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2話【】

白に塗り潰された視界が徐々に別の色に変わっていく、開けた視界の正面は右も左もどこまでも続くように見える荒野だった。かなり遠くに建造物の様なものが見える。

後ろを振り返ると森、というより森林と言った方が適切だろうか、こちらも左右含めて奥にどこまで続くように見える。


ちょうど荒野と森の境界線にいる様だ。


振り返った後ろの足元には宝箱のイメージそのままの箱が置いてある。恐らくこれが神の言っていた、それぞれの荷物だろう。


「ユウト、マユカ、とりあえず自分の荷物を確認だ。オリジンとかいう力の使い方も見ておきたいし自分達がどんな力を持ってるのか確認して共有しよう。」


「了解〜」

「わかった」


ユウトは足元の宝箱を開けてみる。革製のバックパック、取扱説明書と書かれた本が入っていた。取扱説明書と書かれた下に<観測者>と書かれている。


目次

観測者:見る観る視る看る診るに優れたオリジン


1:見る

眼に映る見方を変える見る力


2:観る

物事の動きを観察する観る力


3:視る

見えざるものを視認する視る力


4:看る

隠れた物事を看破する看る力


5:診る

物事の状態を診断する診る力


各それぞれの項目に更に細かいページがあるようだ。軽く読んで見たが色々見える力なのだろう。神に触れられてから視界が広くなった気がしたのもオリジンの影響だろうか。


「見ろユウト!俺のこの装備を!」


両腕に籠手の様なものをつけ大きな剣を持ったアキヤが興奮した様子で話し掛けてくる。

どう見ても宝箱より剣の方が大きい。


「そんなに大きな剣がどこにあったんだ?」


「カバンの中に入ってたぞ」


「いや、カバンには入らないだろう?」


アキヤが当たり前の様に言っているが、当然だが宝箱の中に入っていたカバン(バックパック)の大きさは宝箱より小さい。



「これは魔法のカバンで中に入らない様に見える

けど色んなものが入ってるらしい。カバンの説明書に載ってたぞ!」


そう言ってアキヤが説明書を投げて来る


「カバンにも説明書があったんだな見落としてたよ。…………見て見たけど武器らしいのはナイフしか入ってないな、どう見ても調理用ナイフだけど」

他には鍋、フライパン、水や食料、テントまでカバンの中に入っている。


「ユウトは武器無しか、マユカは何かあったか?」

同じようにカバンを広げていたマユカにアキヤが声をかける。


「私は台座だけの指輪が1つ入ってたよ。それ以外は特に珍しいものはなかったかな、あとオリジンは火巫女ってなってたよ。」

マユカが指輪を左手の人差し指にはめ込んでこちらに見せてくれる。


「台座だけなんて変な指輪だな。オリジンは卑弥呼?いや火の巫女か、俺は観測者っていう見る事に特化したオリジンだった。アキヤはどうだ?」


「俺はデスブリンガーだった。強そうだろ?」

剣を地面に突き立て、ドヤ顔でマッスルポーズをするアキヤ


「強そうよりヤバそうだよね。デスブリンガーって死を運ぶとか死をもたらすって意味だよね?意味通り捉えたら真っ先に死ぬの私とユウトなんだけど…」

かなり引き気味にアキヤと距離を取るマユカ


「取説見た感じでは相手の弱点が見えるオリジンみたいな説明だったから大丈夫だ!それよりユウトの観測者の力でこの辺りに何があるとかまでは分からないのか?」


「無理だな。見えるって言っても普通より少し遠くが見えたり、いつもより視界が広いなぁってくらいだよ。」


「選択肢は森を行くか、荒野を行くか、それとも境界線を歩いて行くかだけどアキヤとマユカはどれが1番良いと思う?」


「私は荒野かな、一応建物は見えてるしね。そこにとりあえず行ってみない?森の中は危ないから無しかなみた感じでは道らしい道も無いし」


「俺も今のところ森に入るのは反対だ。ただ荒野を行くっていうのも賛成はできない。あの建造物に人がいるかも分からないし



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