義輝くんと景虎くん(足利義輝と上杉謙信)この頃謙信は長尾景虎です②
その頃、卜全先生はある船の上で、町人と武士のケンカの仲裁に入ってました。
「この船の上では皆の迷惑になる。あの島で決着をつけよう。船頭さん、悪いがあの島につけてくれるかな」
相手の武士も言いました。
「望むところだ」
船頭さんが島につけてくれて、武士が島におりると、卜全先生、島にはおりず船頭に言いました。
「船を出してくれるかな」
かくして、相手の武士を島においてぼけぼりにした卜全先生、船の他の客からかっさいをあび、こうのたまいました。
「これぞ無手勝流」
そんなことがあって卜全先生は家に帰ったのですが、そこに待ち受けていたのはよっちゃんと景ちゃん(足利義輝と長尾景虎)でした。
「あっ、おかえり」
二人は卜全先生の留守に上がり込み、勝手にごはんを食べて、お酒を飲んでました。
つづく
花に一夜の宿はなくともー浅井長政伝
いつも私の拙い小説を読んでくださりありがとうございます。『ある薬師の一生』ある薬師の一生が100話を超えました。
また、戦国時代 敗者の言い分も完結しました。
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