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第8話 効率的レベルアップのすすめ


 でんででんでん。

 私、サトヤ=グレンはない頭を必死に使いました。

 どうすれば、効率的にレベルアップが出来るのかを。


 アイデアはたった一つ。


 ・ゴーレムを使った全自動レベルアップシステム。


 先日の泥ゴーレムを使ったレベルアップは非常に楽でした。

 なんと寝ているだけで、経験値が入ってくるんですよ奥さん。

 え? ねてるだけでいいの!

 そうなんです! 寝ているだけで経験値が貰えるんです!

 

 という訳で重要になるのは、どこでするのか、ということです。

 

 このシステムの問題は、ゴーレムが敵に倒されたらそこで試合終了という点です。

 

 ですがご安心ください。強度は保証します!

 なんといっても使用しているのは『レッドカーネスト』!

 あの『レッドカーネスト』ですよ!

 

 これで強度の問題はある程度解決です。

 しかし実験の結果、このゴーレムをもってしても『ブラッディ・ベア・リドル』をギリギリ倒せません。

 そのためどんなに強くても『ブラッディ・ベア・リドル』程度の敵のいる場所に配置する必要があるのです。


 私、一生懸命探しました。

 そして発見しました。


 その名は『トチャネス山』!

 敵の強さのわりに、取れるアイテムがしょっぱすぎるため不人気の場所です!

 ゴーレムはアイテムを採取できませんので関係ナッシングでございます。


 という訳で、設置してきました!!

 泉の森から徒歩3時間もかかりました。

 めちゃめちゃ遠いです。


その山にテキトーにゴーレムを3体放出してきました。


ついでに『フカシ沼』にも2体ゴーレムを置いてきました。


 女神曰く、俺の現在のステータスは


 ――――――――――――――――――――――――――


サトヤ=グレン 21歳 男

Lv:131

HP:413

MP:300

筋力:320

俊敏:340 

頑丈:400

 

 スキル

  

  クラフト粘土ワークス

  

  加速 Lv1

  フレイム

  サンダー

  

 ――――――――――――――――――――――――――


 らしい。

 よわ。俺、よわ。

 とくにスキルよわ。

 ユニークスキル以外、基礎魔法しかない。


 まーこんな日々もおさらばです。

 はー明日が楽しみだ。


 夜が明けて、一日が経ちました。

 まあ多分、30くらいはレベル上がってるんじゃないか?

 なんて、期待しすぎ?


「女神さまあー」

 

 曰く、

 

  ――――――――――――――――――――――――――


サトヤ=グレン 21歳 男

Lv:324

HP:939

MP:830

筋力:873

俊敏:856 

頑丈:990

 

 スキル

  

  クラフト粘土ワークス

  メタルクラフトLv1

  モンスタークラフトLv1

加速 Lv3

  ザドラフレイム

  ダンガロックスサンダー

  ・

  ・

  ・

  ・

  ・

  ・

 ――――――――――――――――――――――――――

 

 な、なんかとんでもないことになってました。

 

 うっそ一日でレベル200近く上がっちゃったんだけど!!

 やっば!

 てかなんですか、このメタルクラフトだのモンスタークラフトだのってやつは。

 

 疑問に思ったら即実験あるのみ。


「メタルクラフト Lv1」

 

 MPが消費され、目の前に銀色の立方体が現れる。

 大きさは30×30×30だ。


 続いて


「モンスタークラフト Lv1」


 ぽん、と鉄の塊と同じ程度の大きさのスライムが現れた。

 可愛い。


 あれ、でも今までゴーレムは生み出せてたよな?

 疑問に思ったので女神に尋ねたところ、ゴーレムはやはり特別であるらしいです。

 

 そんなことより、鉄です!

 

 遂に文明が進歩しました!!

 鉄さえあれば、何でもできます!

 

 俺の貧弱な剣や防具も強化できます!


 純度100%の『レッドカーネスト』なんて脆いから誰も使ってませんし。

 ほとんど鉄とかとの合金ですもん。


 こりゃあやれることが増えたぞ!

 これから楽しみだ!


ちょっとでも面白いと思ったら


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