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浅井長政くんと遠藤直経くん
その日、江北の大名、浅井長政くんは悩んでいた。めちゃんこ悩んでいた。
そう、今日は、織田信長くんの妹、おいっちゃんとの(お市の方)との結婚式なのだ。だけど長政くんには夜の経験がないのだ。
だから、自分の傅役の直ちゃんこと、遠藤直経に相談した。
「え?だって、あんた、前に結婚してたでしょ」
「ウ~ン、そうなんだけどさ、あの子、幼かったし、他に好きな人いるっぽかったし…そんな子に手をつけるの可哀想じゃん」
「はあ~、なんで、そんなこと、結婚式、間際になっていうんですか?今さら局処の女で練習するわけにはいかないし…」
「どうしよう」
「仕方ありませんな。これ、見せてあげますから、大急ぎで勉強してください」
「え?何?これ…すご…直ちゃん…こんなの持ってたの」
「あげませんよ。貸すだけなんですからやね」
直ちゃんがだしたもの…それは…何枚かの春画でした。
果たして、長政くんは無事に初夜を終えられるのか…
つづくかもしれない…
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