伝える言葉
“君を見るたびに僕の心は掻き乱される。
君が僕を見るだけで僕は心臓が止まりそうになる。
君と話すだけで僕は死んでいいと思ってしまう。
君が居るだけで僕は、僕は――
きっと君は僕にとって何よりも大切な存在なんだ。”
「……気持ち悪いわね」
「あ、やっぱり? 僕も薄々はそうじゃないかと思ってたんだけど……ね」
だけどね、この気持ちは本当なんだよ。
僕が君を想う、この気持ちはね。
「そうね。あんたの気持ちはよく分かるけど、もう少しいい方法があるんじゃないの?」
「いい方法?」
こんな気持ちの伝え方もいいと思うんだけどな。
まぁ、不評に終わったけど。
「余計な言葉や行動はいらないの。単純に一言だけあなたの気持ちを込めればいいのよ」
「僕の気持ち……」
「そう。私はそれだけで嬉しいわ」
「あ、うん」
余計な小細工はいらないんだね。
だったら、素直にこの気持ちを伝えよう。
僕は君の事が――
「好きです」