落ち葉を受け
そこら中に落ち葉が散らばった。
見るからに、無造作な庭になった。
きっと、これを良しとする人は、
いくらでもいる。
掃き清められた庭に、
何の良さも感じない人には、
掃くことは、無意味になった。
ぼくが、笑えなくなり、
今日や明日のことに、
どっちつかずになったのは、
庭を掃くことが、無意味に
なってゆくからだった。
ぼくは、どっち。
どっちを向くんだよ。
掃き清められた庭にも、
落ち葉が吹き溜まる庭にも、
美しい心情があものと、
思ってみようとした。
どれくらい、時を重ねたか。
感じるままに生きるなら、
庭は、人に掃き清められて、
落ち葉を受け取るものだと知った。
そして、そのようなことを知るのが、
ぼくの役割になった。




