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勝利の瞬間

 それから戦う事五時間。私達が大魔法ばかりを使うせいで、未だに誰も助けに入りません。開始一時間で諦めて周りの人達に、こっちは無視して味方に加勢しろと命令しましたが、失敗でしたかも知れませんね。


 そんな時にニーアさんがチラチラとこちらにアーサーの意識をひきつけろって合図を送ってきました。何か考えがあるかもしれません。よーし。私に任せてください。


「ふふふ……もう降伏したほうが良いんじゃないですか? 我が国に来ればそれはもういい待遇を保証しますよ?」


 話しかけてこっちに意識を向けてみましょう。このまま敵が裏切ってくれると、なお良しなんですけど。


「…………」


 こっちを向いてもくれませんか。つれないですねー。それとも強い人はそこまで訓練してるんでしょうか。仕方ありません。魔術を使うしかありませんね。もう魔力があまり残ってないので嫌なんですけど。


「アクアジェット!」


 とりあえず魔術を連射していきます。アーサーもうっとうしくなったのか、こっちに明確に意識を向けてきました。

 さぁ今ですよニーアさ……あれ? まだ魔術の準備をしてるようですね。ちょっと敵がやばいですね。結界を張りましたが、あっという間に破られます。


「ダークレイ!」


 とりあえず攻撃して避けさせる事でなんとか時間稼ぎをしていますが……。


「祝福!」


 教皇が更にアーサーを強化します。あーもう。誰かあいつをどうにかしてください。

 まずい! このままだとアーサーの剣が首に………。

 いた!


 あれ……? 私生きてる? どうやらトウコさんが私を突き飛ばして助けてくれたようです。しかし足が無くなってしまいました。魔術で痛覚とかを切りましたが、もう戦えませんね。


「お願い。私にありったけの魔術をかけて強化して」


 トウコさんがそう言ってくれました。いいでしょう。私が出来るだけの事はやりますよ。

 どうやらニーアさんも準備が終わったようです。


「これが私の精一杯! トウコ! 後はお願い! プリズンロック」


 ニーアさんが全魔力を使って、アーサーさんの手足を石で固めます。

 今のトウコさんは100以上の強化魔術でものすごく強くなっています。

 アーサーは石を砕いて反撃しようとしましたが……トウコさんの方が早かったようですね。




 その後は特に問題もなく勝利することが出来ました。どうやら敵はアーサーの活躍を見込んでいたようです。


 今、私は講話会議に来ています。

 この会議でやる事は一つ。ただ私の要求を突きつけるだけ。もう同盟国とは話もついていますし。


 これで当初の目的……国民が平和に幸せに暮らすこと。

 我が国がこの地域の覇権国家となったので達成ですね。


 ピコン


 そんな音とともに目の前に文字が出てきました。最近忘れていたゲームのやつですね。今更何を……え?


 "ゲームクリアおめでとうございます! あなたの国はこの世界で一番の国になりました。もうあなたの国を脅かすものは何もありません。ニポン皇国に栄光あれ!"


 その文の下には二つの選択肢が現れました。


 "ゲームを終わる"     "もう少しだけやらせて!"


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