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トイレに入っても、○○○が出ない!?

作者: 七瀬
掲載日:2019/11/20





僕は、毎日トイレにいる時間が長い!

一日のうち、最低5時間以上はトイレに居るかな?



___人それぞれ、リラックスする場所があるけど?

僕は、トイレだったのかもしれない。



・・・トイレに入ると?

音楽を聴いたり、雑誌を見たり、映画も見るよ。

ここが一番僕にとって、落ち着く場所なんだよ。







___でも、そんなある日。

僕の、お腹の調子がおかしい!?



今までは、食べたら出す! 健康そのものだったのに、、、。

お腹の調子が悪くなってからは、食べても出ないからお腹が

パンパンに張るというか?


___トイレの中に居ても、居心地が悪いんだよ!


【うっ!? 今日もまったく出ないのか、、、?】


・・・しかし!? お腹がはち切れそうなぐらい出てきたぞ!



___今まで、履けていたズボンもいつの間にか?

お腹の張りのせいで、履けなくなってるし。


___しかも!?

僕は、かなり細身の体型だからお腹だけがポッコリ出ている事に

職場の人もおかしいと思ったのか、、、?


『___最近、森北さん? お腹出てきたんじゃないの?』

『___それ? どうしたのよ~! お腹だけ出てるじゃない!?』

『___森北君! 病院で、一度診てもらったら?』

『・・・・・・そうですね、』

 




___僕も、職場の人にそう言われて気になっていたのもあり、、、。

仕事帰りに、病院で診てもらう事にしたんだ。


『___今日は、どのような症状で来られたのですか?』

『___えぇ、お腹の調子がおかしいというか? あれが出ないんです!』

『___うーん? では早速、お腹を出してもらえますか?』

『・・・ははい、』



___僕は、着ていた服を上まであげて医者にお腹を診てもらうと?


『___うーん? 確かに、お腹が張ってますね? いつから出てない

んですか? かなり、お腹の張りがヒドイみたいですけど。』

『___1週間ぐらいですかね!』

『___えぇ!? たった1週間ですか? うーん? よく調べてみな

いと分からないですね! 精密機械で調べてみますか?』

『___あぁ、ははい。』




___僕は、その日。

2時間ほど、いろいろと時間をかけて調べてもらってから家に帰ったんだ。


『___あぁ、僕のこのお腹の張りはなんなんだろうな?』




___2週間後。

検査の結果が出たと言われて、僕は病院に行くと?

・・・僕は医者に、意外な事を言われたんだよ!


『・・・あの、森北さん? 冷静に、聞いてくださいね?』

『___あぁ、はい!』

『___実は? 森北さんのそのお腹の張りは、“妊娠”しているからなんです。

しかも!? 10ヶ月経っていますから、じきに、こどもが産まれてきますよ。

性別は女の子です。』

『・・・・・・えぇ!? はぁ!? どういうことですか?』

『___以前、森北さんのお腹を見た時に、“妊娠線” がある事にビックリ

してしまいまして。ひょっとしたらと思い、調べたら? やっぱり妊娠して

いる事が分かったんですよ。』

『___でも僕、男だし! そういう事は、長い事なくて、、、彼女とかもい

ないのに、どうして、、、!?』

『___これは! 特殊らしいんですが、“突然妊娠”をする人がいるらしい

んですよ。それが、男性であってもです! まだ、医学的に解明はされてま

せがね!』

『___“突然妊娠”って? いきなり僕は【パパ】になるという事ですか?』

『・・・まあ、そうなりますね。』

『___相手もいないのに、どうしてこんな事に、、、!?』

『___取りあえず、急遽! 病院に入院してください! もうじき産まれ

ますので! 会社の方には何か緊急の事情ができて休ませてほしいとでも言っ

た方がイイでしょう! なんなら? わたしが上司の方に説明してあげてもい

いんですよ。』

『___いや? 僕が妊娠してこどもを産むと言っても信じてもらえないと思

うので、、、。 有給休暇をココで使おうと思います。それなら疑われないと

思いますし!』

『___そうですね、それがいいと思いますよ。』

『___取りあえず、明日会社に行って“有給休暇”の手続きをしてから、いろ

いろ家のことを済ませて病院に戻ってきます。夕方ぐらいからでもいいですか?』

『___それは、もちろん! ただ安静にしてくださいね! 重いものを持ったり

走ったりしないようにしてくださいね!』

『___あぁ、ははい。』

『___あなたは、もう一人の体ではありませんから。』

『___あぁ、はい!』






___僕は次の日、少し早く会社に出勤して上司に【有給休暇】を取りたい

と話し、その手続きをしてから会社を後にした。


___そのまま家に帰り、病院に入院する用意をしてから僕はまたトイレに

入っていろいろ考えていたんだ、、、!


【・・・なんで? 僕だけ、こんな事に、、、!?】

___僕がトイレで、そんな事を思っていると?



急にお腹が、痛くなって、、、【イタタタタッーーー!】

まさか!? これが、陣痛なのか、、、!?


これは! ヤバい!?

僕は、直ぐに病院に電話して救急車を呼んでもらう事に、、、!!!


・・・でも、どんどんお腹の痛みが酷くなってくる!

___もしや!? このまま、ココで産まれるのか、、、?


どうしよう? 取りあえず温かいお湯とハサミがいるな!

___仕方がない! ココで僕は自分のこどもを産むぞ!


【ヒーヒーフー・ヒーヒーフー・ヒーヒーフー】


落ち着け、落ち着け! ちゃんと無事にこどもを産むんだ!


【ヒーヒーフー・ヒーヒーフー・ヒーヒーフー】


___僕の赤ちゃんがお腹の中に、、、。


【ヒーヒーフー・ヒーヒーフー・ヒーヒーフー】


___無事に産まれろ! 産まれろーーーおおお!


【ウギャーーーーーーーウギャーーーーーーー】


やったーーーーーー!!! 産まれたぞ!


【ピーポー・ピーポー・ピーポー】



無事に、僕のお腹からこどもが産まれてから、救急車が僕の家に着いたんだ。


『___大丈夫ですか?』

『___あぁ、ははい!』

『___良かったですね! 女の子ですよ。』

『___ありがとうございます。』



___僕の目には、涙がこみ上げていたんだ。

良かった、無事に僕の赤ちゃんが生まれたぞー!




___僕はそのまま、僕の赤ちゃんと1週間ぐらい入院して無事に

ふたりとも退院して家に戻ったんだ、、、。


『___おめでとうございます! 無事に退院ですね!』

『あぁ、ありがとうございます!』






___僕の大事な赤ちゃんを抱いて、僕は父になり母になったんだよ!

一人二役で、この子を育てて行こう。


『___僕の可愛い赤ちゃん。』






最後までお読みいただきありがとうございます。

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