第9話 更なるレベルアップを目指して
「メタルクラフト Lv1!」
調べて分かったことは、メタルクラフトLv1とモンスタークラフトLv1は、一回につきMpを300も消費してしまうようです。
MPは寝ることでしか回復しないので、これはキツイ。
でもまあ、この調子でいけば、MP量も増え続けるんで大丈夫でしょう!
とにかく今は、武器と防具を……。
「神の粘土!!」
以前見かけた一流冒険者の装備をイメージした。
そして結果が、じゃじゃん!
いい感じ!!
イメージ通りとまでは行かなかったけど、むしろ適度に装飾がなくなってスタイリッシュ!
赤色主体に銀色が良いアクセントが付いている。
かっくぅいい!!
これにて俺の装備が揃う。
どんなにあのロボットが強くても、頼りっきりには出来ないからな。
なんせあれは5分で消えるし、MPはめちゃめちゃ使うし。
装備を作っただけで俺のMPは空っぽだ。
神の粘土は作るものの質や大きさによって消費するMPが変わるらしい。
翌朝。
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サトヤ=グレン 21歳 男
Lv:394
HP:1123
MP:1030
筋力:1075
俊敏:1053
頑丈:1103
スキル
神の粘土
メタルクラフトLv1
モンスタークラフトLv1
加速 Lv3
ザドラフレイム
ダンガロックスサンダー
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お、70上がった。
まあ、レベルが上がれば上がる程、必用になる経験値が増えるのは当然だよな。
この日は鉄を使って家の中を装飾した。
翌日。
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サトヤ=グレン 21歳 男
Lv:394
HP:1123
MP:1030
筋力:1075
俊敏:1053
頑丈:1103
スキル
神の粘土
メタルクラフトLv1
モンスタークラフトLv1
加速 Lv3
ザドラフレイム
ダンガロックスサンダー
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あ、あれ? 変わってない……。
もしかして倒されたか?
そう思って、『トチャネス山』に行ってみたが、ゴーレムはぴんぴんと元気だった。
むしろ目に見える敵は全て倒してしまったせいで、モンスターがゴーレムに寄り付かなくなったのが原因らしい。
いやはや盲点だった。
うーん、新天地を目指すしかないかー。
でも調べた感じだと、ここらで『トチャネス山』以上に強い敵がいる場所はないんだよなあ。
どこか強い敵が多くて、なおかつ血気盛んな魔物ばかりがいる場所はないだろうか。
うーーーーん……。
俺は頭を捻って考えた。
はっ!!
こ、これはイケるっ!!
俺はこの時、とんでもない思い付きをしてしまった。
それは良くも悪くも俺の人生を左右する出来事になった。
「ちょっと出かけてくる」
そうクルエに言い残して俺は森を出た。
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