第10話 事故
お待たせしました。かなり短いです。
最初は一つにしていたのですがタイトルが決まらなかったので分けての投稿となりました。
皆様こんばんは、まだ名前が無い者です。
いやぁ~、あの後どこかの海軍さん達の前に出たんですが、生まれて初めて女性から血走った目で見られ身の危険を感じました。貞操の意味で。
御影に初めて入った吸気口下の入り口から出ますと探照灯に照らされ目が眩みましてブランケットで顔を隠したんですよ。何とか目が慣れ周りの状況を見ますと、銃口をこちらに向けている海兵隊らしき女性の人達に入り口周りを囲まれていて思わず固まってしまいました。ですが頭に乗っていたキュピルが私の前に降りて威嚇し守ろうとしてくれたんです。大変うれしくそして一生懸命威嚇していて可愛かったです。
女性海兵さん達もキュピルがいることに最初は驚いていましたが、私の容姿も見たためか銃口を下ろし、この艦隊の旗艦に案内してくれたんです。しかしその途中で事故は起こりました。
突風が吹いたのです。海上ですからかなりの風が吹きました。
そして私は裸にブランケットを羽織ってポンチョのようにしている状態だったのです。ホーリー・モノポリーに追跡されていたのを知り、対処するために急いで準備をしていた為このような格好だったのです。
皆様もうお分かりですね?そうめくり上がりました。所謂スカート茶巾の様な状態になりました。もちろん裸なので私の生まれたままの姿を女性海兵さん達に見せてしまいました。
急に視界が見えなくなりパニック、ブランケットがめくれ上がったと理解し少し冷静に、しかし自分の裸、特に下半身を女性に見せてしまっている状態なのに気が付き羞恥心と焦燥感で再びパニックとなりブランケットを戻そうとしましたが、頭が混乱している状態かつこの手の大きさと力では突風によって巻き上がっているブランケットを元に戻そうとしても、あまりうまくいきませんでした。
突風は体感で五秒くらいでしょうか。突風が治まりブランケットが元の状態に戻った事で、何とか周りを見ることが出来ました。そして異変に気付いたのです。
女性海兵さん達の視線がある一点に集中していました。…私のアソコです。
女性海兵さん達のほとんどは凝視していましたが中には、鼻息を荒くしたり、鼻血を出したり、ビクンッビクンッと痙攣させながら倒れたりと様々な症状の人がいました。隣の人はしゃがんで見ています。
男の幼児の裸を見てそんな状態になる女性は当たり前ですがあちらの世界にはいませんでした。そこで私は改めて異世界に居ることを感じ、さらに地球の貞操観念でいたため女性に嫌われたり変な目で見られると焦りましたが、|異世界ではこの反応を見る限り一種のラッキースケベの様で大丈夫なようです。まぁいやらしい目で見られてはいますが。
この時の私はホモォに襲われた後という事もあり精神的におかしかったのでしょう。そんな状態の女性が可笑しく、何故か可愛らしく思え、つい微笑んでしまいました。
すると起きている女性海兵さん達のほとんどが倒れてしまいました。
何とか耐えていた二人の女性海兵さんに旗艦まで案内してもらいましたが、その間ずっとこちらを血走った目でチラチラと見ていて鼻息がとっても荒かったです。特に隣にいる先程しゃがんで見ていた人が怖いです。
そして今、何処にいるかと言うと。
「「ハァハァハァハァ」」
「…」
取調室の様な部屋に鼻息が荒い上官っぽい女性二人と一緒で、徐々にこちらに近づいてきます。大変怖いです。誰か助けてください。
かなり短かったと思います。申し訳ありません。
次は海兵隊員視点でお楽しみください。




