最終話 モノローグの無い世界へようこそ
~現実世界~
落ち行く戦艦貿易都市と
落ち行く空中バイクと共に
ブラックホールと呼ぶべき暗黒は次第に消え去っていく
ノア
「モノローグが無くなっていく…」
六餓鬼
「世界が一つになる」
エース
「世界は平面上の世界だった
しかしモノローグの無い世界になった
その時、世界は丸い世界と化した」
そして血海は青い海へと変わりだす
そして上空は宇宙へと変わりだす 惑星へと変わりだす
そして世界は青空へと変貌を遂げる
モノローグの無い世界へようこそ
ここはデストピア 死者区域である
そして同時に世界という事になるだろう
~戦艦貿易都市ノアトルギア~
≪そもそもこの戦艦は何故貿易都市となったのだ?
それはな、最初この戦艦に搭乗したのがたった一人だったのだ
そしてその一人はギアに挑んでいった
その戦場跡こそが地上の荒れ果てた荒野だったのだ
では、そのたった一人の挑戦者を殺すためにこの戦艦を乗っ取ったのか?
いや、その逆だ
人々は気付いたのだ やがて来る災厄の未来を
その災厄の未来を挑戦者が作り上げ見せていたのだ
その災厄を回避する為にも、ギアと戦う事を人々は選んだのだ
そして今に至るのだ≫
≪よくある話だ
最初期は、世界の悪の根源である根元を殺す事を夢見た
しかしその悪の根本は強力だった
だから互いを協力し合った
するとその中で貿易都市が生まれた
それからその英雄概念は一変
悪の根本が生存する事を望むようになった
それこそがノアの箱舟の正体だ≫
≪たった一人の悪を断つ為
世界中が協力し合ったその時
それは、たった一人の悪の生存を願う為の貿易都市の箱舟となるのだ
そのノアの箱舟こそがこの戦艦貿易都市ノアトルギアの正体だ≫




