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悪党のすすめ  作者: と
悪党→政党編
38/63

36 大変な依頼

空軍関係者とは話が進んだ。彼らの要求するものは火竜の背面飛行を可能にする鎧の製作であった。僕は何個か試作品をもってきてそれを評価してもらうつもりだ。勿論、僕の会社に甲冑職人も工房もないので、僕が設計したものを下請けに誰かに作ってもらおうと思っている。


「今回はとても勉強になりましたハルマさん、甲冑の依頼、ぜひお願いします」


「ええ、ついでと言っては何ですが、僕の会社はマスケットを作っておりまして近々騎兵用のマスケットを開発したいと考えております、もしよろしければその商品紹介をしてもよろしいですか?」


「おお、それはまた新しい発想だ、現在は野盗化した亡国貴族やユッタ騎士団しかおりませんのでパラディンが不足していましてね、どうにかパラディンの兵員不足を補える騎兵がほしいと思っていたのですよ、しかし、そうなると馬上で操るには今のマスケットでは長身で扱いずらいですからなかなか難しいと思いますよ?」


「まぁ見ててください、何なら実演できるように用意してきます」


僕と学校長はお互い握手を交わし契約は成立した。僕は書類をカタリナに持たせて部屋の窓から猛特訓しているドラグーンを見る。あの鐙のようなもので空中で竜を操るなど並外れた身体能力ではない。連中はえりすぐりの騎士と見受けられるだろう。大きく翼を羽ばたく竜の着地を卓球のラケットのようなものを両手で持った地上支援員が着陸の誘導をしている。


「ああ、ドラグーンですか?この学校の栄えある一期生ですよ、最近身分を問わず募集する唯一のドラグーン部隊と聞いて多くの他国の大卒者や文字の読めるものが多く入ってきております。アマーリア様の指導の下、ドラゴンとの相性や乗り方を指南され、教官も最近になってようやく乗れるようになりましてなぁ」


「へえ、いつ滅ぶかわからないこの国の軍になぜ来るのでしょうね?」


「おや?ハルマさんは存じ上げないのですか?今この国を題材にした本【正統ウーダンカークについて】が結構他国で有名なんです、なにせあのグリーフラント王国から独立できた唯一の国ですからその衝撃は相当なものなのでしょうね、国の指導者も全能のガーディナルであるアマーリア様ですし、題材にするには持ってこいですからね」


そう言って学校長は本を見せてくれた。何やら分厚い長編小説のように見えるが、題名が明らかに間違えているぞと言いたくなる。とはいえ、読まないで批判するのは良くない。ここはひとつ読んでみるか。適当にページを開き、途中から読んでみた。


正統グリーフラントは非常に不思議な地域である。あの強国から独立に成功した唯一の若い自治地域であり現在は一国のみからしか貿易を行っていない情報の不足した地域だ。がそこから流れてくるものは不思議な物しかない。品質が良く安いねじ、鋳造性でない銃身のマスケット、これらから分かることは高い技術を持った地域であることがうかがえる。さらに都市国家群の商人は旧支配者であるグリーフラント貴族のクラナッハ辺境伯の軍勢が自治地域に対し裸足で逃げ出したのを見たという。強い軍隊と未知の技術を持った国、どんな探検家もが訪れるのを憧れる魅惑の地である。


「なんだこれ?自治地域ってどういうことだよ?」


「まぁ、どこの国も我々を国とは認めていないのでしょうなぁ。しかし、御覧のように三日天下とは思われていないようで自由都市国家群を経由して多くの者が仕官をするようになっているのです。近々軍の大変革と言って多くの組織化や兵科ではない後方支援を目的とした兵站や医療の専門部隊を作るようで人員がいくらいても足りないぐらいで」


そう言って学校長は得意げに想定する組織図を見せてくれた。


「この学校を卒業した者は配属される部隊で中尉か大尉として配属されます、一期生ですので二期生とは違いやや高い階級です。二期生からは中尉か少尉として配属します。差別化は重要ですからね、とにかく指揮官や士官、特に将校はかなり不足しているので優秀なものから無理やり叩き込むか、軍の指揮官経験者や貴族を対象に大学校で作戦指揮官として教育し補充する予定です」


得意げに話す学校長に対して晴馬の興味はなかった、彼は窓から見えるドラグーンに興味津々で学校長もそれに気づいて思わずため息をした。仕方ないと言わんばかりに一緒に窓を見ると晴馬に提案をした。


「よろしければご覧になりますか?」


「え?!嫌そんな」


「「はい!是非!」」


天邪鬼な晴馬に対しユッタは元気のいい返事をする。まぁしょうがないか、しょうがなくだよ?ユッタがどうしてもっていうから・・・。


「駄目です!」


先ほどまで息を殺していたかのように存在を消していたカタリナが吠える。と同時に晴馬の落胆の表情が露骨なまでに出た。えぇ、いいじゃんせっかくだし見に行こうよ?こんな機会絶対ないよ?


「そんな危ないことを悪党高級幹部であるハルマ殿に許可するわけにはいきません!どうせこの人、おっと、ハルマ殿は調子がよくなって今度は乗ってみたいとか言い出すにきまっています!」


「ギク」


「「ギク」」


まるで心の中を見るかのようにカタリナは言い放った。その意見の有効さを感じ取った学校長はふむと言うと少し考えた。


「確かにその通りですな、いくらなんでもそれは危ない、少々軽率であったようです」


「「やばいですよハルマ、このままではせっかくの千載一遇のチャンスが失われてしまいます!何としても彼女を論破して見に行きましょう!」」


「そうだな、うん・・・いやカタリナ、君の危惧していることはもっともだが僕としては実際に見たり乗ったりすることは依頼内容である鎧の製作には必要不可欠だと思っている。どうすれば騎士に負担のないものを作れるかを考える際には体験が一番有効だからね」


「む」


カタリナはもっともらしい意見を聞いて少し押され気味だ。


「僕は仕事で来たのであって遊びに来ているわけではない、そして仕事に余念を残したくないんだ」


「「おお、なんかそれっぽいですよ晴馬!この調子でどんどんいってやってください!」


「それがどうかしましたか?!」


「おっとー?」


まじかよこの人それがどうかしましたってむしろそれが全てだろ、シンプルイズベストだろ。へ?カタリナさんは言葉が通じる方ですよね?同じ言葉使ってますもんね?それなのに意思疎通が図れていないように見えるのは僕だけかな?いや、少なくとも僕とユッタの二人は彼女の言うことを理解できておいないようにも見えるんだが。


「貴方にそんな危ないこと任せられるわけないでしょー?!愛する人が危ない目に合うのを見過ごす恋人がいると思っているんですかー?!」


まーたこの人は僕と例の領主を混同しているのか、見ろよあの学校長の顔を、明らかに目の前でスキャンダルを見たような顔だよ。さっき咥えていたパイプが口から落ちちゃっているもん。どうするんだよこの状況。どうにかしてよこの状況。


「ああ、こればっかしはしたくなかったんだけどなー」


晴馬はそう言うと自ら親指に噛みつき、血を滴らせた。決して巨人になるわけではないのだがそれを見たカタリナと学園長は混乱した。学園長に関しては先ほどからの仲間割れに少々疲れたような面持ちである。


「どうして?!ちょっと待っててください今止血を、ちゅー」


彼女が止血と称して吸血行為をしているが、それにより僕は明らかに彼女の興味を失墜させることに成功した。


「「どうも、お初にお目にかかります私はユッタ・シビレ・ブルクスラーです」」


なぜなら今の彼女には僕の姿刃完全に消えてなくなり、見えているのはユッタの姿だからである。


「ああ、それで見学はしない方向でよろしいですか?」


「どっちでもいいですよ?」


「どっちですか・・・」


かくして僕は長きにわたる交渉を切り抜け見学をすることができた。あんなに僕につきっきりであった彼女はカロリーネ同様あくびをしながら学校長と僕のやり取りを見ていた。僕は一通りのドラグーンの説明を聞き、いよいよ近くで見ることになった。


「これが飛竜【ドレイク】」


「惚れ惚れする勇士ですね」


ワイバーンが前足がないのに比べ、ドレイクの図体はでかい。またそれを支えるべく前足が存在している。確かにこれならば人が乗ることが出来そうだ。見たところ全長6メートル高さ1.2メートル、固い魚のような鱗と爬虫類独特のエメラルドのような目、鋭い牙、あごには角がついておりこれも凶悪そうだ。


「これは不辿の山脈に生息するドレイクで火球を操るのはワイバーンと同じですがワイバーンは例の超ド級の古龍でもない限り背中に乗れるような面積はありません。ドレイクは非常に気性が荒く子供のころから育てなければ人間には懐きませんがアマーリア様の書かれた指南書で何とかやっています」


「ここにはどれぐらいいるの?」


「訓練生が使うのは比較的穏やかな性格のドレイクでおおよそ20匹ほど飼育しております、勿論、指南書通り故郷には常に帰らせ、笛によって呼び出せるように教育しております、ドラグーンに説明をしてもらいましょう」


そう言って呼び寄せたドラグーン、簡単に言えばパイロットにこの竜について聞いてみた。ドラグーンは比較的軽装で胸にしかよりを着けておらず、体中は防寒のために裏地には毛皮を塗ってあるコートを着用していた。


「何か不満な点は?」


「は!現在は教育課程故これと言ってわかりませんがしいて言えば横振りに非常にあおられやすく操るのが難しいところであります!さらに高度の面でも問題があります!想定する敵船の撃破を目標とするため、高高度からの強襲が有効だと考えられておるのですがそこまで行くと息が苦しくなり、風も冷たいので生存が危ういというところであります!」


「そりゃあ飛行機みたいに客室高度(旅客機には与圧と酸素濃度を観点から乗客を安全を確保するために客室高度という与圧で区切られた規格があるがパイロットや整備士でもない限りわからないと思うので知らなくてよい)は存在しないもんね」


「おっしゃる意味が分かりません!」


晴馬はふと笑ってしまった。自身の夢であった航空関係就職ののために勉強したことが皮肉にもここでは何の役にも立たないのかと痛感したからだ、まぁ、当たり前であるが。


「つまり急旋回やバレルロールのような曲技飛行は難しいのか、よし分かった。ではこれから実践してそれを体験しようではないか」


「ええ!本当でありますか!?失礼ながらとても難しいものでありまして・・・」


「「大丈夫ですよ!馬と同じような物でしょう?」」


恐らく全然違うとは思うが・・・。


「大丈夫だよ。だってマティネス出てるし」


「マティネスにはドラグーンの養成は存在していないとは思うのですが・・・それに何よりハルマさんのお連れの方が」


若干不安そうに学校長はカトリナの姿を見てみる。しかし学校長の予想に反して彼女はとても平常だった。


「ん?どうかなさいました?」


「先ほどと全然違う人のようだ・・・」


「事実(僕が)違うのですから当然といえば当然でしょう、飛行帽よし装備よしベルト良し、ではいってきます」


「「すごくワクワクします!出来ればその喜び私と分かち合いませんか晴馬?」」


「疲れる」


「ああ、ちょっと」


僕はまたがろうとドレイクの後ろに回るが、思いっきり尻尾ではたき落されてしまった。しかも鞭張りの尻尾は僕の装備を壊すには簡単なことである。衝撃で昏倒する脳と、倒れた体に初めて気づいたときには。あの大佐の声が聞こえた。


「胸の装甲がなければ即死だった・・・」


「ドレイクは非常に気性が荒いのです、そう簡単に乗りこなせませんよ」


学校長が注意するも人間の好奇心はそう簡単にはなくなりはしない。僕は再度挑戦しようとどう変えればいいのか考えていた。


「まずは乗ろうとする位置を変えればいいのか?ドラゴンの有視界でやればあるいは・・・」


「「ハルマ!私も乗りたいです!」」


「違うな、手綱を握ってから乗ることが一番早いか?」


「「乗りたい乗りたい乗りたい!晴馬は何でそんなに意地悪するんですか?!私が乗ったっていいじゃないですか?!聞いているんですか晴馬ー!」」


ああうるさいな、人が考えているんだからちょっと静かにしてくれ。まずは操縦姿勢を・・・。


「「うわーん!ハルマが私をいじめるー、こうなったらお姉さまに言いつけて絞首刑に・・・」」


「君がそれを言うと現実味が増すのでやめろ、わかった、わかったからどうせ感情の同化をすればいいんでしょ?でもこれそう簡単には乗りこなせないよ?」


晴馬は仕方なくゆったん提案を飲み、感情の同化によってユッタと同じ感情を持つ人間となった。さて、そうなると彼女の目には明らかにこの竜の乗り方がインプットされており、さも当たり前のようにドレイクをまたいで見せた。


「おー!やっぱりこうすればよかったんじゃないですか」


「ええ!ハルマ閣下はドラグーンの経験がおありなのでありますか?」


ドラグーンが不思議そうに晴馬に尋ねる。


「初めてです!でも馬とさほど変わりないしむしろ乗りやすいですよ?」


「そんなことは・・・」


しかしドラグーンの目からしてもドレイクはとても穏やかで安心した顔をしている。これは操縦をする晴馬もといユッタに対して安心している証拠である。


「よしよし、いい子ですね貴方は、さて、とりあえずひとっ飛びしますか、行け!はいやー!」


晴馬がそう言うとピクリと反応したドレイクの翼が羽ばたき始め、あと言う間に空に飛んでしまった。晴馬はどんどんとちいさくなって行き、ついには飛行を開始したのである。


「ハルマ閣下は本当に教育を受けていないんでありますか学校長?」


「うむ、確かそのはずだが・・・、さすがはアマーリア様の懐刀と呼ばれているだけはあって極限の文武両道を行く男だな」



飛行を終えたユッタはご満悦であった。僕は彼女が満足するまで飛行を続けさえ、学校長も訓練生のドラグーンもドン引きしながら僕たちをウーダンカークへ送ってくれた。ともあれユッタのおかげで僕はドレイクに乗ることが出来、また初めての遊覧飛行に強い興奮を覚えていた。その感情を噛みしめながら僕は自らの工場へと足を運んでいく。


「今回はいい依頼でよかった、もう少し考えて練ったものを連中に見せてやろう」


「「そ、そうですね、それより晴馬、後ろのカタリナをどうにかした方がよろしいのでは?」」


アマーリアは僕があえて言わなかったことを簡単に言ってくれる。カタリナは先ほどから明らかに僕と例の領主を間違えて見えてしまっているようでしかならない。見てくれあの熱い視線を、あの片目だけの彼女からは想像もできない強い眼差しが僕に振りかかっているさまを、何といえばいいのかわからないがあまり関わりたくない事だけは理解していただきたい。


「ねぇハルマ殿?手、繋いでもいいでしょうか?」


「い、いやぁ、遠慮しておくよ」


「そんなこと言わずに、ね?いいでしょ?」


「その言葉は手をつなぐ前に行ってくれるといいんだけどなぁ」


カタリナは否応なしに僕の手を握り、決して離そうとはしなかった。僕は本来であれば喜ばしいこと背はあるが、隣を歩くこの女がとんでもないイカレポンチであることは明白なので気が気ではない。しかもこちらが丸腰であるのに対し向うは帯刀、僕が烈火のパラディンであったとしても仮に彼女の手を燃やしてしまおう物であればお互いの手が癒着して彼女が余計喜びそうな気がしてならない。


「ああ、ハルマ殿と一緒にくっついてしまいたい」


気がしてならないどころか間違いなさそうだ。


「ハルマ殿一度街の視察を行いませんか?軍からの依頼の構想案はすでにできているようですし今の街の状況を知るのは十二分に価値のあることだと思うんです」


「それとこの握手の関係性は皆無と見た」


「デート、しましょ?」


「なぜここで本性を現すのか」


「でーと、しましょ?」


「アッハイ」


僕は工場へ向かうはずだったのだが予定を変更しデートをすることとなった。本来であればこのような眼帯軍人風美人と一緒に街を歩けるのは誉というものであるが実際は恐怖でしかない。だって彼女二回目のデート要求の時に露骨にサーベルに手が言っていたもの、これじゃあデートなんて代物だとは思えないぞ。


「とはいえまずはどこから見に行くんだいカタリナ?」


「まずはウーダンカークの街を一周し市民がどのような生活をしているのかを把握しましょう。それが終わったら店に入って・・・」


「ひとまずは散策ね、了解」


街並み、そういえば街の状態は良くなったのであろうか?少し見てみてもこれといった代り映えは見当たらないが若干待ちゆく人の職業が多様化しているようにも見える。


「領主様?どうかなされました?」


「僕は領主ではないんだけどなぁ、なんか周りの道行く人がどうも普通の人ではなくて、なんか学者風の人が道を往来している感じが・・・。」


「ああ、それなら簡単な話です、ここは赤霧の教会の影響力がない安全地帯ですので、教会に異端扱いされそうな研究や論文を持っている人がここにやってきている、または研究の脅威から逃れられると考えた人たちが集まってきているんです」


なるほど、そう言えばここには赤霧の教会は存在しないし国教でもないしなぁ。この世界の宗教ってそんなに影響力があるのかなぁ。確か、アマーリアの話だとこの世界では学問とかって誰かにとって都合の悪いものだと迫害に合うんだっけ。


「赤霧の教会は確かに大陸でもっとお進行されているけど、それが学問と何の関係があるの?」


「大ありですよ領主様、いいですか?赤霧の教会は絶大な権限があります。理由は大きく分けて二つあります。一つはこの大陸の言語統一を行えたのは赤霧の教会が最も信じられているから、これにより大陸は多くの国一つの言語を獲得しているのですよ、というのも赤霧の教会には神聖文字というものがありまして、多くのものが信じている宗教ゆえに共通語としても利用できるんですよ」


「ああ、だからマティネスで国際色豊かになっても全く話が通じるわけだ」


「その通りです、この影響は赤霧の教会が国境でないユーギリアを初めとする国家でも出ており、もはや神聖文字や言語を採用しない限り他国との交渉も難しいくらいなんですから」


「へえ、それでもう一つは?」


「領主様は治療団をご存知ですか?」


「ああ、ご存知どころかお世話になったこともあるよ」


「それなら話が速い、セージの町医者とは違い、治療団は高度な治癒魔法を行ことが出来る医者の集団ですが、これの大本は医療奉仕修道会という赤霧の教会が行っている物なんです。つまりあの組織は赤霧の教会によって運営されており逆にそれ以外の干渉は受けにくい。これは赤霧の教会を信じることがない地域や国には派遣されないということです」


「それってつまり」


「ええ、赤霧の教会は医療を牛耳ていると考えて間違いないでしょう。国家の軍医等を治療団に任せるような国家では依存度はかなり高いはずです。こういった理由が赤霧の教会を増長させる原因となっているのです」













わりりと短め、次回は濃いめ

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