トイレに入っても、○○○が出ない!?
僕は、毎日トイレにいる時間が長い!
一日のうち、最低5時間以上はトイレに居るかな?
___人それぞれ、リラックスする場所があるけど?
僕は、トイレだったのかもしれない。
・・・トイレに入ると?
音楽を聴いたり、雑誌を見たり、映画も見るよ。
ここが一番僕にとって、落ち着く場所なんだよ。
*
___でも、そんなある日。
僕の、お腹の調子がおかしい!?
今までは、食べたら出す! 健康そのものだったのに、、、。
お腹の調子が悪くなってからは、食べても出ないからお腹が
パンパンに張るというか?
___トイレの中に居ても、居心地が悪いんだよ!
【うっ!? 今日もまったく出ないのか、、、?】
・・・しかし!? お腹がはち切れそうなぐらい出てきたぞ!
▼
___今まで、履けていたズボンもいつの間にか?
お腹の張りのせいで、履けなくなってるし。
___しかも!?
僕は、かなり細身の体型だからお腹だけがポッコリ出ている事に
職場の人もおかしいと思ったのか、、、?
『___最近、森北さん? お腹出てきたんじゃないの?』
『___それ? どうしたのよ~! お腹だけ出てるじゃない!?』
『___森北君! 病院で、一度診てもらったら?』
『・・・・・・そうですね、』
*
___僕も、職場の人にそう言われて気になっていたのもあり、、、。
仕事帰りに、病院で診てもらう事にしたんだ。
『___今日は、どのような症状で来られたのですか?』
『___えぇ、お腹の調子がおかしいというか? あれが出ないんです!』
『___うーん? では早速、お腹を出してもらえますか?』
『・・・ははい、』
___僕は、着ていた服を上まであげて医者にお腹を診てもらうと?
『___うーん? 確かに、お腹が張ってますね? いつから出てない
んですか? かなり、お腹の張りがヒドイみたいですけど。』
『___1週間ぐらいですかね!』
『___えぇ!? たった1週間ですか? うーん? よく調べてみな
いと分からないですね! 精密機械で調べてみますか?』
『___あぁ、ははい。』
___僕は、その日。
2時間ほど、いろいろと時間をかけて調べてもらってから家に帰ったんだ。
『___あぁ、僕のこのお腹の張りはなんなんだろうな?』
▽
___2週間後。
検査の結果が出たと言われて、僕は病院に行くと?
・・・僕は医者に、意外な事を言われたんだよ!
『・・・あの、森北さん? 冷静に、聞いてくださいね?』
『___あぁ、はい!』
『___実は? 森北さんのそのお腹の張りは、“妊娠”しているからなんです。
しかも!? 10ヶ月経っていますから、じきに、こどもが産まれてきますよ。
性別は女の子です。』
『・・・・・・えぇ!? はぁ!? どういうことですか?』
『___以前、森北さんのお腹を見た時に、“妊娠線” がある事にビックリ
してしまいまして。ひょっとしたらと思い、調べたら? やっぱり妊娠して
いる事が分かったんですよ。』
『___でも僕、男だし! そういう事は、長い事なくて、、、彼女とかもい
ないのに、どうして、、、!?』
『___これは! 特殊らしいんですが、“突然妊娠”をする人がいるらしい
んですよ。それが、男性であってもです! まだ、医学的に解明はされてま
せがね!』
『___“突然妊娠”って? いきなり僕は【パパ】になるという事ですか?』
『・・・まあ、そうなりますね。』
『___相手もいないのに、どうしてこんな事に、、、!?』
『___取りあえず、急遽! 病院に入院してください! もうじき産まれ
ますので! 会社の方には何か緊急の事情ができて休ませてほしいとでも言っ
た方がイイでしょう! なんなら? わたしが上司の方に説明してあげてもい
いんですよ。』
『___いや? 僕が妊娠してこどもを産むと言っても信じてもらえないと思
うので、、、。 有給休暇をココで使おうと思います。それなら疑われないと
思いますし!』
『___そうですね、それがいいと思いますよ。』
『___取りあえず、明日会社に行って“有給休暇”の手続きをしてから、いろ
いろ家のことを済ませて病院に戻ってきます。夕方ぐらいからでもいいですか?』
『___それは、もちろん! ただ安静にしてくださいね! 重いものを持ったり
走ったりしないようにしてくださいね!』
『___あぁ、ははい。』
『___あなたは、もう一人の体ではありませんから。』
『___あぁ、はい!』
*
___僕は次の日、少し早く会社に出勤して上司に【有給休暇】を取りたい
と話し、その手続きをしてから会社を後にした。
___そのまま家に帰り、病院に入院する用意をしてから僕はまたトイレに
入っていろいろ考えていたんだ、、、!
【・・・なんで? 僕だけ、こんな事に、、、!?】
___僕がトイレで、そんな事を思っていると?
急にお腹が、痛くなって、、、【イタタタタッーーー!】
まさか!? これが、陣痛なのか、、、!?
これは! ヤバい!?
僕は、直ぐに病院に電話して救急車を呼んでもらう事に、、、!!!
・・・でも、どんどんお腹の痛みが酷くなってくる!
___もしや!? このまま、ココで産まれるのか、、、?
どうしよう? 取りあえず温かいお湯とハサミがいるな!
___仕方がない! ココで僕は自分のこどもを産むぞ!
【ヒーヒーフー・ヒーヒーフー・ヒーヒーフー】
落ち着け、落ち着け! ちゃんと無事にこどもを産むんだ!
【ヒーヒーフー・ヒーヒーフー・ヒーヒーフー】
___僕の赤ちゃんがお腹の中に、、、。
【ヒーヒーフー・ヒーヒーフー・ヒーヒーフー】
___無事に産まれろ! 産まれろーーーおおお!
【ウギャーーーーーーーウギャーーーーーーー】
やったーーーーーー!!! 産まれたぞ!
【ピーポー・ピーポー・ピーポー】
無事に、僕のお腹からこどもが産まれてから、救急車が僕の家に着いたんだ。
『___大丈夫ですか?』
『___あぁ、ははい!』
『___良かったですね! 女の子ですよ。』
『___ありがとうございます。』
___僕の目には、涙がこみ上げていたんだ。
良かった、無事に僕の赤ちゃんが生まれたぞー!
___僕はそのまま、僕の赤ちゃんと1週間ぐらい入院して無事に
ふたりとも退院して家に戻ったんだ、、、。
『___おめでとうございます! 無事に退院ですね!』
『あぁ、ありがとうございます!』
*
___僕の大事な赤ちゃんを抱いて、僕は父になり母になったんだよ!
一人二役で、この子を育てて行こう。
『___僕の可愛い赤ちゃん。』
最後までお読みいただきありがとうございます。




