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インフラ計画

 次の日の昼には村長さんが到着しました。

 私は村長さんとお話する事にしました。


「私は国の発展にはインフラが重要だと思います。今まで別の国だった事もあって我が国の各都市は獣道くらいしかありません。

 そこで私はアウトバーン計画を考えています。これは各都市を繋ぐ道路。ゆくゆくはブルガリ王国とイスタンブル王国までつなげる計画です」


「なるほど! そうする事で東と西の貿易は連合ではなく、陸はこの道を通って物を運ぶというわけですな!」


「はい。商人はイスタンブル王国まで行くのにこの道を使います。そこに通行料をかければ大儲けでしょう。

 連合も同じことをするかもしれませんが、今は魔族領があります。そこに道は作れないので安心です。更にはこの町の港を整備して、使用料を安くすれば海の道も押さえられるかもしれません」


「おぉ! そこまで考えて……。流石は創造主様です!」


 これは大工事になるでしょう。まぁゆっくりと何年もかけて進めましょう。

 問題は賃金です。タダ働きというわけにはいきませんよね。しかし現金はあまり無いんですよねー。


 木材の輸出などで儲けているとはいえ、鉄に穀物に買う物はたくさんあるのです……。貧乏は辛いです。

 仕方ないですね。現物支給にしましょう。


「村長さん。現物支給だと何がいいでしょうか?ご飯は当然として、嗜好品などが必要ですよね」


「そうですなぁ……。やはりお酒ですな!仕事をした後は酒を飲む!これが1番でしょう」


 なるほど。やっぱりアルコールですか。ピラミッドの建設現場でもビールを飲んでいたと聞きますし、アルコールと人間はもうズッ友なんでしょう。


 ちょうど元セルビア王国の都市にワインが貯蔵されてましたし、葡萄農園もあったはずです。

 輸出にまわそうと思ってましたが、これなら国内向けにも良さそうですね。

 国民幸福度も上がるでしょう。


 それから2ヶ月後。

 私は建設現場にいました。

 といっても私に出来る事はありませんが。今日来たのは応援です。

 数週間前から建設が始まっていたので、既に15kmほど進んでいました。


 いやいやこれでも別に遅くは無いんですよ?怠けてたとかじゃありません。

 この道は全部石畳みで舗装しているので石材を運ぶのにすごい時間がかかっているんです。

 こういう時は海運や川運にすごい助けられますね。


 え? 別に石畳みにする必要はないだろ、ですか?

 これがあるんですよ。

 というのも現在はまだ馬車が主流では無いですが、我が国のを見て各国も試作品を作り始めてるようです。

 後10年もかからないうちに物を運ぶのは馬車ばかりになるでしょう。


 土の道では雨が降ると、ぬかるんでしまって馬車が通れなくなります。地球のヨーロッパで石畳みが多い理由はこれです。


 せっかく新しく作るのなら使いやすい方がいいですよね。これでアウトバーン計画の大成功は間違いなしです!

 ふっふっふ。今は貿易の中心であるアテーネ共和国ですが、これが完成すればどうなるか楽しみです。


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