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昭和の遺産発掘大作戦

 3チームに分かれて 元職員室&元倉庫の探索 を開始!

 琴美 & 美優

 沙羅 & 勇馬

 真平 & シャオ

 それぞれがホコリまみれの倉庫を漁り、昭和の遺産を発掘していく。


 ◆ 真平 & シャオチーム:未知のパソコン発見!

「パォ~!真平先輩、見てくださいです~!」シャオの興奮した声が倉庫の奥から響く。

「お、何か見つけたのか?」真平が近づくと、そこには レトロなパソコン がホコリをかぶって鎮座していた。

「これ……PC6001じゃねぇか!」

「パォ~!? ぴーしーろくせんいち ですか~?」

「おう、昔のパソコンだよ。1980年代の8ビットPCでな、パピコンの愛称で パソコン入門機 って感じで人気だったらしい。」

「パォ~!白くてすごくかわいいです~!」

「こっちには モニター もあるぞ……うまくつなげば映るかもな。」

「さらに テープレコーダー もありますです~!」

「おお、これ カセットテープ式のデータ保存装置 だな! 昔のパソコンはフロッピーどころか、データを 音 としてカセットテープに保存してたんだぜ。」

「パォ~~~!? データを音 って…… すごく不思議です~!」シャオが興味津々でテープレコーダーを触る。

 シャオは PC6001(パピコン)とテープレコーダー、モニターを発掘し、真平と共に大はしゃぎ。

「パォ~!昭和の 未来 を感じます~!」

「このPC6001、もしかしたら 当時のプログラム が残ってるかもな。動いたら面白いぞ。」

「パォ~! ピコピコ って動くのを見たいです~!」

「よし、この辺の機材、一旦部室に持ち帰って 文化部PC博物館 作るか?」

「パォ~!やりましょうです~!」


 ◆ 琴美 & 美優チーム:謎のビデオデッキ発見!

「美優、そっちに何かある?」

「えへへ~……あの、すっごく大きな機械が……」

 琴美が振り向くと、美優がホコリまみれの巨大な機械を抱えようとしていた。

「ちょ、ちょっと待って!? それ、めっちゃ古そうだけど何!?」

「えへへ~…… SONY って書いてあります~。」

 琴美が近寄ってラベルを見る。

「……うわっ!? これ、 ベータマックスのビデオデッキ じゃないの!!?」

「 ベータマックス って何ですか~?」

「えっとね……昔、 VHS っていうビデオの規格と ベータ っていう規格が争って、結局 VHS が勝ったんだけど、こっちは 幻の規格 になっちゃったやつよ!」

「えへへ~、すごく貴重なものなんですね~♪」

「いや、たしかに貴重だけど、 VHS じゃないから 普通のビデオ が見れないのよ……。」

「でも、もしかしたら ベータのビデオテープ もどこかにあるかもしれませんよ~?」

「それは確かに…… よし、美優! このデッキ、なんとかして動かしてみるわよ!!」

「えへへ~、これ、すっごく重いですね~。」

「そりゃあ、昭和の家電は 頑丈 で デカい ものが多いのよ!」

 すると、棚の奥から 古びた箱 が出てくる。

「……ん?これ、なにかしら?」

 琴美が箱を開けると、中には ベータのビデオテープ が数本入っていた。

「美優! 見つけたわよ!! 昭和の記録映像 かもしれないわ!!」

「えへへ~、これ、再生できたら楽しいですね~♪」


 ◆ 沙羅 & 勇馬チーム:歴史的遺産の発掘!

「はぁ~…… 琴美の昭和趣味に振り回されるだけ と思ってたけど……意外と面白いかも?」

 沙羅は発掘作業の手を止め、勇馬が手にした ベータのビデオカメラ を見つめる。

「うわ、これ 肩に担ぐタイプ のやつじゃん! デカい!」

「昭和の プロ仕様 ですね。これで撮影された映像が ベータのビデオテープ に記録されてるはずです。」

「……ってことは?」

「つまり 撮影者 が残した 学園の過去 が記録されている可能性が高いですね。」

「……やば、めっちゃ気になる。」沙羅が目を輝かせる。

「映写機とかなくても、 ベータデッキ に接続すれば再生できるはずですよ。」

「ってことは……琴美たちが見つけた ベータデッキ で?」

「その通りです。」

「……これ、文化部 大発見 じゃない?」


 文化部の面々は、元職員室&倉庫から発掘した ベータマックスのビデオデッキ、ビデオカメラ、そして ベータのビデオテープ を持ち帰り、部室に集結した。

「よーし、ついに 学園の昭和の記録 を拝むときが来たわね!!!」

 琴美が興奮しながら ビデオデッキの電源を入れる。

「パォ~! 昭和の秘密 が解き明かされるです~!」

 美優がワクワクしながらテープを挿入。

 ――カシャッ、ウィーン……

 ノイズ混じりの画面が映し出される。

 昭和時代の日ノ本学園・体育祭 の映像がそこに!!

「うわぁぁ!! これ、めっちゃ 昭和 じゃない!!!」

「パォ~~! 服装 も 髪型 も、すごく レトロ ですね~!」

 映像には、昔の学園の生徒たちが 体操服 を着て、体操の準備運動をしている様子が映っていた。

「…… ブルマ とか 短パン って、ほんとにこんな感じだったんだな。」真平が妙に感心している。

「いや、そこじゃなくて!」沙羅が画面を指さす。「見て! 開会宣言 してる人……!」

 映像の中央、マイクの前に立つ男子生徒の姿、端正な顔立ち、整った髪型、そして落ち着いた口調。

「……あっ!? これ、僕の 父さん ですよ!!」勇馬が驚きの声を上げる。

「えええええ!? お前の親父 なのか!?」

「えへへ~、 勇馬さん にすごく似てますね~♪」美優が笑う。

「いや、まさか うちの父 が 学園の開会宣言 をやってたとは……知らなかったです。」勇馬は驚きつつも、どこか誇らしげだった。

 画面の中では、勇馬の父(若き日の加藤正治)が、立派な開会宣言をしていた。

『えー、本日は、体育祭にお集まりいただき、誠にありがとうございます! 本大会は、スポーツを通じて友情を深め、日々の努力を発揮する場です。 皆さん、全力を尽くしましょう!』

「……いや、普通に 優等生タイプ じゃん!」琴美が驚く。

「まさに 生徒会長気質 ですね。」勇馬がメガネを直しながら呟く。

「パォ~!すごく 頼れる先輩 って感じです~!」

「で、この後どうなるんだ?」

 学園の生徒たちが 騎馬戦、リレー、棒倒し など、昔ながらの競技に挑戦している。

「うわっ!! 昭和の棒倒し って、こんなに ガチ なの!?!?」

「これは 戦 ですね……。」勇馬が冷静に分析する。

「パォ~! 組体操 も、すごく ダイナミック ですね~!」

「これ、今だったら 危険すぎて 絶対やらないわよね。」沙羅が呆れたように呟く。

 映像の最後、優勝チームの表彰式のシーン が映し出される。

「えっと、優勝チームは…… 赤組 ですね。」勇馬が画面を見つめる。

 なんと 勇馬の父 が 優勝トロフィー を掲げる姿が!!

「えっ!? 父さん 体育祭チャンピオン だったのか!!?」

「パォ~!? 勇馬 の 血統 ですね~!」

「いやいや、僕は運動は そんなに得意じゃない けど……!?」勇馬は困惑しつつも、どこか嬉しそうに微笑んだ。


 ビデオを見終えた文化部のメンバーたちは、興奮冷めやらぬまま話し合った。

「これは 貴重な映像 ね!! 文化部で アーカイブ化 するべきじゃない!?」

「うん、間違いなく 学校の歴史 に関わる お宝 だな。」

「パォ~! 学園の昭和の記録 をもっと探してみたいです~!」

「……というか 他にも こういう映像、まだ どこか にあるんじゃないか?」

「むしろ、 歴代の学園祭 とか 文化祭 の映像も見てみたいわよね。」琴美がニヤリと笑う。

「よし!! 文化部の新たな研究テーマ 決定よ!!!」

「……嫌な予感しかしないけどな。」真平がため息をついた。

 こうして、文化部は 昭和の遺産発掘 から 学園の歴史の謎 にまで手を広げることとなったのだった――!!

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