表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

73/82

爆撃

「しっかり捕まっててくださいね! ミトさん」


「だいじょう……うわっ!」


 ほうきの全速力は想像以上に早かったです。これは気を抜いたら舌噛みそうですね……。


「いたた……もっとゆっくり行来ましょうよー」


 あらら。ミトさんは噛んじゃったみたいですね。話す時は気をつけましょう。


「天候、時間的に今が一番いい攻め時ですからね。兵士の皆さんは甲冑を着ながらダッシュしてるんですから我慢してください」




 急いだお陰ですぐに前線に着くことが出来ました。最初からここで戦っていた魔術師の皆さんと合流します。


「創造主様とミト様。護衛します」


 そう。このほうきは、こんな速さをしておいて輸送用なんです。まぁ元の輸送用のほうきを速く飛べるように改造したんですけどね。


 その理由は爆撃です。相手の陣地を粉々にして、混乱した敵に襲い掛かる予定です。陣地には将校もたくさんいるでしょうから、指揮系統にも打撃を与えられます。


 普通の輸送用のほうきや魔導砲だと足が遅くて逃げる敵に立ち直る時間を与えてしまいますからね……。


 敵に近づくとすぐにたくさんの魔術師が飛び出して来ました。うっ……速く動ける魔術師を正統派の国々が教皇領に派遣したようですね。


「神への反逆者を通すな! ここで撃ち落とせ!」


 敵は威勢だけは良いようですね。


「私は操縦に専念するので戦いはミトさんに任せましたよ」


「任せてください! ソーラービーム!」


 ミトさんの放った光線が敵2人を撃ち落としました。相手も対抗して魔術を撃ってきます。威力の高い魔術なのでしっかり避けていきましょう。


 もう一度ミトさんが魔術を撃って敵を撃ち落としました。次の敵は威力の低い魔法を使ってきました。連射力は高いようですが、そんなんじゃ私達には効きませんよ!


 結界で攻撃を受け切って、逆に攻撃のために立ち止まった敵に魔術を打ち返します。

 よし! 命中ですね。


「あの2人乗りのほうきを狙え!」


 敵は焦ったのか5人がかりでこちらを追ってきました。魔術が次々と飛んできて回避が難しいですね。

 右。上。ここは一回転で避けて……今度は下ですね。


「次は当てるぞ!」


 敵は私達しか見ていませんね。他の人を忘れちゃかわいそうですよ?


「ぐわぁ!!」


 案の定、敵は後ろから味方に攻撃されていました。こちら側も多少の被害は出ましたが、敵を全員倒す事に成功しました。


「それじゃあ爆撃しに行きますよ。魔術師対策に陣地に魔術結界しか張ってなかった事を後悔させちゃりましょう」


 まぁうちの軍も魔術対策しかしてないんですけどね。今まで爆撃とかは難しかったですしね。

 とりあえず敵の増援が来る前に爆撃を終わらせましょう。




 敵のテントが吹き飛びました。どうやら敵は戦いの準備をしていたようなので、陣地にいる人が多いですね。


「次はあっちのテントを狙いますよ。豪華なやつなのでもしかしたら敵の大将かもしれません」


 それから私達はあちこちを攻撃しました。このほうきにかかっている収納魔法はすごいですね。その分魔力が吸い取られるのはどうにかして欲しいですけど。


「創造主様。敵の増援が来ました。数は数百人です」


 おっと。結構残ってましたね。まぁ爆撃には成功したし、もう良いですね。陣地は跡形もありません。


「じゃあ戻っておきますね。これからも頑張ってください!」


「もったいなきお言葉です。ありがとうございます」


 さすがに魔力が持ちません。護衛の皆さんは地上部隊を守るためにまだ戦うらしいです。私は本当にいい人達に恵まれましたね。それに報いる政治をしましょう。


 次はブルゴーニュ王国です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ