表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/82

陥落

前回に引き続きミト視点です。

 


「固まらずに散開してください! そして全員敵に突っ込んでください!」


 大規模魔法の使い手がいるなら固まらない方がいいかな。それに敵は剣とかを持ってる人は少ないので近接戦闘に持ち込んだ方が有利だろうし、魔法は味方に当たる心配があるから打ちにくくなるでしょ。


「全員ばらばらになって突っ込め! 混戦に持ち込め! 敵に魔法を撃たせるな!」


 どうやらキキさんも同じ考えの様子。


 敵は引こうとするがキキがすぐに命令を下した。


「逃がすな!足の速い奴らは後ろにまわれ!」


 すぐに後ろにも数十名が回り込んで、魔族は挟み撃ちの格好になった。

 すぐに側面にも兵士が回り込み、そのまま包囲を縮めていく。

 これで終わりかな?


「ぐああ!」


 初めて魔族の1人に攻撃を加えてられた。その後も次々と魔族が倒れていった。当然こちらにも被害が出るけど、人数差ではこちらが上だ。


「くそっ!魔族諸君!このままじゃすり潰されるだけだ。右側から突破するぞ!」


 敵は右側に攻撃を集中させ逃げるつもりみたい。まぁこれだけ損害を出させれば目的は達成したから、逃がしてもいっか。被害大きいし。


「ミト様。キキ司令官が撤退するよう命じました」


「わかりました。攻撃中止! 全員ゆっくり後退してください! 敵に後ろを見せてはいけませんよ!」


 他の軍も同じ命令を受けたようで少しずつ後ろに下がっていく。


 魔族も数十名の被害を出したから、もう追っては来ないみたい。いつの間にか魔物も居なくなっていて、撤退はスムーズに終わった。

 こうして私達の6時間にも及ぶ戦いは終わった。


「私たちの勝ちだ!」


「おぉぉぉぉーーー!」


「万歳!」


「さて、本陣が襲われているそうです。今すぐ引き返します! 陣形は無視してください! 足の速い人からすぐに救援に向かってください!」


 ここから本陣まで30分……桜様は無事でしょうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ