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こまかい詩集2

詩 ころころころがす

作者: 仲仁へび



「使えなくなったパーツを捨てようか」


「もう何度も同じことをしている気がする」


「でも、他に命令ないからな」


 ころころころがす


 坂道からころがしていく


 なんでもころがす


 落下させるよりころがす


 ころころころがす


 いつもころがす


 毎日ころがす


 どんな時でも


 どんな天気でも


 ころころころがす


 地道にころがす


 積み重ねるように


 紡いでいくように


 繰り返すように


 ころころころがす


「捨てられたパーツをリサイクルしようか」


「再利用は大事だもんな」


「でも、いつまで続ければいいんだろう」



「ストーリー」


 人のいなくなった世界。


 ロボットたちだけの世界。


 でも、誰かのために働いているわけでもない。



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