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平凡少年異世界行ったらマジ最強  作者: 双林寺 楓
第二章 はじまりの町
12/18

秘密

ジーンが暗い言葉を残しさっていった。ここには冒険者登録しようとしに来たがジーンのあの言葉が気になった。でも今日会ったばかりで助けてもらっただけの赤の他人。しかしスグルは悩まず答えを決めた。後を追うように冒険者ギルドをでる左側に赤い鎧が見えた。急いで追いかける。

「おいガキさっきはよく...」

「どなたか存じませんがすいません急いでるんで」

『あっ!こら待てくそガキ!』と聞こえた気がしたが気のせいだと思う。

「ジーンさん!」

ジーンにすぐに追いついた。

「スグルじゃないかどうしたんだ?またなにかあったのか?」

「いや冒険者ギルドをでる時に言った言葉が気になってね別に無理にとは言わないが俺にできることがあるかもしれない。話してくれないか?」

真剣になるあまり敬語をわすれてしまった。ジーンは少し考えてから

「...わかった話すよ。でもここでは何だから家に来てくれ。まぁ家といっても俺が駆け出しの時からお世話になってる宿だけど。でも寄りたい所があるから少し待っていてくれ」

といって少し歩いた所にある花屋さんへ向かった。

「おばさんこんにちは」

ジーンが声をかける

「あらジーンじゃないの仕事帰りかい?」

「いや今日は特訓してたからこんな装備。紹介するよさっき知り合ったスグル君だ」

「どうもスグルと申します。ジーンさんにはさっき助けていただいて」

「そうかい私はランダ見ての通り花屋をやってるよ、よろしく。でジーンいつものかい?」

「ああ頼むよ」

「あいよ」

といいながら奥の方に入って行った。しばらくすると白色をした花をもってきてジーンに渡す。

「はいこれお代」

とジーンはコインを渡した。スグルはそのコインを初めて見る。

「まいどこれからも頼むよー」

と別れる。この花は何なんだろう。

「この花はなんですか?」

「この花は薄命花だよ。名前の通り花が咲いて一週間しか咲かない。でもその短さはその周りの人の病気の身代わりになっているからと言われているんだ」

「へー優しい花(?)ですね」

何が優しいか分からないが何だか優しい感じがした。でも何となくだがこの花を買った意味がわかってきたかもしれない。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「ここだよ」

着いたのは鳥の巣亭だった。

「ジーンさんもここに泊まってるんですね」

「『も』ってことはスグルもここなのか?」

「はい」

そういって扉を開ける

「あ、お帰りなさいジーンさんスグルさん」

「「ただいま(です)」」

鍵を貰ってジーンについていく。

「本題に入る前にスグルは何歳だい?」

「15です」

「同い年か.....僕には君と同じ年の妹がいるんだでも.....」

ジーンが部屋の鍵を開け扉を押す。

「妹は重い病におかされているんだ」

そこにはベッドに横たわる日本では見たこともない美少女がいた。

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