目は細く、痩せていてガラの悪そうな男だ。
「‥天津甕星か‥。確か赤星一樹と名乗っていたはず‥」
淤加美が男の顔を見て呟く。すると小雪が
「‥はい。赤星も神人です。魔月妃がいなくなった頃から、行方がわかっていません。そして彼のあまり知られていない能力が‥‥」
と言うと、淤加美が
「‥自分の呪力を他人に分け与える能力‥‥なのか?」
と続けた。それを聞いた小雪が頷いたのだった。
都内某所。雑居ビルが立ち並ぶ、狭い裏通りを男が歩いていた。そう。淤加美達が言っていた赤星一樹だ。そのまま通り沿いの小さいビルの狭く暗い階段を降りていく。そのビルの地下には開店前の小さいバーがあり、赤星は扉を開けてバーの中に入って行った。薄暗いバーの中を奥へと歩いていく。奥のカウンターには若い男が一人座っていた。
「おう。もうイイぞ」
赤星が若い男に言うと、男は立ち上がり赤星からお金を受け取ると店から出ていった。赤星がテーブル席を見る。テーブル席には赤い着物を着た女性と思われる人物が座っていた。長い髪を頭の後ろにまとめていて、顔に狐のお面を付けている。お面のせいで、顔や表情はわからない。
「‥まだ続けるの?」
徐に狐の面の女性が言う。か細い声だが、ハッキリとした喋りだ。
「なぁに、これで最後だ‥」
赤星がニヤっと笑い、狐の面の女性に言う。狐の面の女性は溜息をつくと、無言のまま立ち上がった。
誰もいない駅のホームでは、須佐野とタツが熾烈な戦いを繰り広げていた。八岐大蛇の八つの蛇の頭が、空中に浮かぶ八本の剣に食らいつこうとしている。だが、剣は空中を自在に動き回り、蛇の攻撃を避けて逆に斬りかかり、蛇の頭が剣を避けてまた食らいつきにいく。その繰り返しだ。地上では須佐野の二刀流の剣撃をタツが必死に避けている。タツは剣術のたしなみもないし、武術の心得もない。運動神経もさほど良い方ではない。なので須佐野の二本の剣を、なんとか避けるので精一杯だった。須佐野の右手に持つ剣が素早く突きを繰り出し、左手の剣が大きく縦に振り下ろされる。タツは下がりながら突きを避け、縦斬りを右に避けた。すると足がもつれ、タツは転んでしまった。倒れこむタツに須佐野が剣を突き刺す。ギリギリでタツがかわすが、左腕を大きく切り裂かれた。
「‥ぐっ!」
よろけながらタツが素早く立ち上がる。そこへ須佐野が剣を突き出し、タツの右肩を貫いた。だが、すぐに剣を引き抜く。タツが右肩を押さえて激痛に悶えた。須佐野を見るとニヤついている。そう。須佐野は最初から本気で斬りこんできていないのだ。ある程度の武術や剣術の心得があると、所作や立ち振る舞いで相手の実力がわかってしまう。須佐野は最初からタツ自身の戦闘能力が低いとわかっていたのだ。その上で八本の剣で八岐大蛇の相手をさせ、ジワジワとタツ自身をなぶり殺そうとしていたのだ。
「どうした?避けろよ?ほら、避けろって?」
須佐野が笑いながら剣を突き出す。タツは両腕を顔の前にクロスさせて防御するが、須佐野は容赦なく腕や胸や脇腹に剣を何度も突き刺した。どれも皮一枚を斬り裂く程度で、致命傷にならないようにしている。次第にタツの上半身が血で真っ赤になっていった。激痛が全身に広がり、もうどこが一番痛いのかもわからなくなっていく。このままでは非常にまずい‥‥。なんとかこの状況を打開しなければ‥‥。するとタツの危機を感じとった八岐大蛇の動きが止まった。
「‥‥何だ?」
突然、動きを止めた八つの蛇の頭に、須佐野が警戒して後ろに退がりタツとの距離を取った。すると一匹の蛇が雄叫びをあげた。天を仰ぎ口を大きく開いている。何かを体の中から吐き出そうとしているように見えた。そしてその蛇が突然下を向くと、口の中から何かを吐きだす。すると細くて長い物がタツの足元に転がってきた。血まみれで立っているのがやっとのタツが足元を見ると、それは一本の剣だったのだ。十拳剣と同じ西洋風の両刃の剣だが、少し短めで片手でも扱いやすいサイズだ。
「‥それは草薙の剣だ。須佐之男が八岐大蛇に酒を飲ませて討伐した時に、尻尾から出てきた物だという。つまり『俺の物』だ。返してもらおうか?」
須佐野がニヤリと笑いながら片手を差し出す。タツは痛みで震える手で足元の草薙の剣を拾った。
「‥‥貴方の‥‥守神は‥須佐之男なんですね‥‥?」
タツが痛みを堪え辛うじて声に出すと、須佐野の背後に髪の長い髭を生やした屈強な武人が現れた。角の付いた頭飾りをつけ、大きな剣を持っている。
「‥そうだ。俺の守神は嵐の神、須佐之男命だ。俺の十拳剣とその草薙の剣があれば、俺は最強になる‥。早くそれをよこせ」
須佐野はそう言うと、両手の二本の剣の柄と柄をくっつけた。すると柄と柄はくっついて離れなくなり、上下に刃がついた一本の両刃刀になったのだ。それを左手に持ち、右手を差し出す。須佐野の周りには八本の剣も、空中に浮かんで待機していた。タツは草薙の剣を握りしめ、ゆっくりと構えた。八岐大蛇もタツの周りで舌を出しながら待機する。
「‥チッ‥‥クソみてぇな雑魚が‥‥めんどくせぇな‥‥大人しくよこせよ‥」
須佐野が低い声で呟く。瞳が更に赤く輝き、不気味な笑みを浮かべた。タツはそんな須佐野の表情を見て感じ取った。‥‥こいつ‥‥完全に楽しんでいる‥‥人を殺す事を‥‥弱い者を嬲り殺す事を楽しんでいる‥‥。躊躇すれば間違いなく殺される。人を殺す事に何の躊躇いもないだろう‥。タツは覚悟を決めた。クッキーさん達は陰陽神社にいる。助けは来ない。誰かに助けを求める事も出来ない。助けを求めれば、その人がコイツに殺されてしまうからだ。コイツと自分の力の差は歴然だ。僕はきっとコイツに勝てない。僕は殺される‥。でも、何とか一矢報いたい‥。タツは右手で草薙の剣を構えた。そんなタツの目を見た須佐野が
「‥クククク‥‥‥その目‥‥その目だ‥‥その目をしたヤツを斬り刻んだ時が、一番気持ちイイ!‥‥その目が絶望に変わり、息絶えるのを見るのが最高なんだよ!」
と叫んだ。須佐野の顔は猟奇的に歪み、恐怖を感じるほどだ。人を殺す事に悦びを覚える‥‥快楽殺人鬼‥‥。こういうヤツは、相手がどんなに弱くても手を抜かない。殺す事が悦びだからだ‥。少しぐらい油断してくれれば、勝目もあるのだが‥‥。その時、ホームにアナウンスが流れた。
「まもなく二番線を電車が通過します。白線の内側までお下がりください」
それを聞いた須佐野が
「‥‥通過か‥‥電車が止まれば、生き延びれたかもしれないのになぁ?ツイてねぇなぁ!」
と言いながら斬り込んできた。
南雲双葉は電車に揺られていた。会社を辞めてから、八千代市の隣の市、立野市に住む両親の手伝いをしていた。双葉の実家は小さい街中華の店を経営しているのだ。今日はランチの時間だけ手伝ってきた。先日の谷川総合医療センターの襲撃は後で知った。天音が病院に運ばれたと聞いて、昨日お見舞いに行ってきたのだ。今日はこれから、キイロノイズミの事などを詳しく話しを聞きに、陰陽神社へ行く所だ。双葉は電車のドアの脇に立って外を見ていた。たまたま来た快速電車に乗り込んだ為、座れないほどではないが、それなりに人が乗ってる。快速電車は八千代駅までは一駅だ。だが、八千代駅まで小さい駅を何個か通過する。双葉はボーッとドアの窓から外を眺めていた。そして二つ目の小さい駅を通過している時だった。駅のホームにタツがいたのだ。電車が走り抜ける一瞬だったが、服が真っ赤に染まり、誰かと剣で斬り合っているように見えた。‥‥え?‥‥嘘でしょ?‥‥‥見間違い?‥‥いや‥‥違う‥‥タツ君だった‥‥でも、どうしよう‥‥。双葉は必死に考える。電車の中だから電話は出来ない‥。本人への電話もクッキーさん達への確認の電話も無理だ。メールをしても、タイムラグがある。だが、早くしないと電車はどんどん遠ざかる。もし、タツだった場合、危険な状況に違いない。タツではなかったとしても、何らかしらのトラブルに間違いなさそうだ。双葉は急いで進行方向とは逆方向の車両へ歩き出した。後方の車両へ向かっているのだ。すると、比較的乗客が少ない車両に来た。みんな席に座ってスマホを見ているか、目を閉じている。双葉は素早く座席の窓を開けた。誰も見ていないのを再度確認すると
「‥風神‥‥お願い‥‥‥さっきの駅へ‥‥」
と呟いた。すると風神が姿を現し、双葉に手を翳した。すると双葉の体はスゥっと浮き上がり、窓から電車の外へと出たのだ。そして風神に体を守られ、乗っていた電車が走り去ったのち、線路に下ろされた。遠くに先ほどタツらしき人物を見かけた駅のホームが見える。
「‥タツ君‥‥人違いだとイイけど‥」
双葉はそう呟くとホームに向かって線路を走り出した。
名前:菅野真道
別名:菅野さん スガさん
年齢:五十三歳
守神:不明
能力:不明
備考:フリーのジャーナリスト
以前は某有名新聞社の記者だった
将吾の母親とは知り合い
母親の死後、将吾の面倒を見る
斎藤とは新聞記者時代からの知り合い




