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葵と・・・

七話です。遅くなって申し訳ない。どんどん送れるので待っててください・・・

帰る途中にニュースを見ていたら、あるニュースに目が行った。

          「ドッペルゲンガー事件、また発生。これで11地域14人に」

という記事だ。内容はいつもと同じ感じだった。

澪ちゃんとは違うのかもしれないが、なにか引っかかる。

まあ、もうちょっと情報が出るのを待とう。

ほかのニュースはなんかあるかなーっと。

私的に目を引くものがあった。それは、まあ・・・。

言わなくてもいいよね?



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「ただいまーっと」


お父さんの家を追い出された?みたいな感じで帰ってきた俺は、何もすることもないのでさっさと家に帰ってて一人で飲むことにした。

家の戸を開けると、光がついていた。それもそうか、まだ時間はそんなに経ってなかったな。


「んーお風呂入って飲むか」

靴を脱いでそのままお風呂場に向かう。そろそろ仕事始まるし、澪ちゃんも中学校入るから・・・ん?そういえば制服とかでお金使うけどしょうがないな。


「ふーしっかり休んでのむぞー!」

といって脱衣所のドアを開いた。


「ふぇ…?」

「・・・・・・・」

俺、何も見てない。決して、なにも。

「アーオナカイタイナートイレイクカー」

ソウダヨーナニモミテナイヨー



トイレなう。いや、おなかいたいのはほんとだし!嘘じゃないし!



「フーオナカイタイノナオッター。サッソクオフロハイルカー」


開けてみるとそこにはめちゃくちゃ赤くなってる葵ちゃんがいました。ちゃんと服は着てるな・・・

ぷくーと頬を膨らませながら今にも怒り出しそうだ。


「あ、あの。葵さん・・・?おこってますよね?」

「しらないっ!先に言うことあるんじゃないの!?」

ふいっと後ろを向いて本当に怒っているようだ。まあ、自分が悪いんだけども。

「あのーすみません・・・まさかいるとは思わなくて・・・あれ?服新しいの買ったの?可愛いじゃん。葵がい観るの新鮮だな」


見た感じ新しいし、いつ買ったんだろう?珍しく、青以外だし(ピンクっぽい?)可愛いなぁ…


「あ、ありがと…ま、まだいうことあるんじゃない?」


こっちをちらっと見て、そういった。さっきより赤くなってて、可愛い。(さっきからこれしか言ってない)


「さっきはマジすみませんでしたぁぁぁ!いるとは思ってなくてね?」


「き、キス・・・してくれたら・・・許してあげる・・・かも」

えええええええええええ!?

今よくよく考えたら結構付き合ってからたつけどキスしたことない!?

確かにハグしたりはしたけどまだそこまでっていうか、遅いって言われそうなスピードだけど!

だって俺、まだファーストキスもまだだし!ピュアだよ!?

でもこれで葵と・・・


「じゃあ、葵・・・。こ、こっち向いてくれ・・・」

そういうと、葵がこっちを向いた。

俺は葵の方に手を置いて目を見る。


「い、行くよ…」

「う、うん…」


葵が目をつぶって…俺の唇と葵の唇が触れ・・・



「お父さんとお母さん何してるの!?わかるけどこんなところでしないで!?」

触れる寸前で

澪ちゃんがやってきた。

ノオオォォォォォォォォォォォォォォ!!!!


「み、澪ちゃん!恥ずかしいよぉぉぉぉ!」

葵が最初より赤くなって逃げて行った。

「お父さん・・・ごめんね?」


娘に謝られたんだけど!泣きたくなるわ!


「だ、大丈夫・・・それより、もう時間だし寝た方がいいんじゃない?」

「うん…眠いし寝るね・・・」


そう言って寝室にむかっていった。

こういう時は一人にしたほうがいいかな・・・

お風呂入ろう。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


さて、今日も振り返っていきましょう!


っていうテンションじゃないけども


今日はいろいろあった。本当に。

とりあえず、登録完了したのはよかったし、職員の人が理解してくれて本当に助かったなぁ。

飲み会はまたいこうか。あとでお父さんに電話しとこう。

この後飲むけどなー

で、あれだよなぁ…

どうしようかなぁ。謝ろう。うん。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「あ、あの。葵さん・・・?」

「うぅ・・・恥ずかしいよぉ・・・」


子供にキスしてるとこ見られるのそんなに恥ずかしいか?・・・恥ずかしいわ。

でも…もういないし・・・!


「葵、こっち向け」

「ふえっ・・・?」


葵がこちらを向いた瞬間葵の顎に手をかけ、葵の唇を奪った。

した瞬間に葵は驚いた顔をしていたが、やがて受け入れてくれた。

葵の唇は少し震えていて、とてもやわらかかった。


触れただけなのに、なんだこの感覚は。体に電気が走ったような感覚がした。


「ゆうくん・・・大好きだよ・・・」

「ああ、俺もだ。葵は他の誰にもやらない」


そのあと、葵を抱きしめ、もう一度キスをした。二人の愛を確かめ、満足するまで。



葵は誰にも渡さない。絶対に守るという決意をした。プロポーズは、次のデートでしようかと思う。

俺の親が来るまであと少し、なんの話をするのだろう。

そういえば弟は元気にしているだろうか。最近はあっていないしなぁ…。









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