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大戦果

 2隻目に近づくと魔術師が飛び出してきました。


「まだ兵士がいたんですか!?」


 もう敵はミトさんの方に行ったと思っていましたが甘かったですか。どんだけ多いんですか。

 少し危ないですね。


「引きましょうメルヘンさん」


「そうはさせねぇよ!」


 敵が回り込んで来ました。しかし敵は6人です。これくらいなら……。

 なっ!? 3、4隻目!? そっちからも魔術師が飛んできます。


 さっき欲張らずにメルヘンさんの注意を聞いていれば……。せめてメルヘンさんはは巻き込まないようにしましょう。


「メルヘンさんは増援の事をミトさんに知らせてきてください。ここは私がなんとかします」


「えっ。しかしこの数を相手にするには……」


「大丈夫です。伝令も大事な仕事です。いいから行ってください。みんなを心配させちゃうのでこの事は内緒ですよ?」


「わ……分かりました! 絶対に戻ってきてくださいね!」


 しかし敵が邪魔してきます。メルヘンさんに近づこうとします。体で防ぐ感じですかね?


「逃げようとたってそうはいかねぇぞ?」


 でもダメです。メルヘンさんには生きてもらわないと困りますからね。魔力だって惜しみません。


「あなたの相手はこっちです。アイスボール!」


 よし。メルヘンさんは逃げられましたね。相手は40人ですか。時間稼ぎ頑張りますか。


 何十発もの魔法が飛んできて避けるのも一苦労です。もう何発結界に当たったかわかりません。

 たくさん数がいるのでファイアストームで巻き込んでいきます。これで結界の回復に魔力を使わせれば、ミトさん達も楽できるでしょう。


 おっと危ない。目の前を魔法が通り過ぎます。もう結界も破られそうですしここが潮時でしょうね。十分な時間は稼げたでしょう。


 よし……覚悟を決めますか。本当はやりたくなかったのですが仕方ありません。


「ファイアストーム!」


 後ろに向かって特大の魔力を込めたファイアストームを撃ちます。しばらくは敵も近づいては来れないでしょう。


 もう一度私は魔力を集めます。

 しかしこれで魔法を撃つわけではありません。そのまま私は船に向かって近づいていきます。作戦名は……体当たり作戦で。


「近づけさせるな!弓で撃ち落とせ!」


 すぐに雨のような矢が飛んできます。それをうまく避けつつ、どんどん加速していきます。このほうきも気に入ってったんですけどね。


 近づいてきた他の船も弓を撃ってきました。なけなしの結界にも最後の頑張りを見せてもらいましょう。


 そろそろ魔力を解放させましょうか。これで大爆発を起こせるはずです。敵の真ん中で起こせば……どうなるでしょうね?


 どんどん船が近づいてきます。もう後戻りはできません。敵も逃げ始めました。


「来るな! 来るな来るなぁぁぁぁぁ!」


 もう遅いですよ。

 そのまま私は船に突っ込み、そこで魔力を解放しました。威力からいっても船が沈んだのは間違いないでしょう。


 ふふ……大戦果です……。




 そして私はまた目を覚ましました。


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